リィエルのピンチ!
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 13巻 / 羊太郎
おすすめ度★★★★★
ハーレム度★★★
お気に入り★★★★★
14巻:ロクでなし魔術講師と禁忌教典 14巻(新章・魔術祭典編がスタート!)
12巻:ロクでなし魔術講師と禁忌教典 12巻の感想(セリカの正体は一体……?)
<紹介>
学院の後期課程が始まった途端、リィエルが倒れてしまいました!
リィエルの病名は『エーテル乖離症』。これは霊魂に罹患する病気で、肉体と霊魂の結合が緩んでいってしまいます。
普通であれば治療法が確立されているので治る病気なのですが、リィエルは『Project:Revive Life』で生み出された特殊な人間であるせいで、その魂の形が解析できません!(治療不可)
そんな折、特務分室の新しい室長サイラス=シュマッハが現れ、動けないリィエルを連れて行ってしまいます。
サイラスが持つリィエルに関する資料を使えば彼女は助かることが判明!
リィエルを助けるため、グレンはサイラスの要求を聞くことに。その内容は、アルベルトが女王陛下の暗殺未遂をした(!)ので、討伐に参加しろというものでした。
(エーテル乖離症のリィエル!)
<感想>
グレンとアルベルトの戦いが最高!
初めのうちはリィエルが病気で倒れたり、アルベルトが仲間を殺して女王暗殺未遂を犯したり。なんだか暗い話になりそうな雰囲気でしたが、グレンとアルベルトの戦いのシーンが激アツでした!
アルベルトもグレンもかっこよすぎる。特にアルベルトの心の気高さに感動。今までそうでもなかったんですが、この13巻でアルベルトのことが好きになりました。
ストーリーの方も結構秀逸だったんじゃないでしょうか?
終盤でタネ明かしをされるシーンまで全く推測できない仕掛けもありました。(まさか彼女が敵側だったとは)
今までで一番良かったかも。
イヴなどの味方が増え、その反面『天の智慧研究会』などの敵は減っていき、なんだかクライマックスに近付いてきている予感がします。
ルミアの力やリィエルやらセリカの正体など、まだ分からないことは色々残ってるので明かされていくのが楽しみです。
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 13巻 感想・紹介
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