セリカと旅行!雪国へ!
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 12巻 / 羊太郎
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★★
お気に入り★★★★
13巻 感想:ロクでなし魔術講師と禁忌教典 13巻(リィエルのピンチよりアルベルトの方が心配!)
11巻 感想:ロクでなし魔術講師と禁忌教典 11巻の感想(グレンが学校を守る!)
<紹介>
アルザーノ魔術学院は2学期制。前学期休みが始まりました!
前回グレンは裏学院にて、『アリシア三世の手記』(二十四冊目。未発見だった)を手に入れています。これを解読するためにも、長期休みは家でゆっくりしようとしていました。
しかしルミア達、そしてセリカがグレンを連れ出します!行先は極寒の地スノリア地方。学院から離れれば何も起きないかと思いきや、やはり今回もグレン達は事件に巻き込まれてしまうのでした。
(セリカに雪だるまにされる3人……)
<感想>
まず、少し作者さんの後書きから抜粋。
―――――
今回の第十二巻ですが……いやあ、ずっとこれがやりたかった!
猛吹雪! 雪山! 極寒の中の死闘!
いやぁ、個人的にすごくわくわくするんですよね、極寒の地や雪山で、寒さに震えながら目的のために奮戦するってシチュエーションが!
それを、自分でもどうしてもやりたくて、ついやっちゃいました!
―――――
作者さんがとてもやりたかったシチュエーションのようですが……。
私的には、雪山に閉じ込められていたので戦いのシーンの自由度が低いというか。予想外の助っ人とかが来づらいというか。
普段はもっと何が起こるか分からない戦闘をしているので、正直戦闘シーンはいつもの方が面白かったかも。意外な展開があんまり無くて……。
あと、『暖を取るための燃料1週間分が、一日で尽きてしまいそうなほど寒い大寒波』が来てるのに、市で備蓄している燃料を配ったような事を言っていて、そんなことできる状況じゃないように思えました。
あと今回の敵『白銀竜将』が、10巻で戦った『鉄騎剛将』に比べてあまりにも、あまりにも弱すぎた気がします。
このロクアカシリーズは全体的には面白いですし、女性キャラもとても魅力的。でも所々、たまにバランスが悪いというか、描写を強調しすぎてて違和感があるのが残念かもです。
次回は学院の後期が始まるのか、まだ休暇中なのか分かりませんが、きっとまた事件に巻き込まれることでしょう!期待です。
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』12巻の感想・紹介
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image