天使の3P!、10巻のネタバレ(あらすじ)です。10巻購入予定の方はネタバレ注意!
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10巻感想:天使の3P! 10巻感想 東京から対バンの申し込み!
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<浅上サリーさん>
響と桜花は高校2年生。
他のメンバーたちは小学6年生になりました!
『ラインホルト』という小学生バンドのリーダー、浅上サリーさんから対バン(合同ライブ)のお誘いがいました!
しかし、響が返事を送っても返信は帰って来ないまま。
希美が気を落としていたので、桜花の部屋に侵入して桜花の服でオシャレに興じますが、桜花がまさかのバイト早引きで帰ってきてしまいました!
潤が下着姿になったり、響の性癖が疑われたり。響も賑やかなリヤン・ド・ファミユなのでした。
後日、サリーから返信が来ました!
ラインホルトの演奏は、ネット上にも上がっていなかったので、自己紹介のための音源を録音していたため、返信が遅れたのでした。
<ジャムセッション!>
ラインホルトはリヤン・ド・ファミユとの合同練習で、『ジャムセッション』をすることを提案してきました!
ジャムセッションとは、ある程度ルールを決めた上で即興で演奏していってアイディアを出しあうというものです。
リヤン・ド・ファミユの3人はこれまでアドリブ演奏という物をやってこなかったので、響が皆にアドリブのやり方を教えます。
その後、リヤン・ド・ファミユよりは即興演奏が得意な霧夢たちに教えを乞い、何故か水鉄砲と紙風船でのサバイバルゲームが始まりました!
くるみ、潤、そら、希美、響の5人と霧夢、相ヶ江さんの2人が水鉄砲の撃ち合いで勝負。4対2というハンデにも関わらず、相ヶ江さんは身体の大きい響に隠れ、『護神弓術』によって身に着いた射撃センスで着実にこちらの紙風船を撃ち落としてきました。
また、霧夢は公園の水道にホースをつなぎ、皆に向かって放射するという荒業を披露。
この訓練で本当にアドリブ力が付いたのか、リヤン・ド・ファミユは釈然としないのでした。
ちなみに、相ヶ江さん達(Dragon≒Nuts)は東京での合同練習には参加せず、対バン当日だけ東京に行くのでした。
<合同練習!>
ラインホルトの本拠地、東京への道中。そらは『地下鉄』なのに地下を走っていないことをずっと不思議がっていました。練習会場について、ラインホルトのメンバーと挨拶をし、合同練習スタート!
セッションでも潤たちはしっかりアドリブで演奏をやり抜き、響と浅上サリーさんは想像以上の収穫に大興奮なのでした。
響:「やー、やっぱり潤たちはすごいなあ。僕の期待をずっと超えるくらい、急スピードで成長してく……か、ら……」
くるみ:「………………」
くるみとのお風呂中。つい夢中になってリヤン・ド・ファミユの成長を語っていると、妹は不機嫌になっていました。
くるみ:「成長、してるんだから。潤たちだけじゃなくて、私だって。だからお兄ちゃん。……私のことも、ちゃんと見てなきゃダメなんだからね」
響:「そうだよね、ごめん。……もちろん、ちゃんと見てるよ」
<ライホルトに亀裂が?>
またしても合同練習をしに、リヤン・ド・ファミユの3人と響は東京へ向かいました。
セッションでは潤、そら、希美が攻めたアドリブでサリーを喜ばせますが、ラインホルトのもう2人、源さんと橋本さんは守りに入った演奏を続けたため、サリーは不満げでした。
サリー:「なんか、華がない。ナナちゃんもみのりんも、守りに入りすぎじゃないかな。そのフレーズだったら二人じゃなくたって、誰でも弾けるよね?」
サリー:「うーん、このまま繰り返してもどーせまた同じ気がする。実は合同練習やる前からちょっと、気になってたんだよね。ウチのバンド、このままでいいのかなって。リズム隊、あんまり進歩がないっていうか。これじゃ、今年もフェスで優勝なんてゼッタイ無理だよ」
その言葉が決定打となり、二人はバンドを抜けると言い出してしまいました。どうやらこの場で決めた事では無く、前々からサリーについていけない所があったらしく、二人で相談していたのでした。
しかし源さんと橋本さんにバンドを続ける意思があり、アグレッシブなサリーの音楽スタイルの地盤となるなるために2人はワザと押さえて演奏してくれていたことにも気づき、ラインホルトは復活を遂げたのでした!
<対バンスタート!>
相ヶ江さん:「どうも魔族で〜す! 魑魅魍魎(ちみもうりょう)のみなさん、今日も這いつくばってますか〜!?」
Dragon≒Nutsの悪魔をコンセプトにしたMCに、オーディエンスも湧きます。この東京のステージに来ているのは、主にラインホルトのファンの方々ですが、よく見るとソロウさんたちタランチュラホークなど、地元の方々も来てくれていました。
潤:「こんばんは、リヤン・ド・ファミユですっ。天界からきましたっ」
希美:「詐欺っぽいわよ、そのMC……」
潤:「わにゃ、天使は嘘つきませんよ〜。この羽も本物です……あ、糊のガサガサってなってるのがくっ付いてる……」
天使のコスプレをし、緩やかなコント調のMCをするようになったリヤン・ド・ファミユも結果を残し、地元の小学生6人は見事に東京デビューを果たしたのでした!
ライブ後。サリーのお父さん(エリオットさん)から受け入れがたい事実を聞かされます。潤たちが目指している『キッズミュージックバトルフェス』ですが、潤たちのような正統派な音楽は予選を通らないこと、そして霧夢たちもドラムを打ち込みでやっているのが大きな減点になるという話でした。
エリオットさん:「キミら六人、フェスの時だけ一緒になったらどや?」
<絶交!?>
一度は六人でフェスを目指すと話がきまりましたが、この10巻の最後、希美と霧夢が喧嘩をして絶交してしまいました。
原因は不明。(おそらく11巻で詳しく書かれる)
そら、潤、くるみ、相ヶ江さんもこの喧嘩を止めません。むしろ剣呑な空気を出し、それはお互いに相いれないことを示していました……。
以上、『天使の3P!』10巻 ネタバレでした。
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