ネタバレ注意!
3巻:賢者の孫 3巻のネタバレ・荒筋(魔人軍団の襲撃!)
1巻:賢者の孫 1巻のネタバレ/荒筋 (規格外のチート主人公!)
2巻 感想:『賢者の孫』2巻の感想(シシリーとシンの進展が早い!)
<新たな英雄シン=ウォルフォード!>
先の魔人討伐の功績が認められ、シンは国王(ディスおじさん)から勲章を授与されました!
授与式の後のパーティーでは、シンを狙う貴族女性に囲まれて大変でした。(シシリーのライバルが増えることに……)
次の日、シシリーとマリアを迎えに行き、家の扉を開けると……。
「おお、シン様が出てきたぞ!」
「キャア! シン様ー!」
「あれが新しい英雄様か!」
「なるほど、いい面構えしてるな」
「シン様―! こっち向いてー!」
シンの出待ちをしている人たちでいっぱいでした。(結局学校へは『ゲート』の魔法で行った)
<戦争の前兆?>
シンは自分の新しい武器の案をマークの実家の工房に相談しに行きました。
今後また魔人が出現するような事態になった場合、対抗できる人物はシンしかいません。王子のオーグは、シンの武器の費用は王家で負担すると言ってくれたので、お小遣いが心もとないシンも理想の武器を発注することができたのでした。
(マークの家にいたオリビア。二人は付き合ってる……?)
またこの時、アールスハイド(シンのいる国)の隣国であるブルースフィア帝国が兵を集めているという情報があり、戦争を仕掛けてきそうな様子がありました。
これに備え、オーグ王子はシンの武器のアイディアを取り入れた、刃の着脱が手軽にできる剣を発注。この件は兵士たちにも好評でした。
兵士たちの会話:
「よう、新しい剣はためしてみたか?」
「装飾は一切なし、切れなくなったら交換の、実用性重視の武器か……」
「戦場で剣身を交換できるのは、確かに有効だけどな。こういうのを支給されると……」
「……いよいよ戦争が始まるって実感しちまうな……」
またいつ魔人が出るか知れない状況、更に戦争が近そうだということもあって、シンはクラスメイトの皆を強くすることにしました。
まずは魔力の制御の大切さを教え、更に皆に『魔力障壁』『物理障壁』などの強力な防御魔法を付与した装飾品などもプレゼント。
クラスメイト達は早くも成長の実感を掴んでいました。
<戦争!>
ブルースフィア帝国軍は、真向から攻めてきました!国境で待ち構えていたアールスハイド王国軍は応戦し、見事な統制で圧倒的な勝利を収めました。
両国の軍はどちらも約八万人でしたが、帝国軍はその数を2万にまで減らした挙句、帝国内に大量の魔物と魔人(!)が出現したという連絡が入り撤退していきました。
どうやら帝国が戦争を仕掛けるよう、皇帝が魔人にそそのかされていたようです。『魔人が出たらしい』という報告を受けて、王国軍も帝国の様子を見に行きました。
王国が様子を見に行くと、帝国の軍は既に全滅。しかもそこには何十人もの魔人がいました!(過去に出現した魔人は3人だけ。とんでもない異常事態)その中には、シンに討伐されたと思われていたシュトロームの姿も。
隣国であるブルースフィア帝国は、魔人たちに支配されてしまいました。
<究極魔法研究会と騎士学院の合同訓練>
帝国が魔人たちに支配され、王国内の緊張も高まります。
学生のうちからでも騎士と魔法使いが連携をとれるよう、騎士養成士官学院との合同訓練が行われることになりました!学校首席のシンももちろんこの合同訓練に参加。
しかし、クラスメイトの話を聞くと、魔法使いと騎士たちは仲が悪いようです……。
騎士学院の生徒は魔法学院の生徒を『モヤシ』とバカにし、魔法学院の生徒は騎士学院の生徒を『脳筋』とバカにし合っているようです。
騎士学院の生徒たちと合同訓練が始まりました!
シンが直々に鍛えた究極魔法研究会の面々は実力を発揮。皆の実力は既に相当なものになっていたのでした。
訓練後には、ジーク兄さんから「……正直、現役の魔法師団の実力上位者と変わらない……というか上回ってる印象すらある。シン、お前何した?」と聞かれる始末。シンが魔法を教えた『究極魔法研究会』の皆は過剰に成長していました!
現代の魔法はイメージ力と詠唱を重視していますが、シンやマーリン、そして研究会の皆は魔力量を増やすことが肝心だと知っています。この認識の差が実力に出たのでした。
ちなみにここでの『魔力量』とは、自分の周りにある魔力を集め、制御できる量のこと。人間には魔力を貯めておける器官はなく、この世界の魔法使いは体外の魔力を利用しています。
(尚、訓練中ずっとシンとシシリーがイチャイチャしていて、騎士の生徒たちはとてもうらやましそうにしていた)
<シシリーの領地で合宿!>
騎士学院の生徒達との合同合宿が終わり、魔法学院の長期休暇を利用して、シンたちは合宿に行くことにしました。皆の更なるパワーアップを目指します。
場所はシシリーの家であるクロード家が所有する領地。合宿場へ行く道中で中型の魔物5体が現れましたが、リンがあっさりと風の刃で瞬殺!
他の皆も同様に成長している様子で、保護者としてついて来てるメリダとマーリンも呆れてしまいました。
メリダ:「他所様の家の子を、こんなに魔改造しちまって……アタシャなんて言えばいいんだい」
シシリーの家が所有する屋敷につくと、皆で広いお風呂を堪能しました。(女性陣のお風呂シーン)
<新たな爆発魔法を習得>
可燃性のガスを圧縮するイメージと、爆発に指向性を持たせることでシンは新たな爆発魔法を習得。試し打ちで目の前の風景をごっそり消し去ってしまいました!
<エリーとメイ!>
オーグが魔人の情報などを確認するために王城へ戻ると、二人の女の子がオーグに詰め寄り怒り出しました。
一人はオーグの妹、メイ=フォン=アールスハイド。
もう一人はオーグの婚約者、エリザベート=フォン=コーラル。(通称エリー)
エリーはオーグの浮気疑惑で、メイはメリダばあちゃんの大ファンなのに彼女に合わせてくれないことで怒っています。
最終的に、魔法の訓練の邪魔をしないという条件でエリーとメイも合宿場に来てしまいました。
<シシリーがシンの彼女に!>
今までもイチャイチャしていた二人ですが、遂にシンの方から告白。二人は付き合うことになりました!(その後、盛大に皆からお祝いされた)
<『賢者の孫』2巻の荒筋・ネタバレ>
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