ラノベぐらし！

ここでは人気ライトベル（あるいはアニメ）、「この素晴らしい世界に祝福を！」、原作２巻のストーリーのネタバレです！
大雑把な内容を載せていますが、ここでは省いているシーンもたくさんありますし、何より「このすば！」はパーティーの２人とその取り巻きとの会話が面白いので、ちゃんと楽しみたい人はアニメを見るなり、原作ライトノベルを買うなりすることをおすすめします……。
それでもいいという方だけどうぞ！

２巻の感想：この素晴らしい世界に祝福を！２巻の紹介，感想
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ここで紹介しているのは概要だけです。
この素晴らしい世界に祝福を！２巻の詳細はこちら！



以下、「この素晴らしい世界に祝福を！」２巻のネタバレです！

「……金が欲しいっ！」
カズマは血を吐くように切実に呻きます。

魔王軍幹部、デュラハンのベルディアとの戦いで借金４千万エリスを負ってしまったカズマ一行。

季節は冬。魔王軍幹部との戦いで報酬を貰った冒険者たちは引きこもりがちになり、クエストに出ているパーティーは殆どありません。
しかし、冬は凶暴なモンスターが多いためなかなか手ごろなクエストが見つかりません。結局、４人は「雪精の討伐」というクエストを受けることに。
雪精は人に危害を与えるモンスターではありませんが、１匹倒すごとに春が半日早く来ると言われているモンスターです。報酬は１匹あたり十万エリス。（高い！）

４人は着々と雪精を狩っていきます。更にめぐみんが爆裂魔法を放ち、８匹まとめて倒したところでカズマは疑問を感じます。なぜ、こんなにも楽なクエストを誰も受けようとしないのか――。
やがてその答えがやって来ました。雪精たちの主、「冬将軍」の登場です！

冬将軍は近くにいたダクネスに切りかかり、ダクネスは大剣でこれを受け止めますがあっさりと真ん中から叩きおられてしまいます。
（１巻で戦ったベルディアよりも攻撃が強い！）

アクア曰く、冬将軍は寛容で、きちんと礼を尽くせば許してもらえるとのこと。
アクアはすぐさま土下座。めぐみんは爆裂魔法を撃って倒れたまま死んだふり。カズマはダクネスの頭を強引に下げようとしますが、武器を持ったまま冬将軍の前で顔を上げてしまい、そのまま切り付けられてしまいました……。


エリス：「佐藤和真さん……ようこそ死後の世界へ。私は、あなたに新たな道を案内する女神、エリス。この世界でのあなたの人生は終わったのです」
エリスはアクアの後輩女神です。

カズマは再び死後の世界へとやってきていました……。
彼は自分が死んだと自覚すると同時に頬を熱い物が伝っていくのに気付きます。

　ああ、そうか――
　俺は大嫌いだと思っていたあのろくでもない世界の事が、案外気に入っていたらしい。

この後、「一度生き返ってるから天界規定で生き返らせてはダメ」と言われてエリスとアクアがややもめましたが、結局カズマは生き返りました。（よかった！）

結局稼いだ金額は120万エリス。
めぐみんの爆裂魔法でも冬将軍は倒せないそうです……（汗）




酔っぱらい戦士に「いい女三人も連れてハーレム気取りか」と言われたカズマは激怒。

酔っぱらい：「上級職におんぶに抱っこで楽しやがって。苦労知らずで羨ましいぜ！　おい、俺と代わってくれよ兄ちゃんよ？」
カズマ：「大喜びで代わってやるよおおおおおおおおおおおおっ!!」
……という訳でカズマはこの戦士と1日だけパーティーを交換することにしました。
（この酔っぱらい戦士は「ダスト」という名前で、今後カズマの悪友になります……）

カズマはお世話になるパーティーに入った後、皆で「ゴブリン狩り」のクエストへ出発。《潜伏》、《敵探知》などのスキルで「初心者殺し」と呼ばれ恐れられる強敵を回避し、初級魔法を見事に使いこなして見方をサポート。
すっかり新しいパーティーのMVPとして受け入れられました！

帰ってくるとダストは背中にめぐみんを背負い、アクアは気絶したダクネスを背負って泣いていました。
やっぱりこのパーティーはカズマにしか指揮できないようです……。


ある日。
カズマはダンジョンに潜り、潜伏スキルを使って戦闘を避けながらお宝をゲットできないか試してみることにしました。
彼が潜るのは弱めのアンデッド系モンスターなどが出てくる、難易度の低いダンジョン。他のメンツには入り口で待機するように言いますが、アクアはついていくと言って聞きませんでした。役に立ちそうもないめぐみんとダクネスはそのまま待機。

