チート主人公物も、ここまでいくと清々しいかも?
賢者の孫 1巻 / 吉岡 剛
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★★
お気に入り★★★★
2巻 感想:『賢者の孫』2巻の感想(シシリーとシンの進展が早い!)
1巻ネタバレ:賢者の孫 1巻のネタバレ/荒筋 (規格外のチート主人公!)
<紹介>
主人公はもともと、日本の会社で働く成人男性でした。
しかし彼は事故で死亡!魔法の存在する異世界に、赤ん坊の姿で転生しました!
魔法の世界に転生した赤ん坊(主人公)は、隠居している賢者マーリンに拾われ、『シン・ウォルフォード』という名前になり、魔法の英才教育を受けながら順調に成長していきました。
そして月日が経ち、シン・ウォルフォード(主人公)は15歳の誕生日。
シンを『孫』として育てていた賢者マーリンは、自身の重大なミスに気が付きます。
マーリン:「あ、常識教えるの忘れとった」
シンは森の中で育てられたせいで、この世界の常識というものを知らないまま成人してしまいました!(15歳で成人)
賢者の英才教育によってシンが身に付けた魔法は常識外れに強大で、国家間の勢力を狂わすほどの戦力となってしまいます。
この世界では15歳で独り立ちしますが、こんな無知で強すぎる子を世間に出すのはあまりに不安。
こうしてシンは『アールスハイド高等魔法学院』に入学し、常識を身につけることになりましたが、あまりにも規格外な魔法を操る彼は学院でも特別な存在となるのでした。
(シンと魔人の戦い!)
<感想>
ザ・チート主人公!
戦闘シーンはもちろん、シンが魔法を使うシーンは爽快感があります。周りの人達の驚きあきれる様子、圧倒的な破壊力、その世界の常識では考えられない現象!読んでいてとてもスカッとします。
でも内容は意外とギャグ寄りではなくて、クラスメイトのストーカー問題や、人体実験、暴走する魔人など、シリアスめな内容が多かったです。
まだ1巻なので主人公の圧倒的な力で全てがねじ伏せられていますが、『主人公がヤバそうな事件に巻き込まれていく』雰囲気がプンプンします。
既に主人公が最強で、現状相手になるような敵がいないのに、更なる主人公の成長を描いていこうという流れみたいです。
これは珍しい方針のお話なんじゃないでしょうか?
魔法学院の先生たちも、その実力はシンには遠く及びません。シンだけがひたすら強くなっていき、シンが一人で国を守るような話になっていくんでしょうか?
それともシンと釣り合うような実力者が現れ、一緒に戦える仲間ができるんでしょうか?1巻は学院生活が始まる前の部分も多かったので、これからが本番という感じ。
今のところは読んでいて面白いですが、今後はどうなのかちょっと不安な作品かもです。(2巻以降も読んでいきます!)
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