今回は人気ライトノベル、「この素晴らしい世界に祝福を!」、3巻のあらすじをネタバレしていきます。
これから読もうと思っている方は楽しみが減ると思うのでまだ読まないことをお勧めします!
ラノベを読む気が無い方や、4巻を読む前に3巻の内容をおさらいしておきたい人などはどうぞ!
3巻の感想:この素晴らしい世界に祝福を!3巻の紹介,感想
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ここで紹介しているのはあらすじだけです。
この素晴らしい世界に祝福を!3巻の詳細はこちら!
では、以下、「この素晴らしい世界に祝福を!」のあらすじネタバレです!
<犯罪者に!?>
機動要塞デストロイヤーを倒したカズマ一行。
しかし、カズマには国家転覆罪の嫌疑がかけられてしまいます!両脇に二人の騎士を従えた黒髪の女性検察官、セナ。
彼女が言うには、カズマがコロナタイトをランダムテレポートさせた後、そのコロナタイトは運悪く、この地を治める領主の屋敷に転送されてしまいました!
そのまま屋敷は大爆発。
幸い領主本人は出払っていたため、死者は出なかったませんでした。
そのままカズマは逮捕され、牢屋へ入れられることになります……。
後からカズマの牢屋に悪友、ダストが投獄されてきました。冬を越すため、凍えることのない牢屋に入ろうと無銭飲食をしてきたようです……。
(さすがチンピラ戦士……)
アクアがカズマに脱獄させるために侵入してきましたが、結局カズマは出られず。
その後、カズマはウソ発見器の魔道具を使って取り調べを受けます。いろいろと質問をされますが、カズマは自分は自分が犯人ではないと主張。ウソ発見器が反応しなかったのでカズマの嫌疑は晴れたかのように思われました。しかし……。
セナ:「念のためにもう一度聞きますが、あなたは、本当に魔王軍の関係者ではないのですね? 魔王軍の幹部と交流があるだとかそんな事は……」
カズマ:「ないですってそんなもの。俺が、そんな大層な男に――」
――チリーン。
……魔道具が反応。そう、カズマは魔王軍幹部であるウィズと知り合いです。ウィズの正体は秘密なので、セナに説明することもできず、カズマの嫌疑は振り出しに戻ってしまいました……。
いよいよ裁判。
検察官が証拠を集め、弁護人がそれに反論する。裁判官が疑わしいと判断すれば、それで実刑。
この世界の裁判はシンプルです。
カズマの弁護人には何故かアクア、めぐみん、ダクネスが来ており、不穏な空気が流れます……。
セナはカズマに酷い目に遭わされたクリス(パンツを取られた)、ダスト(悪人。こいつと知り合い)、魔剣を売り払われたミツルギなどがやってきて、カズマの普段の素行の悪さを主張します。
一方、アクアは突然『言ってみたかった』という理由で「論破!」と叫び、場を混乱させます……(汗)
領主アルダープ:「もういいだろう! そいつは間違いなく魔王軍の関係者だ! 手先だ! このワシの屋敷に爆発物を送りつけたのだぞ! 殺せ! 死刑にしろ!」
セナ:「そうですね。確かに死刑が妥当だと思われます……ね?」
――言ったセナ本人が首をかしげます。
アクア:「今何か、邪な力を感じたわ! どうやらこの中に、悪しき力を使って事実をねじ曲げようとした人がいるわね!」
そんなアクアの発言も通らず、結局この不自然な裁判は、死者が一切出なかったにも関わらず、『死刑』判決になってしまいました。
……が、
ダクネス:「――裁判長、これを」
これまで何もしゃべらなかったダクネスが胸元から紋章の付いたペンダントを取り出します。
裁判長:「そ、それは……! あ、あなたは……」
ダクネスの見せるその紋章によって固まってしまったセナと裁判長。
ダクネス:「アルダープ。被害者であるあなたには借りを作る事になるな。私にできることなら何でも1つ、言うことを聞こう。訴えを取り下げてくれという訳ではない。ただ、待って欲しい」
領主アルダープ:「何でも……! いいでしょう、他ならぬあなたの頼みだ。その男に猶予を与えましょう」
後で聞くと、ダクネスは何度もアルダープから婚姻を迫られているとか。
その後、解放されたカズマはウィズ魔道具店へ。ランダムテレポートをしたのはウィズなので文句を言いに行くのかと思いきや、カズマはウィズの店に自分の開発した道具を商品として置いて欲しいといいます。
この世界の住人は未だに火打ち石で火を起こしています。カズマが元いた世界の知識を元にライターを売り出せば飛ぶように売れるのでは?――そう考えての行動でした。
ウィズはまたしてもアクアに苛められていました……泣(ウィズ、不憫萌え……)
<帰ってこないダクネス……>
「ねーカズマ。ダクネスはー? ダクネスはまだ帰ってこないの?」
裁判が終わって数日後。彼女は領主に呼び出されたまま、帰ってきません。
めぐみんが黒猫を飼いたいと言ってきました。アクアが「邪悪なオーラを感じる」というこの猫の名前は「ちょむすけ」(一応、メスらしいです)
カズマがちょむすけに魚をあげると、ちょむすけは口から火を吐いて、軽くあぶってから食べました。
しかし、カズマの見たその光景を話しても、アクアとめぐみんは猫は火なんか吐かないと言って聞いてくれませんでした。
怒声と共に屋敷の中に検察官のセナが入ってきました!
