ラノベぐらし！

『灰と幻想のグリムガル』10巻の感想・紹介。
ランタの真意は？


灰と幻想のグリムガル 10巻　/　十文字 青
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★
お気に入り★★★★★
11巻 感想：灰と幻想のグリムガル 11巻の感想(メリイに異変が……？)
9巻 感想：灰と幻想のグリムガル、9巻の感想！結局、ランタはどうなるの!?


ランタ以外の5人はオルタナを目指すことにしました。オルタナのある方角は南ですが、危険度が高いため一度東へ迂回。
そこにハルヒロのことを気に入ってしまったセトラもついてきて、セトラの操る人造人間やニャアたちに助けられながら移動していました。

セトラ：「私も初めての経験なんだぞ？恋や性愛に興味はあったし、おまえに関心をそそられたのは事実だが、まさか惚れるとは思ってもみなかった」
クザク：「……ハルヒロって、地味にもてるよね」

セトラに恋人として振る舞うよう要求されたハルヒロ。それを見てモヤモヤするメリイ。
道中ではグォレラという大猿のような生き物の群れにしつこく追いかけられ、ハルヒロたちはほとほと困っていました。
ランタが抜けた新しいパーティのシリーズ第10巻！


(ハルヒロとセトラ！)


今回は、最初の始まり方がちょっと唐突でした。
グリムガルではなく現実世界(?)の方の、謎の白人アメリカ人の回想シーンから始まり、ハルヒロたちの方へ話が移ったと思ったらいきなり未知の難敵に追われている所からスタート。
少し話が飛んだのもあって戸惑います。

ハルヒロ、ユメ、シホル、クザク、メリイ、セトラの6人でオルタナに向かっています。(ランタはランタでフォルガンから脱け出そうと頑張っているようですが)
これはもしかしてランタの離脱!?正直そうだったら嬉しいです！ランタの発言は正直読んでいて気分の良い物ではなかったので。彼には悪いですけど、私はランタがいなくなるのには大賛成！

このままセトラが新たな仲間になったりするんでしょうか？彼女もハルヒロの事が気になって付いてきています。ニャア達を使ってサポートしてくれるのでありがたい存在ですが、ハルヒロは彼女の言いなりにされてる状況がなんとも……。
それに嫉妬するメリイも可愛かったりします。クザクとメリイの関係を見てハルヒロが嫉妬していた時期もありましたが、その時のハルヒロの嫉妬は別にかわいくなかったです。
そしてメリイはニャアがかわいくて仕方ない。だんだん彼女がかわいくなってきた気がします。

グリムガルへの道はまだまだ遠そうですし、ちょっとそれどころでない事件が起こってしまったようですが……次回も頑張ってほしいです！