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2018年07月12日

エロマンガ先生 10巻のネタバレ・荒筋(ムラマサ先輩が反撃開始!)

エロマンガ先生10巻のネタバレ・荒筋~

エロマンガ先生 10巻.jpg

電撃文庫『エロマンガ先生』10巻のあらすじ・ネタバレです。ネタバレ注意!

10巻 感想:エロマンガ先生10巻の感想・紹介(ムラマサ先輩の猛攻!!!)

11巻ネタバレ:エロマンガ先生11巻 ネタバレ・荒筋(妹たちのパジャマパーティ)
9巻ネタバレ:エロマンガ先生9巻のネタバレ!(あらすじ)紗霧の答えは……!?

『エロマンガ先生』10巻の詳細へ。


<麟太郎先生からの呼び出し!>

マサムネと紗霧は婚約し、二人の作品のアニメ化を待ちながら幸せに暮らしていました。

エロマンガ先生10、紗霧.JPG
(距離が縮まったマサムネと紗霧)

マサムネはムラマサ先輩の父親、麟太郎から突如呼び出しをくらいました。(急遽、千葉県へ!)
梅園家に着くと、マサムネは麟太郎から、ムラマサ先輩が書いたという新作小説を渡されました。

読んでみると、その内容は『婚約者がいる年上の男性と、中学生の女の子が禁断の愛に溺れる』という内容(!)。しかも強烈なエロ描写付き。
主人公の少女と浮気男性が交わるシーンも。あまりにもインモラルな内容。しかし、それでいて人の心を動かす強烈な魅力も持っていたのでした。

マサムネ:「……滅茶苦茶えろかったです」
     「つかコレの作者、絶対エロい子ですよ間違いない!」
麟太郎:「ははは作者は私の娘だよ。殺されたいのか小僧」

マサムネ:「でもド変態じゃないと書けないですよこんなの!『椅子に入って好きな人と触れ合いたい』レベルですよ!」

そこへ本人、ムラマサ先輩も帰宅!
ムラマサ先輩が言うには、この小説はマサムネに向けて書いたものだそうで、後日、小説(エロい)が完成したら改めて読んでもらうよう約束しました。
ムラマサもまだまだマサムネのことを諦めてはいない様子!(ムラマサがこの小説を書き始めたのには、エルフも一枚噛んでいた模様)

しかし、この小説はまだ未完成。
ムラマサが言うには、男性と付き合った経験が無いせいで小説の後半が書けないでいるようです。そこで……。

ムラマサ:「……マサムネ君、私の執筆に、協力してくれないか?」
マサムネ:「それは……先輩と不倫しろってことか?」
もちろん、紗霧のことを一番に思っているマサムネがそんなことを了承するはずがありません。しかし、ムラマサ先輩のお願いは意外にも控えめなものでした。

「――もうすぐ文化祭があるんだ。私と一緒に、回ってくれないか?」






<菜の花女学園の学園祭へ!>

……その後、マサムネは紗霧と相談し、ムラマサとのデートの予定を変更。
エルフや神野みぐみ達をさそって皆でムラマサの学園祭へ行くことにしました。(紗霧はもちろんタブレットのカメラ越しに参加)

和風のイメージが強いムラマサこと梅園花(うめぞの はな)が通っていたのは、以外にもカトリック系のミッションスクールでした。

草薙先輩と弟子の綾ちゃん(小学生)が学園に入ると通報されてしまったり、それを人脈の広い神野めぐみが弁解したり。
ムラマサの教室では『コスプレきっさ♡』などという出し物をしていたり、エルフが学園のミスコンに飛び入り参加で優勝してしまったり。
ムラマサが文芸部で『神』と呼ばれていたり(カトリックの学校なのに……)、意外とムラマサは皆から好かれていたり。

マサムネは、これまで見たことの無いムラマサを沢山見ることになりました。

エロマンガ先生10、梅園花.JPG
(猫耳メイドのムラマサ先輩!)

(ムラマサの父、麟太郎は文芸部で女子中学生たちとオフ会していました。『りんちゃん』という名前でウェブ小説を書いているようで、中学生たちに上から目線でアドバイスされる始末……りんちゃん本人は楽しそうですが)

<ムラマサの小説>

学園祭が終わって翌日。
ムラマサは問題の不倫(浮気?)小説を書き上げ、マサムネに読んでもらいました。
マサムネが読み終わった後、昔、ムラマサがマサムネの小説をウェブで見つけて、自分でも小説を書くようになった話が始まりました。
当時のマサムネが書いていた文章にムラマサは共感し、その作者に自分の姿を重ねて想像し、惹かれて行き……。

ムラマサ:「これが、私の初恋だ」
     「小学生だった当時の私は、まだ見ぬ、もうひとりの私に……和泉マサムネ先生に……恋をしていた。それから年月が経って、中学生になって……君に出会い、もう一度、恋をした」
     「ほ、惚れっぽい奴だとは思わないでくれっ………………その……君にだけなんだ……そんなふうになったのは」
     「私は、人生で二回恋をして……そのどちらも、君だった」

ムラマサ:「もう一度伝えさせてくれ。」
     「大好きだぞ、マサムネ君」

マサムネ:「俺も、大好きだよ、先輩」
     「だけど、もっと好きな人がいるんだ」
     「その人を幸せにすると誓った。だから、応えられない」

     「…………そうか」

こうしてムラマサの一件は終わりました。
後日、父親の麟太郎からの電話で、今回書かれた小説はムラマサ本人の手で焼却されてしまい、出版できなくなったことが伝えられました。
(ただし、ムラマサはまだマサムネのことを諦めてはいない様子!)

――以上、『エロマンガ先生』10巻[千寿ムラマサと恋の文化祭]のネタバレでした。――

『エロマンガ先生』10巻の詳細へ。

この記事へのコメント
りんちゃんに上から目線の綾ちゃんは小学生です。草薙先生は尊敬する小説家の父上の大小説家に自分の弟子が上から目線で説教しているのをみているわけです。こどもや弟子がしでかしたことがあるひとなら、想像するだに胃が痛くなるシチュエーションです。
Posted by madi at 2018年07月20日 17:21
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