ルミアの能力が覚醒!
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 10巻 / 羊太郎
おすすめ度★★★
ハーレム度★★★★
お気に入り★★★
11巻 感想:ロクでなし魔術講師と禁忌教典 12巻の感想(グレンが学校を守る!)
9巻 感想:ロクでなし魔術講師と禁忌教典 9巻の感想 ルミアが誘拐された!
<紹介>
魔神《鉄騎剛将》アセロ=イエロが現世に復活!フェジテ崩壊の術式[メギドの火]の発動を防ぐため、宮廷魔導師団と学院の総力を以って立ち向かいます!
勝機の見えない苦しい戦いが続くかと思いきや、戦いは一時休戦に。アセロ=イエロとの二度目の戦いに万全を期すため、グレンは自分の過去と向き合い、封印していたかつての切り札を使用することに決めたのでした。
覚悟を固めたルミアの覚醒にも注目!
(皆で話し合い中……)
<感想>
シリーズ最大レベルの大事件でした!いままでで一番ハラハラしたかも。
今回の敵、《鉄騎剛将》アセロ=イエロは、どんな攻撃も効かない無敵の盾《力天使の盾》と、使用者次第でいくらでも強くなる、聖剣シリーズの中でも最高傑作の業物《聖槍ロキタリア》を持っています。それだけでも勝てる相手とは思えませんでした。
それなのにアセロ=イエロがその二つの武器をあっさりと握り潰した時……(以下、本文の会話)
グレン:「……バカか、てめぇ」(無敵の盾と聖槍を握りつぶしたのを見て)
アセロ=イエロ:『ふっ、愚かなことを言う』
『自分自身より弱い武器と防具を使うことに、何の意味がある?』
……ドラゴンボール超(スーパー)のジレン戦がかわいく思えるほどの戦闘力インフレです。もはやアホらしくなります。アセロ=イエロのこの発言が出てきた時はもう、このシリーズが心配になりました。
学院の先生や宮廷魔導師団たちが総がかりで全く勝ち目が見えない敵が、更に大幅すぎるパワーアップ!これは完全にやりすぎかと……(汗)
そんな敵に勝つために、今回グレンが自分の過去に立ち向かい、『イヴ=カイズルの玉薬』という奥の手を持ち出しました。そしてルミアも自分の気持ちに正直になる覚悟を固めました。
システィーナはもちろん魔術師としての実力をつけていて、皆が揃って急成長しているのが印象的。
それに引き替えリィエルがあまり成長が無いのが気になります。彼女だけ置いてけぼり感が……。
かなりの難敵でしたが、とにかく事件が終わって一安心。
次はもうちょっと気軽なお話を読みたいです!ロクアカはキャラの個性がとても豊かで、会話シーンや皆でゲームしてるときも面白いです。9、10巻と戦いがかなりきつくて重かったので、次回くらいグレン達を休ませてあげて欲しいです。
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』10巻の感想・紹介
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