心理学に興味のある人にはいいかも?
心理学で異世界ハーレム建国記 1巻 / ゆうきゆう
おすすめ度★★
ハーレム度★★★★
お気に入り★★★
2巻:心理学で異世界ハーレム建国記 2巻の感想・紹介!(トロミかわいい)
<紹介>
女性が大好きで大好きでたまらない。でも女性を目の当たりにすると極度の緊張で何もできなくなってしまう困った男が主人公。
この主人公が、女性への過剰反応を治すために(強引に)異世界へ行かれて心理学を猛勉強。その世界の女の子たちと関係を築きあげていきます!
ヒロインたちはエルフ、人魚、小さな妖精さんなどなど。(まだ増えそう)意外とギャグ要素が強いので肩の力を抜いて気軽に読めます。
(この作品のヒロイン達)
<感想>
心理学、ギャグ、ラブコメ(ハーレム)をうまく詰め込んだ感じでした。
主人公の名前が『心太』。はい、『ところてん』としか読めないですが「しんた」と読みます。
主人公の名前だけでなく、なんだかネーミングがひっかかるというか、個人的にビミョーなのがいくつかありました。
エルフの名前がエルとか、盗賊の名前がヌスミだとかは私はアリです!そういう分かりやすい名前の付け方は全然オッケーなんですが……。
女性キャラの名前で『アリエヌ』とか、キスで相手のスキルを奪う技が『キスキル』とかは何か変な感じ。
出て来る魔法やスキルがちょっと強力過ぎ!あと、1巻目にしてヒロインが何人も登場して主人公の仲間になってしまいました。
心理学を使って世渡りしていくなら、こんな何でもアリの不条理な世界観じゃない方が良い気はします。というか主人公が『相手のスキルを奪うスキル』というチート能力を持っているせいで、心理学いらないです。
『心理学ラノベ』を名乗るんだったらもっと心理学だけで問題を解決していって欲しかったかも。
私はこれまでに会話術の本などを読んだことがあるんですが、そこに書いてあった会話例は納得できない不自然な流れの会話ばっかりでした。(私の読んだ本が悪かったのでしょうか?)
それに比べればこの本に描かれていたヒロインたちと心太との会話は割と自然で、心理学のことが分かりやすいです。読んでいてまあまあ納得できます。
ライトノベルとしてはビミョーですけど、心理学にちょっと興味のある人がとっかかりとして読むには最高の本かもしれません。
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