今回はシリーズ4冊目、「魔法少女育成計画episodes」の紹介と感想です!
魔法少女育成計画episodes (4巻) / 遠藤 浅蜊
おすすめ度★★★★
ハーレム度――(女性キャラのみ)
お気に入り★★★
5巻: 魔法少女育成計画[limited(前)]の感想(シリーズ5冊目!)
3巻: 魔法少女育成計画3冊目の感想![restart(後)]2回目の悪夢が終結!
ネタバレはこちら: 魔法少女育成計画episodesのネタバレ!(チェルナーかわいい!意外なキャラ同士が繋がってる!)
<紹介>
1巻で16人、そして続編となる「restart」で17人。計33人の魔法少女たちのストーリー集です!
それぞれのキャラの生活や人間としての境遇などが描かれています。本編に関係のある裏話もあれば、全く関係の無い話も有り、死んでいった魔法少女たちのキャラに深みが増してきます……。
本編では本名を明かされず、変身前の描写が全くなかった子もいます!
時系列的にも生き残った魔法少女のその後の様子や、今はいなくなってしまった子たちがどういう経緯で魔法少女になったのか、どんな活動をしていたのかなどが分かります。
今までのお話の補完として読むのでもいいですし、このepisodesから読み始めても本編をより楽しむことができます!
(チェルナー・マウス!)
<感想>
いや、魔法少女に限らず、人間が一人いなくなるって重いですよね……(汗)
この番外編を読むことによっていなくなってしまった魔法少女たちにも、1人1人ちゃんと生活やもとの人生があったんだなと強く認識させられました。(この作者、質が悪い!)
のこちゃんやワンダーマスクみたいに、すぐに脱落していなくなってしまった子もいたので楽しかったです。みんなキャラが立っているのでどんな人だったのか気になってました。(笑)
スイムスイムが意外な人に影響されてた!チェルナー・マウスかわいい!リオネッタはやっぱり黒い!
私はちょっとした空き時間にちょこちょこ読んですぐに読み終わってしまいました。興味深い短編がいっぱい入ってる形式で、とても読みやすいです。(本編ほどブラックじゃないですし)
ディティック・ベルの魔法なんですが、「たてものとお話しできるよ」という能力です。でもrestartの最後の方で建物とお話しする時に出てくる顔の口にアイテムを入れて、他の魔法少女に渡したという事がありました。
つまり、壁の中に物を格納したり、他の人も建物とお話できるようになる訳です。……restartを読んでいて、終盤にこの設定が追加されたときはあまりにも都合が良すぎるというか、不自然さを感じました。
で、この作者さん(遠藤浅蜊さん)としても自覚があったんでしょうか?言い訳するようにディティック・ベルが「建物に物を格納できること」、「建物を他の人に干渉させること」を使ったお話が入っていました。
なーんか、個人的にはこのディティック・ベルのくだりだけ釈然としないんですよね……(悩)
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
魔法少女育成計画(episodes)の詳細!