どうやらめぐみんが街の近くで爆裂魔法をぶっ放しているせいでカエルたち(ジャイアントトード)が怯えて這い出てきたというのです。
これ以上、セナの心証を悪くしないよう、ダクネスのいない3人は急いでカエル退治へと向かいます。
……アクアがカエルに追われ、それをカズマが弓で狙撃して撃ち落としていきます。
しかし、ふとした油断からカエルたちに囲まれてしまい、ピンチに!
そこへ謎の少女が上級魔法、『ライトオブセイバー』で助太刀に来てくれました!あっという間にカエルたちはやられてきます!
少女:「た、助けたわけじゃないですから。ライバルがカエルなんかにやられたりしたら、私の立場がないから仕留めただけで……」
アクア:「なになに? あなたはめぐみんの知り合いなのかしら」
めぐみん:「……? どちら様でしょう?」
少女:「ええ!?」
彼女の名前はゆんゆん。
上級魔法を操る紅魔族です。
学校に通っていた頃はめぐみんが首席、ゆんゆんが次席でした。
ゆんゆんはめぐみんのライバルを自称していて、今回もめぐみんに勝負を挑んできました!
賞品を用意しないとめぐみんはいつも勝負を受けてくれないので、高純度のマナタイト結晶まで用意していました。
めぐみんは爆裂魔法を撃った後なので魔法対決は不可能。しかたなく体術勝負になりましたが、やはりめぐみんはふらふらです。
めぐみんは両手をあげて抱きつくような体勢をとり……?
ゆんゆん:「ねえめぐみん。ちょっと待って。……その、あなたの体がテラテラしてるんだけれど。それってもしかして…………」
めぐみん:「そーですよ。これはカエルの粘液です」
↓
ゆんゆん:「降参! 降参するから! マナタイトならあげるから、こっち来ないで!」
めぐみん勝利!
その後、めぐみんはカズマにも抱きつき、屋敷に戻ると2人は我先にとお風呂へ向かい、一刻も早くカエルの粘液を落とそうとします。
結局どちらも譲らず、一緒にお風呂に入りました!お風呂場でめぐみんは来月、誕生日を迎えて14歳になると言ってきました。
(めぐみんの誕生日はおそらく、こちらの世界で言う「2月」くらいでしょうか?季節的に)
アクアがお風呂場までやってきたので、慌ててカズマは初級魔法でドアを凍りつかせます!
しかし、結局アクアは入ってはきませんでした。
そのままカズマは魔力切れで動けなくなり、さらにめぐみんを子供扱いして怒らせてしまい……。
カズマ:「ア、アクアー!アクア―!! ロリっ子にイタズラされるー!」
カズマは「ロリニート」の称号をゲット。
妙なモンスターの噂が流れていました。動くものにくっついて自爆する厄介なモンスターのようです。
ゆんゆんがぼっちなのでかまってあげました。
「アダマンタイト」と呼ばれる超硬度の鉱石を割ると賞金がもらえる商売をやっているおじさんがいましたが、めぐみんに見つかってしまい大慌て。慌ててカズマはめぐみんを抑え、街の冒険者たちはおじさんを逃がします。
屋敷に帰るとアクアがジャグリングしていました。どうやらまたしても芸人さんの心をへし折って来たようです……(かわいそう)
<ダクネスの事情>
暖炉の前からどいてくれないアクアの服をカズマがスティールで1枚1枚剥ぎ取っていたその時。
「た、大変だ! カズマ、大変なんだ!」
突然、純白のドレスを着た美女が屋敷に飛び込んできました。一瞬誰だか分からなかったものの、よく見ると彼女はダクネスです!
「ダクネスは領主に純潔を奪われ、このドレスもアルダープからのもらい物なんだ……」すっかりそう思い込む3人でしたが、どうやら違うようです。
領主アルダープは、自身の息子とのお見合いをダクネスに求めてきたのです!
