ネタバレ注意!
1巻 感想:賢者の孫 1巻[常識破りな新入生]の感想・紹介(チート主人公!)
2巻ネタバレ:賢者の孫 2巻のネタバレ・あらすじ (皆のパワーアップが凄まじい!)
<魔法の世界に転生!>
主人公は日本に住む社会人でした。
彼はその日、ずっとパソコンに張り付いて残業。その帰り道、星空を見上げながら歩いていると
「おい! 危ない逃げろ!」という声が聞こえました。
そして主人公は気が付くと、怪我をした赤ん坊になって泣いていました。
赤ん坊(主人公)とその両親が乗っていた馬車はメチャクチャに壊され、遺体があちこちに散らばっています。
「なんと惨いことを……」
それを発見した偉大な賢者・マーリン=ウォルフォードが泣いている赤ん坊を発見。恐らく魔物に荒らされたのであろう現場からは、その子の身元が分かるような物が見つからず、マーリンはその子を家に持ち帰り育てることにしたのでした。
<赤ん坊の急成長!>
魔法の世界に転生した主人公!
賢者マーリンはこの赤ん坊を『孫』として育て、『シン』という名前を付けました。
(主人公は『シン=ウォルフォード』という名前になった)
シンはマーリンが教える魔法を異常なスピードで習得。
更にしばしば家にやってくるメリダ=ボーウェンというお婆さんから魔道具作りを教えて貰い、これも習得。
更にはミッシェル=コーリングさんという男からは武術の訓練も受け、近接格闘もお手の物。
やがてシンは成長し、15歳になりました。(こちらの世界では15歳で成人し、独り立ちします)
15歳の誕生日。
マーリンはもちろん、メリダ婆ちゃん、ミッシェルおじさん、ディスおじさん、クリスねーちゃん、ジークにーちゃんなど、シンの知り合いたちが集まって誕生日を祝ってもらいました。
しかしひょんなことから、シンに世間一般の常識が全く身についていないことが発覚。
メリダ:「マーリン……アンタ……」
ミッシェル:「マーリン殿、これは……」
マーリン:「あ、常識教えるの忘れとった」
「「「「「「何ぃ――――――!!!」」」」」」」
これでは成人して町へ出ても、どうやって生きていけば良いのか、どんな職業があるのかも分かりません。
しかも現在のシンは一人で国家の脅威となるような、尋常でない戦闘力を持っていたのでした!(魔法を鍛え過ぎた)
結局、ディスおじさんの提案で、高等魔法学院に入学するという話になりました。
――そしてこの時、自分を育ててくれた人たちがかなりの重鎮だったことを知らされます。
人間が魔力の制御を失うと『魔人』という存在になり、多大な力を振りかざして暴走する大変危険な存在となってしまいます。
マーリンはそんな魔人から国を救った『賢者』!
メリダばあちゃんはマーリンの元妻で、『導師』と呼ばれ崇められていました。
ミッシェル(シンに武術を教えた)は前騎士団総長!
家によく遊びに来るディスおじさん、クリスねーちゃん、ジークにーちゃんの3人は、なんとアールスハイド王国の『国王』と、その護衛でした。
<森の外へ!>
ずっと森の中で育てられてきたシンですが、学院に入学するために王都へ引っ越してきました!
ついて来たマーリンとメリダも一緒の家に住むことにしました。(シンが気を使って、元夫婦のヨリを戻そうとしてる様子)
実際に王都にある家に行くと、そこは大きな屋敷でたくさんの使用人たちが出迎えてくれました!
どうやらディスおじさん(国王ディセウム=フォン=アールスハイド)が人員を回してくれたようです。
その後、女の子二人がチンピラ風の魔物ハンターに言い寄られているのを助け、二人と知り合いになりました。
女の子たちはそれぞれ『マリア』『シシリー』という名前で、どうやらシシリーは助けてくれたシンに一目惚れしてしまった様子……。
<学院生活>
シンは目立たないよう手加減して入学試験を受けましたが、圧倒的な実力を見せつけ首席で合格!
