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2019年02月26日

灰と幻想のグリムガル 12巻の感想(ハルヒロたちが海賊に!)

『灰と幻想のグリムガル』12巻の感想・紹介。
少しライトな展開。海で遊ぶ平和なシーンも!

灰と幻想のグリムガル、12巻.jpg
灰と幻想のグリムガル 12巻 / 十文字 青
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★★
お気に入り★★★★
13巻 感想:灰と幻想のグリムガル 13巻の感想/不思議な異世界・パラノへ迷い込む!
11巻 感想:灰と幻想のグリムガル 11巻の感想(メリイに異変が……?)

<紹介>

命からがらの逃亡劇、戦闘に次ぐ戦闘はやっと一段落を迎えます。ハルヒロ一行は海へ到着しました!
そこで海賊の女の子から決闘を申し込まれたり、何故か船に乗せられて海賊の仲間になったり、海で遊んだり……。

冒険の舞台は『エメラルド諸島』という島へと移動。新しい敵、新しい人々との出会いが待っています!
ランタはまだ一人で逃亡中、セトラは旅を共にするものの、以前ほどハルヒロに積極的ではなくなった様子。
パーティ内での人間関係も大変です……。

灰と幻想のグリムガル12巻.JPG
(海と女性陣!)

<感想>

前回のあとがきで「次巻はきっと、明るく楽しい、ほんわかした冒険物語になるのではないかと思います」と書かれていましたが、そうでもなかったです。
確かに少しの間安穏とした生活を送っていましたが、すぐに危険と隣り合わせの冒険に元通りでした。

女性陣たちの海水浴シーンももうちょっと見たかったかも。すぐに終わってしまって残念。

今回挿絵で確認できたんですが、クザクの体が凄い!ムッキムキ!分厚い!デカい!かなりの衝撃でした。流石、戦闘の前線を張っているだけのことはあります。
ハルヒロは細く体も引き締まっているかんじ。ここまでガタイに差があったとは……。

ゴブリン狩り、コボルド狩り、ダスクレルム、ダルングガル。しばしば冒険の舞台が大きく変わり、その度に新鮮な冒険を味わえるのがこのシリーズの素敵なところ。今回は海!そして島です!
新しい敵、新しい生き物が毎回出てきてドキドキしながら読ませてもらっています。

メリイのことはまだよく分かりませんが、とりあえず彼女が生き返って良かったです!ちょっと使える筈の無い魔法が使えたり、変に知識が豊富になったのは気になりますが……。
なんだか、これまでゲームオーバーした他のプレイヤーの知識を引き継いでる、みたいな感じなんでしょうか?
メリイがそれほど苦しそうではないのでホッとしました。

お話的にはこの1冊で綺麗にまとまっているので、次からはまた別の冒険が始まりそう。楽しみです!





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