ダンジョンの中は予想以上にアンデッドが多く、アクアが以外にも大活躍！　お宝が見つからないまま一番奥までやってくるとリッチ―のキースという男がいました。
キースは、かつては国一番のアークウィザードとして名を馳せ、貴族の令嬢を攫ってリッチ―となりました。
令嬢が死んでも自分は死ねないため、キースはアクアに頼んで浄化してもらいました。

ダンジョンの帰り道。
カズマはふと思います。
ベルディアの手下、アンデッドナイトたちはアクアだけを追い掛け回していました。更にこのダンジョン内で異常にアンデッドと遭遇。更に更にキースはアクアの神聖なオーラによって目覚めてしまった……。

アクアは、アンデッドに集られる体質なのでした！
……アクア自身、アンデッド退治のエキスパートでもありますが……。なんだかゴキブリホイホイみたいですね（笑）


自分のパーティーのバランスが悪すぎると悟ったカズマは、以前知り合ったウィズの下へやってきます。
ウィズはリッチ―という最強クラスのアンデッドで、一応魔王軍の幹部です。しかし、そんな正体をかくして彼女は現在このアクセルの街で魔道具店を経営しています。

カズマはこのウィズにリッチ―のスキルを教えてもらいに来ました。無事、《ドレインタッチ》というスキルを習得。これは触れた相手から魔力を吸い取る、強力な技です！

一緒についてきたアクアにウィズは浄化されかけ、半透明になってしまいます……。アクアは本能的にアンデッドが嫌いで、すぐに浄化しようとします。
ウィズは、アクアが狂人の多い「アクシズ教」の女神だと知り、余計に怖がります……。

「ごめんください。ウィズさんはいらっしゃいますか？」
ウィズ魔道具店に中年男性が入ってきました。どうやら彼の所有する屋敷が悪霊に大量の悪霊が取り憑き、悪評が絶えず困っているとのこと。
（ウィズはこの街では凄腕の大魔道師として有名です！「貧乏店主さん」などと呼ばれてもいますが……）

カズマはアクアに浄化されかけて半透明になってしまったウィズの代わりにこの依頼を受けることにしました。


なんと、屋敷の悪評が無くなるまでその屋敷に住んでいいと男は言ってきました！これで寒い馬小屋で寝起きする生活とはオサラバです！悪霊もアクアさえいれば大丈夫だろうと皆安心していました。

しかしその日の夜。カズマの部屋に謎の人形が出現。その人形が近づいてきたので慌ててカズマは逃げ出し、アクアの部屋へ飛び込みました！
そこにはおしっこの限界が近いのに、怖くて動けないでいるめぐみんの姿が……。

カズマももよおしてきたため、アクアの部屋のベランダから用を足してしまおうとしますが、めぐみんがそれを許しません！

カズマ：「ええい放せ！お前、紅魔族はトイレ行かないとか言ってたじゃねーか！　なんならそこに空いた酒瓶が転がってるから！」
めぐみん：「今、とんでもないことを口走りましたね！　その空いた酒瓶で私に何をしろと!?させませんよ！　私でも、カズマが用を足そうとしてる所を、後から揺らしてやるぐらいはできますか……ら……ね……………………」

……窓の外を見ると、大量の人形が張り付いていました……。

その後、怖い思いをしながらも結局トイレを済まし、ダクネス、アクアたちと合流。アクアが屋敷中の悪霊を浄化して廻り、除霊が全て終わるころには朝になっていました。



大量の除霊をしたので、何か報酬が貰えないかとカズマ一行はギルドへやってきました。
受付のお姉さん：「お手数かけて申し訳ないです。悪霊が急に増えた原因なんですが、分かりましたよ。　街の共同墓地があるじゃないですか？　あの墓場に何者かがイタズラで神聖属性の巨大な結界を張ったんですよそれで、墓場に発生した霊が行く場所を失って、街の中の、人のいない空き家に住み着いたみたいで……」
……この巨大な結界はアクアが張ったものでした。
結局、ギルドからの報酬は受け取らず、この依頼をしてきた男性に謝りに行きました。
しかし、屋敷の悪評が消えるまではこのまま住み続けてくれて構わないと言われ、カズマはこの太っ腹な紳士に感謝するのでした……。
（屋敷ゲット！）


屋敷を手に入れ、これで寒さの厳しい冬を越すことができます！
カズマは借金返済のために内職。
アクアは一番暖かい暖炉の前を占領。
めぐみんとダクネスはチェスのようなボードゲームで遊んでいました。

