「天使の3P!」9巻のネタバレです。まだ読んでない方はネタバレ注意!
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<実妹検定!(プロローグ)>
響は妹のくるみに『実妹検定』なるものを受けさせられていました。
小手調べの第一問。
次の二つの単語の意味を答え、その違いを説明しなさい。
・純妹(じゅんまい)
・純妹大吟醸(じゅんまいだいぎんじょう)
響の回答:
『純妹とは、血縁関係にある実の妹を指す。対して純妹大吟醸とは、兄の前で着衣50%以上を脱ぐことをためらわず、長時間行動を共にしてくれる実妹を指す。ただ血縁関係があれば該当する純妹に対し、純米大吟醸は兄に対する多大な信頼がないと成立しないため、より希少価値が高い』
……こんな調子で響は『実妹検定』に次々と正解していきます。くるみから渡された3冊のテキスト、『実妹学総論』、『実妹学各論A』、『実妹学各論B』を響はしっかりと勉強していたのでした……。
(プロローグからやや作者が壊れ気味!)
(くるみの実妹検定!)
<ライブハウスでアルバイト!>
8巻の最後で響が送っていたメールの招待がコレ。
響は夏休み中、タランチュラホークの紹介でアルバイトをさせてもらうことにしました!これは響が仕事や音楽の世界をより知るために、自分に課したことです。
響はバイトでこき使われた後、ブッキングライブの審査にお邪魔させてもらえることになりました!「ブッキングライブ」というのはライブハウスが企画して出演者を募集するライブのこと。
今回は3組のバンドがやってきて、響と審査員の前で演奏してくれました。
響はライブハウスの人と、3組のバンドについて話しました。響は3組の「完成度が高い順」と「また見たいバンドの順」が正反対になることに気づき、音楽の難しさに気付かされました。うまければ顧客を獲得できるわけではないようです!
リヤン・ド・ファミユの3人と話し合って、3人の魅力を引き立てるようなライブ作りをしていこうと決めました。
3人は良い子ばかりなので、あまりロックな方向ではなく、可愛らしさを重視したキャラ作りを探求していきます!
<皆で再び双龍島へ!>
霧夢:「まだるっこしい話は飛ばすけど。ねえみんな。旅費は出してあげるから、ゴールデンウィークの初めに双龍島に来ない?」
双龍島で4月の末に行われる『龍鱗祭』という行事のため、霧夢は島に帰らなくてはなりません。これはみんなで勾玉を奪い合い、最後まで持っていた人が霧夢(貴龍の神子)と二人っきりで儀式をしてもらい、ご利益にあやかれるというもの。
今回、くるみは初めて双龍島に行くことになります。
響もこのお祭りに参加したのですが、何故か奪い合うハズの勾玉を、島民の人たちが響に渡してくれました!
島民:
「くっ。これも、家族のため……」
「龍神様の怒りで不漁続きになったら、かなわねえもんなぁ……」
「こうするしか。こうするしかなかったんだ……!」
……どうやらここの島民たちは、霧夢によって脅され、響に勝つように仕向けられたようです……。
桜花たちが今日から勾玉を奪おうとしますが、結局響がの勝利でお祭りは終了。
霧夢の社に響が呼ばれ、二人っきりになりました。霧夢はここぞとばかりに儀式を装って響の服を脱がそうとしますが、響の服は相ヶ江さんによって錠が厳重にかけられ、脱がすことが不可能な状態になっていたのでした。(霧夢の作戦、失敗!)
<桜花と釣り!……のハズが>
桜花と一緒に川釣りに行った響。
しかし、5m程の急斜面に足を滑らし、2人は落下してしまいました!
携帯も繋がらず、散々歩いた末に公衆電話を見つけて正義さんに電話。
夜になり、人気のない村を発見。お化け屋敷のような元・旅館のお婆さんにお世話になることに。
冷蔵庫の扉の端に『今すぐ逃げろ 殺さ』と書いてあったり、お風呂場の灯籠に『老婆に遅行性の毒を盛られた。私はもう体が動かない』という書置きを見つけたり。
桜花と響は旅館のお婆さんに不信感を抱いていきました。
やがて案の定お婆さんに襲われました(!)塀の一部が長方形にくり抜かれ、穴が空いていたのでそこから逃げようとしますが、その先はとても立っていられないような急斜面になっています。
それでもお婆さんから逃げるために桜花と一緒に急斜面を転げ落ちると、何百匹というウナギの入ったブルーシートの上に落ち、二人はヌルヌル地獄を味わうのでした。
……結局これはテレビ局の、おそらくはバラエティ系のドッキリのリハーサルで、響と桜花は演者と間違えられてドッキリにハメられたんだということが分かりました。
(本物の演者は後から遅れてやってきました)
(以下、ちょっと気になったところ)
「川の近くに下りの急斜面がある」というのはおかしい気が。川は普通、その近辺で一番低いところを流れます。
また、演者が来てないのにお婆さんとスタッフが何故かスタンバイしてて、リハが始まってしまうのも不自然。
あと、このリハをする予定だった男女二組を「エキストラ」と書いてますが、エキストラというのは通行人や観客など、重要度の低いところを演じる役者のことなので、エキストラとは言わないんじゃ……?
それとウナギまみれになる前に、お風呂にもウナギがいたんですが、これはお尻の穴や女性器にウナギが入り込んできてシャレにならないんじゃ?(ウナギが温度の低い所を求めて、人体に入ってくる)
ちょっと気になるところが多かった短編でした。
<リヤン・ド・ファミユVSドラゴン・ナッツ!>
リヤン・ド・ファミユが天使、ドラゴン・ナッツが悪魔というコンセプトでライブをするようになり、当日は天使や悪魔のコスプレもするようになりました。
やがて響(ひびきP)と新たに作られたタランチュラホークのチャンネルでリヤン・ド・ファミユとドラゴン・ナッツがケンカを始めました!(本当にケンカしてるのではなく、炎上商法というか、そういう演出なだけです。本文では「プロレス」と言ってます)
これによってリヤン・ド・ファミユとドラゴン・ナッツの知名度も上がり、ファン達もヒートアップしていくのでした!
<対バンの申し込み?>
東京の小学生ガールズバンドから、対バン(一緒にライブすること)のお誘いが来ました!
以上、天使の3P! 9巻のネタバレでした。
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