元・帝国貴族だったシュトロームの過去に涙。
賢者の孫 3巻 / 吉岡 剛
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★(女性キャラ多数だが、主人公に彼女あり)
お気に入り★★★★
3巻ネタバレ:賢者の孫 3巻のネタバレ・荒筋(魔人軍団の襲撃!)
4巻 感想:賢者の孫 4巻の感想(色んな国で事件を起こす!)
2巻 感想:『賢者の孫』2巻の感想(シシリーとシンの進展が早い!)
<紹介>
シシリーの家、クロード家の領地で、究極魔法研究会は夏合宿!
王子だったオーグは正式に王太子になり、シンとシシリーとの関係は更に進展。
魔人軍団の脅威に立ち向かうため、皆がそれぞれ腕を磨き戦闘力を増強!新たに開発された魔道具で情報網も整備!魔人たちへ向けて万全の態勢を築いていくのでした。
そして遂に、魔人たちは『スイード王国』という国を襲撃してきました!究極魔法研究会が魔人たちに立ち向かいます。
(シン、シシリー、オーグ!)
<感想>
少しシリアスな内容が入ってきました!
ギャグ要素はちゃんと残ってて、激戦の中でも気の抜けるような会話ややり取りが交わされます。張りつめた感じの無いユルい雰囲気。
でもシュトロームの過去の話などはちょっと真面目でした。正直、このシリーズは完全にギャグとかラブコメとかメインだと思っていたんですが、ここへ来てガッツリとストーリー性が出てきたように思います。
(この作者さんはいきあたりばったりでテキトーにお話を書く人なのかと思ってましたが、帝国の事情とかシュトロームの過去とか、しっかり設定あったんですね……)
今のシンの姿と、昔のマーリンの姿が重なって見えるような描写も良かったです。マーリンに育てられただけあって、シンも似たようなことになってしまうんですねー……(しみじみ)
シン以外の皆も異様に強くなってきました!今は『チート主人公』ではなく『チート集団』のお話みたいになってます!シシリーもオーグも、みんなシンに魔改造されてしまった……。(汗)
もう既に魔人たちの集団を撃退できるだけの力を付けてしまったので、これからのお話がどうなっていくのかちょっと心配です。(これ以上シン達が強くなる必要がなさそう)まあギャグメインの、魔法使いたちの日常話になっても面白そうですが。
ちょっと予想できないので、どうなっていくのか楽しみです!
『賢者の孫』3巻の感想・紹介
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