ラノベぐらし！

『賢者の孫』2巻(破天荒な新英雄)の感想・紹介。
究極魔法研究会が凄いことに！


賢者の孫 ２巻　/　吉岡 剛
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★
お気に入り★★★★★
3巻 感想：賢者の孫 3巻の感想(シュトロームの過去に同情……)
1巻 感想：賢者の孫 1巻[常識破りな新入生]の感想・紹介(チート主人公！)
2巻ネタバレ：賢者の孫 2巻のネタバレ・あらすじ (皆のパワーアップが凄まじい！)


カートとシュトローム、二人の魔人を撃退し、シンはアールスハイド王から勲章をもらいました！

有名人となったシンの通学を出待ちする大量の人々、隣国ブルースフィア帝国との戦争、再び現れた『魔人』、『究極魔法研究会』の本格的な活動開始……。
シンのいる環境は慌ただしく変化していくのでした。

魔物の増加や魔人事件、隣国(ブルースフィア帝国)の臨戦態勢など、アールスハイドの国は緊張状態が続く一方、シンたちは楽しく学院生活を満喫。

シンの友達は皆成績上位者だけあって喜んで魔法の特訓に付き合ってくれます。
やがてマリアは燃え盛る火炎を、シシリーは氷の刃を、リンは無数の風の刃を操るように。皆が凄まじい速度で成長していきます！(でも今回は戦闘シーンはあんまり無い)
シシリーとシンの関係も進展！


(オリビアとマークの仲も気になる……)


展開が早い！
1巻→過去に一度しか出現しなかった『魔人』が、2体続けて出現！シンが2体とも倒して英雄に！
2巻→『魔人』の大群が登場！

他にもシンとシシリーの仲が猛接近したり、『究極魔法研究会』の皆が国内でもトップクラスの実力にまで成長してしまったり……。
まだ2巻なのにメチャクチャ環境が変わっていきます！でも読んでいて急いでいる感じは無く、『凄くスムーズにテンポよく話が進んでいる』という感じ。読みやすいですし面白いです。常識の通用しない感じがいかにもライトノベルっぽくて好きです。

今回は戦いらしい戦いのシーンがちょっとしかなく、和やかなムードでした。皆で魔法の訓練をして、着々と実力を付けています！
『究極魔法研究会』の成長が凄い。シン一強のお話かと思っていたんですが、シンの仲間はシンが自分で育成するんですね……。
研究会の皆がシンと肩を並べて戦える日も、近いのかもしれません。

今は魔人たちが息を潜めていますが、いつ彼らが行動に出るか分かりません。3巻は魔人との戦いになるかも？研究会の皆の成長も気になるので、次はバトルシーンに期待したいです！