このすば(この素晴らしい世界に祝福を!)14巻[紅魔の試練]のあらすじ・ネタバレまとめです。
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<紅魔の里へ!>
ゆんゆんが、紅魔の里の族長となるため、誰かとタッグを組んで試練に挑まなくてはいけません。
しかし友達が少ないゆんゆんはカズマ達に助けを求めてきました!
尚、族長になる試練は3回まで受けることができますが、ゆんゆんは既にめぐみんと共に2回試練に挑戦し失敗。つまり、次がゆんゆんが族長となるラストチャンスとなります。
ゆんゆんのテレポートでカズマ達が紅魔の里に着きましたが……。
「大変だー! めぐみんとゆんゆんが外の人を連れてきたぞ! 皆、早く着替えるんだ!」
「ちょっと待ってよー! 紅魔族のローブ、虫食ってたから捨てちゃったわよ! 新しいの買いにいかなきゃ!」
「なあ、杖代わりにこのほうき貸してくれ!」
…………。
普段着だった紅魔族たちは急いで着替えを初め、外の人間であるカズマ達にいつもの黒づくめの装備で現れたのでした……。
夜。
めぐみんの母、ゆいゆいがカズマと自分の娘を一緒の部屋で寝かせようとしてくるので、『潜伏』スキルでこっそり逃走。
『酒場サキュバス・ランジェリー』という店名に釣られて店に入ったカズマでしたが、そこは普通の酒場でした……。
(この紅魔の里には『混浴温泉』という名前の普通の温泉も存在。同じ人が店の名前を付けた模様)
しかもそこには何故か、エリス様に渡したはずの聖鎧アイギスが住み着いていたのでした。
アイギス:《ブラザー? おい、ブラザーじゃねえか!》
《俺俺、俺だよ俺! 最高で最硬な歌って踊れる神器オブ神器! お前のブラザー、アイギスさんだよ!》
<爆殺魔人もぐにんにん!>
「すんません、ウチのバカ二人を引き取りに来ました」
めぐみんが日課の爆裂魔法を放ち、その後付き添いだったダクネスもろとも紅魔族の自警団に捕まり、牢屋に入れられていました。
(アクアが育てている『安楽少女』)
カズマは仲間の2人を引き取った後、アクアが育てている植物モンスター、『安楽少女』をどこか人目の付かない場所に植えるため、ゆんゆんとカズマ一行は丘へ向かいました。
しかしめぐみんが突然爆裂魔法を撃ち放して大騒ぎに!
結局『安楽少女』を植えることなくめぐみんの実家に帰ってきてしまいました。
ぶっころりー(自警団):「で、一体何があったんだい?」
めぐみん:「爆殺魔人もぐにんにんが現れたのです」
カズマ:「アホなこと言ってると捨ててくぞ」
意味不明なことを言い出しためぐみんですが、紅魔族たちの話を聞くと『爆殺魔人もぐにんにん』という強力なモンスターが実在するようです。
その日の晩、めぐみんとカズマがまたしても一緒の部屋で寝ることになり、とうとう二人が行為に及ぼうかという所で爆発音が鳴り響き……。
めぐみんが言っていた『爆殺魔人もぐにんにん』は、『爆発魔法』の使い手らしく、めぐみんの言っていることが真実味を帯びてきたのでした。
(『爆発魔法』はめぐみんの使う『爆裂魔法』の下位魔法です)
<紅魔族の秘密!>
ゆんゆんはダクネスを連れて族長の試練へ挑みに行きました!
その間、カズマ達は爆殺魔人もぐにんにんのこともあり、紅魔の里にある謎施設を探索することになりました。
謎の施設には、この世界では使われていないはずの日本語で『ノイズ開発局』と書いてありました。かつて魔法技術大国だった『ノイズ』という国の遺物のようです。
中に入るとカズマの世界(日本)の様々な技術が使われていました。
カズマ:「おいアクア、ガチャポンだ! こんなところにガチャポンがあるぞ!」
アクア:「あら本当、中身は空だけどガチャポンね」
そのガチャポンには『期間限定、紅魔族改造権入り』と書かれていました。
紅魔族はカズマやミツルギのようなかつてのチート持ちが、人工的に造り上げた人間だということが浮き彫りとなり、それを見ためぐみんは無言で文字の部分を削り、紅魔族の過去を隠滅しようとするのでした。
(……紅魔族の身体のどこかにはバーコードが付いているようで、紅魔族は昔の人達のおもちゃのような物だった可能性が?ゆんゆんの場合、ふともものつけ根の際どい所にバーコードが付いているらしいです)
結局、この研究所からは『爆殺魔人もぐにんにん』の手掛かりは得られませんでした。
カズマ達がめぐみんの実家に帰宅。
ゆんゆんとダクネスは試練を突破したようですが、ダクネスは泣いていました。
恥ずかしい名乗り上げを何度もさせられたようです。
ダクネス:「うう……。ああいう辱めはやだ……。私が望んでいるヤツとは違うんだ……」
<ゆんゆん、第二の試練!>
紅魔族の族長になるための試練は3つあります。
2つ目の試練に、ゆんゆんはアクアを連れて挑みます!