入学者100人のうち、上位10人しか入れない「Sクラス」入りました。
Sクラスのクラスメイトには、以前会ったシシリーやマリア、そしてこの国の王子であるオーグなどがいました。
(シシリー、マリアも無事に入学。しかもかなりの成績上位者だった)
シンの学園生活が始まりました。
シシリーはカートという男子からストーカー的に言い寄られていて困っていました。しかもカートは上位の貴族のため、シシリーは強く出れません。カートは『シシリーは自分の婚約者である』と、虚偽の事実を言いふらしていて、シシリーはとても迷惑していました。
シンはシシリーを守るため彼女を自分の家に呼び、彼女の制服に強力な魔法を付与してあげました!(『絶対魔法防御』『物理衝撃完全吸収』『防汚』『自動治癒』)
他のクラスメイトもシンの家に来ていて、シシリーの制服に魔法が付与されていく様子を見ていましたが、それは普通の魔法使いの常識ではありえない非現実的な光景。クラスメイトたちはドン引き。
シシリーの制服が魔法も物理攻撃も完全無効化されると聞いて更にドン引き。もはや彼女の制服は国宝級の宝具と化していました。これでストーカー(カート)に襲われても安心です。
……この魔法学院の中では貴族も平民も平等。(これは王族が定めたルール)
自分の高い身分を盾にシシリーにせまるカートを、彼の父親は叱りつけます。カートは自宅謹慎で学院を休むこととなってしまいました。
<カートが魔人に!>
謹慎中であるはずのカートが学院にやってきて、魔人に変貌!シンたちを襲い始めました!
(動物たちの魔力が暴走すると魔物になります。人間が魔物になったものは『魔人』と呼ばれ、過去に1人しか現れていません)
魔神となったカートの魔力量は凄まじく、シンは止むおえず彼の首を切断。カートは死亡して事件は解決しました。
しかし、魔人は正気を失っているはずなのに、暴れるカートはシンの名前を叫んでいたり、魔人にしては弱かったり、カートの性格も昔とは変わっていたという話も浮上。
そもそも、過去に一度だけ現れた魔人も、もとは長年鍛錬し魔法の高みを目指した高位の魔法使いが、超高難易度の魔法に失敗して魔人化したそうです。
カートが魔人化したのは不自然!
シシリーのストーカーをするようになったカートは、既に誰かの手によって『人間を魔人化する』魔法の実験に使われていた疑惑が出てきたのでした。
(魔神化したカート!)
<究極魔法研究会!>
シンは、『究極魔法研究会』を立ち上げました!(こうでもしないとシンへの研究会勧誘が煩かったので)メンバーはSクラスの皆とAクラスの二人(オリビアとマーク)。
究極魔法研究会に入ったAクラスの二人は、オリビアが『石窯亭』という有名飲食店(おいしい)の娘。マークは『ビーン工房』という有名鍛冶屋の息子でした。
オリビアとマークは幼馴染みで仲良しなようです。
特に研究会でやることは決まっていませんでしたが、シンが工学迷彩で姿を消す魔法などを見せると、皆は魔法のレベルの違いにドン引き。シンの使う魔法は、皆には理解不能でした。
<またしても魔人登場!>
魔人化したカートの家庭教師をしていた、シュトローム先生という人物が連行されました。
『魔神化した人間がカートだ』ということは、すぐに箝口令を敷かれて世間には広まらなかったのですが、このシュトロームは『魔人化したのがカート』だと知っていたため、今回の魔人事件の関係者だと発覚してしまいました。
そしてなんとシュトロームも魔神化!通常魔人や魔物は理性を持たず暴走する存在ですが、シュトロームは完全に正気のまま魔人と化していました。
シュトロームが振るう大規模の魔法に、その場にいた軍人や警備隊は全く歯が立ちません。
シュトロームが暴れているところにシンが登場。
シンが使う『バイブレーションソード』という武器の試作品を作ってもらうため、マークの鍛冶屋にお邪魔しようとしていたところで逃走するシュトロームを発見。
シンは大規模な光線魔法でシュトロームを倒しました!
(事件解決!)
<シシリーとシンは両想い?>
シシリーはシンのことを好きなようですが、彼女自身それを自覚できていない様子。
メリダばあちゃんはシシリーの恋を応援するアドバイザーとなりました。(シシリーの恋路に強い味方ができた!)
『賢者の孫』[常識破りの新入生]のネタバレ・あらすじ