メリイが死んだ!? ランタももう戻ってこないのか!?
灰と幻想のグリムガル 11巻 / 十文字 青
おすすめ度★★★
ハーレム度★★★
お気に入り★★★★★
12巻 感想:灰と幻想のグリムガル 12巻の感想(ハルヒロたちが海賊に!)
10巻 感想:灰と幻想のグリムガル 10巻の感想(ハルが大好きなセトラ!)
<紹介>
メリイが死亡するというまさかの展開。しかし、ジェシーは一つだけ、彼女を生き返らせる手段があると言いました。
一方ランタはタカサギから逃亡中。自分がどの方角に進んでいるのかも分からないまま、自分の元・師匠へと立ち向かいます。
ハルヒロとメリイはお互いが好きだということを強く自覚し、これまでハルヒロにアプローチしていたセトラもそれを察知。セトラはハルヒロの意志を認め、少し消極的になりました。(ちょっと不思議な関係に)
常に敵の群れに襲われながらも、その合間には仲間に対する複雑な心の機微が描かれています!
(彼女は確かに死んだはずで……)
<感想>
メリイが危なかったですが、でもジェシーがなんとかしてくれたので一安心。(彼女には何やら異変があるようですが)
今回メリイが無事だったので、もう仲間が死ぬような描写は無さそうかな?と安心していたのですが……。作者さん(十文字青さん)のあとがきによると、この人は小説を書くとき、あまり内容を決めて書かないことが多いそうです。つまり、その時の気分次第でハルヒロたちが殺されてしまう可能性があります!恐ろしいです。
確かにこのシリーズは読んでいても先の展開がイマイチ予測できず、いきあたりばったりな展開を受け入れていく感じです。それが面白いのかも?
随分前の話になりますが、マナトが死んだらもう他の仲間は死なないと思って読んでいました。モグゾーまで死んだのは完全に予想外で、こういう新鮮な衝撃があるのが『グリムガル』シリーズの面白い所なのかもしれません。
ジェシーは何者?
メリイはどうなったの?
かなり気になりますが、当面明かされるような雰囲気が無いようでちょっと残念。メリイは何故生き返ることができたのか……。(やっぱりここはゲームの中の世界で、メリイはプレイヤーの中でも特殊な権限を持った様子。不明)
途中から真っ黒なページが出てきたり、同じ文字や言葉を連発して異常な様子を表現したり。
なんだかちょっと表現の幅が広まってきたというか、最近のラノベに毒されてきた印象。正直、そんな変わった書き方じゃなくて普通に淡々とした文章で読みたいです。
今回も相変わらず、苦悩の連続でした!オルタナに帰るのはいつになるのやら……。
『灰と幻想のグリムガル』11巻感想・紹介
タグ:灰と幻想のグリムガル 十文字 青
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