ちなみにこのアルダープの息子は父親とは大違いの好青年です。
ダクネス:「……わ、私は本名を、ダスティネス・フォード・ララティーナと言う。その……。そこそこ大きな貴族の娘だ」
「「「ええっ!?」」」
ちなみにダスティネス家というのはこの国の懐刀とまで言われる、大貴族です!どうやらダクネスのお父さんは危険な冒険稼業を娘には止めてほしいようで、お見合いの話をしばしば持ちかけてきては、顔面を殴られているようです。
カズマ:「ダクネスお前……! 普段、うむ、とか、そうだな、とか真面目くさった、騎士みたいな口調なのにっ! 本名はララティーナなんて可愛らしい名前なのかよっ!!」
確かに可愛らしい名前です!
(この作品、人の名前にちょっとネックがありますね。皆変わった名前をしていますが、「めぐみん」や「ゆんゆん」などは『変な名前』として認識されるようです。「アクア」にはそのまま水という意味もあります。「ララティーナ」という名前はかわいいみたいです)
いつか強敵に攫われ、凌辱されることを夢見るドMクルセイダー、ダクネス。
彼女のことを考えればこのまま嫁に出してしまった方がいいのかもしれません。
嫁に行きたくないダクネスの意志を無視し、カズマはダクネスのお見合いを成功させることにしました!
お見合い当日。
カズマとアクアはそれぞれダクネス御付きの執事・メイドとしてダスティネス廷へとやってきました。
アルダープの息子、バルターはイケメンで努力家の好青年。素行も良いようです。
しかし、ドMのダクネスはこんな優しそうな男性が気に入る訳がありません。
お見合いをぶち壊しにしようとするダクネス。その暴走を止めるカズマ。ギスギスした変な空気のままお見合いは続きます。
そうこうしている内にカズマとダクネスの仲が良いことを見抜いたバルターは、お見合いを諦めてくれました(本当にいい人!)
結局、最初からお見合いを断った方がマシでした。
<再びキースのダンジョンへ!>
「サトウカズマ! サトウカズマはいるかああああああ!」
後日。
検察官のセナが血相を変えてカズマの屋敷に飛び込んできました!
今度は以前潜った「キースのダンジョン」で謎のモンスターが大量発生しているようです。今度こそ自分たちは関係ないと思いきや、アクアがキースを成仏させた時の魔方陣が今も奥地に残っているとのこと。
セナを追い払った後、慌ててカズマ達一行は件のダンジョンへと向かいました!
中にはこちらにくっついて自爆する厄介な人形型のモンスターが沢山いましたが、ダクネスが盾となってくれたので難なく進むことができました。
奥へ進むと、人形モンスターと同じ仮面を付けた謎の男がせっせと人形を作っていました……。
「……ほう。よもやここまで辿り着くとは。我がダンジョンにようこそ冒険者よ! いかにも、我輩こそが諸悪の根源にして元凶! 魔王軍の幹部にして悪魔達を率いる地獄の侯爵! この世の全てを見通す大悪魔、バニルである!」
思いがけない大物が登場してしまいました。
どうやらこのバニルはこのアクセルの街の調査、そして魔道具店の店主、ウィズに用があって来たようです。(一応、ウィズも魔王軍の幹部です)
このバニルは自分のダンジョンを持つのが夢で、ウィズにダンジョンを作ってもらう約束をしていたものの、いい感じの空きダンジョンがあったから籠っていたようです。
バニルは全てを見通す悪魔です。カズマが魔方陣を消しに来たこと、そして地上には女神、アクアがいることなどを見抜き、外へ出ようとします。
「人間は殺さない主義」だというバニルですが、どうやらアクアの正体が女神だと見ぬいている様子。
このままではアクアが危ないと判断したカズマ、ダクネスはそのままバニルと闘います!
バニルの体を斬りつけることに成功したものの、バニルの本体は実は仮面。体は土でできたまがい物です!
そのままバニルの仮面はダクネスにくっつき、ダクネスの体は乗っ取られてしまいました!
しかし、ここでダクネスは強靭な精神力を発揮!
体の侵攻に抗うと激痛が奔りますが、ドMのダクネスにとっては、もはやご褒美!
結局、外に出たダクネスごと、バニルは爆裂魔法を食らって消滅。戦いは終わりました。
(この間、ダクネスとバニルのやりとりが面白かったのですが、ここでは省略しています。是非、買って読んでみて下さい!)
バニルとの交戦を検察官のセナが見ていたため、「カズマが魔王軍と内通しているのでは?」という嫌疑は晴れました!
バニルの討伐報酬を受け取り、無罪となり、借金も全て無くなりました!!
その後。ウィズの魔道具店に行くと倒したはずのバニルが店員として働いていました。
高ランクの悪魔には残機があり、死んでもまた甦ることがあるそうです……。よく見るとバニルの仮面には「U」の文字が……。どうやら2代目バニルということらしいです。
こうしてカズマの周りに厄介者が増えたのでした……(汗)
以上、「この素晴らしい世界に祝福を!」、3巻のあらすじネタバレでした!
この素晴らしい世界に祝福を!3巻の詳細はこちら!
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