めぐみんが夜中に起こった爆発の容疑者として捕まっていたのでカズマは引き取りに行きますが、その間ダクネスとデートすることになりました。(ダクネスからのお誘い)
しかし、解放されていためぐみんがデート中のカズマ、ダクネスと合流。
そのままめぐみんが紅魔族とケンカを起こすなどして、ムードは終始メチャクチャになってしまいました。
(ダクネスのチャンスはなかなか来ません)
その日の夜。
アクア:「ふわああああああああ! ぶわああああああ! あああああああああああ!」
アクアが泣いて帰ってきました。しかも全身泥だらけ。
『紅魔族に必要なのは時の運。二人が正解の扉を選ぶまで、何度でもチャレンジしてもらいます』
どうやらハズレの扉の向こうには泥プールが用意されていて、運の悪いアクアはひたすら泥のプールにダイブするハメになったようです。
<ゆんゆん、聖鎧アイギスと第3の試練!>
カズマ:「――こちら神器のアイギス君」
アイギス:《ご紹介に与りましたアイギス君です。趣味は女性の採点で特技は人を煽る事。よろしくチョリース》
ゆんゆん:「え、ええと……。こ、こんにちは?」
カズマの紹介で、ゆんゆんは神器・聖鎧アイギスと最後の試練に挑むことになりました。
しかし、聖鎧アイギスは魔法を無効化するため、ゆんゆんが着ると魔法が使えなくなってしまいます!
(試練の内容は、『強力なモンスター蔓延る森の中で一晩耐え抜くこと』でした)
ゆんゆんは中級魔法も使えることが幸いし、魔力を温存しながら、疲れたらアイギスの中に入って休憩もしつつ、なんとか試練をクリア。
通常なら2人掛かりで突破する難関試練を、ほぼ一人の力でクリアしてしまいました!紅魔の里は最強の族長が誕生したと大騒ぎに。
皆がゆんゆんを囃し立てますが、ゆんゆんのライバル(?)であるめぐみんはどうにも面白くありません。
それを察したカズマ(泥酔状態)はめぐみん連れ出して外出。ゆんゆんに負けぬ手柄を上げるため、『爆殺魔人もぐにんにん』の討伐を開始!(尚、カズマは酔っぱらっている)
忍者のような外見で強力な爆発魔法を使い、更にとんでもないスピードのもぐにんにんですが、紅魔族の人間には手出ししません。
結果、もぐにんにんに狙われたカズマをめぐみんが庇うハメに。※カズマが爆発魔法を食らって亡骸も残らず吹き飛んでしまうと、アクアでも蘇生することができません!
でも最後はめぐみんが爆裂魔法でもぐにんにんを無事に討伐したのでした。
<ゆんゆんは……>
ゆんゆんは次期族長になることが決まりましたが、アクセルの街に戻るようです。
めぐみんがもぐにんにんを倒したものの、本人が里の皆に隠したため、今や里の皆は『ゆんゆんの方がめぐみんより上』という認識。
めぐみんはこのまま『ゆんゆんの勝ち!』ということにして、そっと紅魔の里を帰るつもりでした。しかし……。
ゆんゆん:「私も、アクセルに帰るから!」
「私も、魔王を倒して見せるから! こんな、譲られた勝ちじゃなくて……。魔王を倒して、最高の功績を手に、ちゃんと族長になってみせるから! もう、お父さんや里の皆に宣言したから!」
ゆんゆんは満面の笑みを浮かべながら言い放ったのでした。
<新たな魔王幹部!>
(魔王軍幹部、セレスディナ!)
アクセルの街に戻ると、カズマのファンを自称する『セレナ』というプリーストが現れました!
しかし、ウィズと遭遇したことで、彼女が『魔王軍幹部の中でも唯一の人間であることを利用して、よく街に潜入しているダークプリーストのセレスディナさん』であることがバレてしまいました。
(次巻へ続く)
以上、『この素晴らしい世界に祝福を!』(このすば)14巻のネタバレ、あらすじでした。
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