（ここでアクアのパラメータが全く上がっていないことにカズマは気づき、アクアの知性はこれ以上上がらないのだということを知ります）

その後、カズマは外出。
幼少の頃飲まないと誓ったはずの酒を昼間から飲みながら、カズマは悪友のダスト、キースと話していました。
彼らの話によるとこの街にはサキュバスたちが経営する風俗店（？）のような物があるとか。なんでも、彼女らが夜にこっそり枕元までやってきて、好きな夢を見せてくれるというのです！
夢の中なので近親相姦でも身分の違いも、幼女が相手でも自分が性転換してもなんでもOK！



見た目だけは美女の3人に普段から囲まれていて溜まっているカズマはこのサービスを受けてみることにしました！

カズマが帰ってみると、ダクネスの実家から「霜降り赤ガニ」と高級酒の差し入れがあり、豪勢な夕食が待っていました！
しかし、今夜はサキュバスの夢をしっかり見るため泥酔してはいけません。すでに飲酒しているカズマは早々に夕飯を切り上げました……。

その後、カズマは風呂に入りますが、そこへうっかりダクネスが入り込んでしまいます！これを夢だと勘違いしたカズマは世間知らずのダクネスに背中を流すように命令。押しに弱いダクネスはカズマの言うとおりに行動してしまいます……。

その後、サキュバスが屋敷に侵入し、アクアに浄化されそうになりますが、カズマがこれを庇い、サキュバスの女の子は逃げ延びることができました。
ダクネスには「カズマはサキュバスに操られていて、記憶は無い」ということにして許してもらいました。


『デストロイヤー警報！　デストロイヤー警報！　機動要塞デストロイヤーが、現在この街へ接近中です！　冒険者の皆様は、装備を整えて冒険者ギルドへ！　そして、街の住人の皆様は、直ちに避難してくださーいっ!!』

「機動要塞デストロイヤー」というのはもともとは隊魔王軍用の兵器として造られた超大型のゴーレムです。見た目は巨大な蜘蛛のような形をしていて、8本の巨大な足で馬よりも速い速度が出ます。
さらに強力な魔力結界が張られているため、魔法での攻撃が一切効きません！

かなりの難敵ですが、カズマや他の男性冒険者たちはサキュバスの店を守るため（？）、一致団結。
アクアの魔法でデストロイヤーの魔力結界を無効化し、ウィズとめぐみんの爆裂魔法でデストロイヤーの8本の足を攻撃して動きを止める作戦に決まりました！
（ウィズは爆裂魔法も使えるんですね！さすが魔王軍幹部のリッチ―！）


（機動要塞デストロイヤー！）

無事、めぐみんとウィズの爆裂魔法が炸裂！しかし……。
デストロイヤー：『この機体は、機動を停止致しました。この機体は、機動を停止致しました。排熱、及び機動エネルギーの消費ができなくなっています。搭乗員は速やかに、この機体から離れ、避難して下さい。この機体は……』

……何やらヤバそうな警報が鳴り響きます……。慌てて冒険者たちは挙ってデストロイヤーに乗り込み、無力化しようと乗り出します！

そして冒険者たちは部屋の中で椅子に座ったまま白骨化した人骨を発見。どうやら、このデストロイヤーを開発した研究者の様です……。アクア曰く、何の未練も無くすっきりと成仏しているとのこと。
アクアは机の上に残された一冊の手記を見つけ、読み始めます。
そこにはデストロイヤーが開発された経緯、そしてその科学者が乗った状態でデストロイヤーが暴走した時の様子などが書かれていました。
しかし、設計図が実は潰した蜘蛛だったり、発狂したふりをしてパンツ一丁になったら「それも脱げよ」と女科学者に言われたり、デストロイヤーの中で泥酔して気づいたら暴走して国を滅ぼしていたり、更にはその状況で「何かスカッとした！」と書いていたり……。
どうやらこのデストロイヤーの開発責任者はかなりいい加減な人物のようです……。

カズマは暴走の元凶となっている「コロナタイト」を『スティール』で取り出します（大火傷！）

それでもコロナタイトの暴走が止まらなかったのでウィズにランダムテレポート（どこに飛んでいくか分からない）で飛ばしてもらい、更にめぐみんの爆裂魔法を最後に放ち、機動要塞デストロイヤーは完全に無力化しました。
一件落着！
（爆裂魔法の魔力はドレインタッチでアクアから吸い出しました）



その後、カズマは報酬を貰うつもりでギルドに言ったものの、ギルド職員の他に、国の騎士二人と見慣れない黒髪の女性の姿が……。

その黒髪の女性が厳しい目つきで言い放ちます。
「冒険者、サトウカズマ！　貴様には現在、国家転覆罪の容疑が掛けられている！　自分と共に来てもらおうか！」

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以上、「この素晴らしい世界に祝福を」、2巻のあらすじネタバレでした！

この素晴らしい世界に祝福を！２巻の詳細はこちら！