(このすばの駄女神様こと、アクア!)
ここでは人気アニメ、「この素晴らしい世界に祝福を!」、通称このすばシリーズの原作ライトノベル、1巻の内容をネタバレしていきます!
「この素晴らしい世界に祝福を」の詳細はこちら。
1巻の感想:この素晴らしい世界に祝福を!1巻 [ああ、駄女神さま]の感想!
それでは以下、「この素晴らしい世界に祝福を」、1巻のネタバレです!
<プロローグ!>
女神:「佐藤和真さん、ようこそ死後の世界へ。あなたはつい先ほど、不幸にも亡くなりました。短い人生でしたか、あなたの生は終わってしまったのです」
真っ白な部屋の中で和真は突然そんなことを告げられました。
この女神の名はアクア。
佐藤和真は「トラックに轢かれそうになった女子高生を助けて、自分が轢かれて死んだ」と思っていましたが、アクアの話を聞くとトラックではなくトラクターで、放っておいても女子高生は別に死にませんでした。
さらに和真が突き飛ばしてしまったせいで女子高生は足を骨折……。
そして和真の死因は「車に轢かれたと勘違いしてのショック死」という、なんとも情けないものでした!
最初は物腰丁寧で神々しかったアクアの口調も、だんだん和真を小バカにした態度に変わってきます!
アクアは死んだ和真に「ゲームの中のような異世界」へ転生することを勧められます。しかも「好きな物を1つその世界へ持って行っていい」という破格の条件付き!
この世界を支配している魔王を倒してもらいたいそうです。(まるで勇者ですね)
しかし、和真が何を異世界に持っていこうか選んでいると、スナック菓子を食べながらアクアが「はやく決めてよー」とどうでも良さそうな態度で和真を急かしてきます……!
いい加減腹に据えかねた和真は「じゃあ、あんた」と異世界に持っていく「者」としてアクアを指名。
そして和真とアクアの足もとに魔方陣が現れ……。
泣き叫ぶアクアと一緒に、和真は異世界へとやって来たのでした。
<異世界冒険の始まり!>
始まりの町、「アクセル」。
泣いているアクアを宥め、カズマはアクアにこの町のことを聞き出そうとしますが……。
町のことは知らない、最低限の装備も無い、お金も持っていないからギルドについても冒険者として登録してもらうことすらできないという散々な状態でした。
(異世界に来てから「和真」じゃなくて「カズマ」。文字が日本語じゃなくなったから?)
結局、エリス教徒のプリーストから冒険者として登録してもらう分のお金を恵んでもらいました。
カズマは「知力」がやや高く、「幸運」が飛びぬけて高い以外は普通のパラメータ。最弱職の「冒険者」になってしまいました。
(レベルが上がれば転職可能!)
アクアはカズマと真逆で知力と幸運がとても低い代わりにその他のパラメータがとても高く、最初から上級職の「アークプリースト」に就きました!
有望な新人(アクアのこと)が現れたとギルド内は大盛り上がり!(そしてそれを眺めるカズマ……)
2人はその後、しばらくお金を工面して生活するために外壁工事のアルバイトをしていました。(意外とアクアが働き者だった!)
アクアが「魔王を倒す」というこの世界へやって来た目的を忘れたころ、カズマはいよいよギルドの「クエスト」を受けてみようと提案。
「ジャイアントトードを5体倒す」というクエストに挑戦することになりました!
ジャイアントトードには打撃がほとんど効きませんが、それを無視してアクアは「ゴッドブロー」なるパンチでカエルに殴り掛かり、食べられてかけてしまいます……。
このジャイアントトードは食べてる時は動かなくなるので、カズマはアクアが食べられているスキにカエルを討伐。
結局その日はアクアが2回食べられ、カエルは2匹倒して終わりました……。(あと3匹!)
次の日、アクアの提案で仲間を募集することにした2人。しばらく待っていると「めぐみん」と名乗る女の子が仲間になると言ってきました。
とりあえずめぐみんは3日間何も食べていないそうなのでご飯をおごってあげました。
めぐみんは以外にも上級職の「アークウィザード」。赤い瞳と高い魔力、そして変な名前で有名な「紅魔族」の娘でした!
めぐみんを引き連れてカエル退治に向かうと、2匹のジャイアントトードを発見。
アクアはまた捕食され、めぐみんは見事、最強の魔法、「爆裂魔法」でカエルを1匹倒します!
しかし、魔力を使い果たして倒れためぐみんの下に3匹目のカエルが現れ、めぐみんとアクアは揃ってカエルに食べられることに……。
結局、この2匹もカズマが倒し、無事に5匹のジャイアントトードを討伐!クエスト完了です!
ジャイアントトードは食品として1匹5000エリスで買い取られ、クエストの達成報酬は10万エリスでした。
(1エリス=1万円)
「エリス」はアクアの後輩女神の名前で、この国の国教、「エリス教」のご神体です。アクアの「アクシズ教団」はマイナー。
カズマは命がけで戦った割りには少ない報酬額に不満です。
めぐみんは最高威力の魔法、「爆裂魔法」しか使えないことが発覚しました。カズマは慌ててパーティーから外そうとしますが、めぐみんは強引に仲間になってしまいました……。
その後。カエルの粘液でヌルヌルになっている美女2人を引き連れていたカズマを見て、ドMな性癖を持つダクネスさん(またしても女)が仲間になりたいと言ってきました。
彼女も上級職の「クルセイダー」で、防御方面に特化している上に攻撃されるのが好き。
しかし、自分の攻撃は全然当たらないというなんとも使い勝手の悪い騎士でした……。
カズマはダクネスを断りました。
(ダクネス!)
<スキル、クリス、ダクネス、キャベツ……>
カズマ:「なあ。 聞きたいんだがスキルの習得ってどうやるんだ?」
仲間からスキルの習得方法を聞きだしたカズマ。どうやら習得したいスキルを予め誰かに教わらないといけないようです。
そこへ冒険の役に立つスキルを多く持つ「盗賊」、クリスがやってきてカズマにスキルを教えてくれることになりました。
クリスはダクネスの友達です!(不安!)
クリスから《敵感知》《潜伏》《窃盗》スキルを教えてもらい、それぞれ1ポイントずつスキルポイントを振り分けました。
クリスは窃盗を教えるときにカズマから財布を盗んだので、カズマもクリスに窃盗(スティール)を使っていいという話になりました。
何が盗めるかは「幸運」のパラメータに依存します。カズマは幸運の数値だけは高いのでこの勝負を受けましたが……。
カズマ:「ヒャッハー! 当たりも当たり、大当たりだあああああああああ!」
クリス:「いやああああああああああ! ぱ、ぱんつ返してえええええええええええええええっ!」
その後、クリスは自分のパンツと引き換えに、カズマの財布と自分の財布を差し出すことになりました。
その後、めぐみんにスティールを使いましたが、またしても盗んだのはパンツでした……。
ダクネス:「やはり。やはり私の目に狂いは無かった! ――なんという鬼畜……っ!是非とも……! 是非とも私を、このパーティーに入れてほしい!」
カズマ:「いらない」
ダクネス:「んんっ……!? く……っ!」
そんな折、突然大音量のアナウンスが響きます。
『緊急クエスト! 緊急クエスト! 街の中にいる冒険者の各員は、至急冒険者ギルドに集まって下さい!』
カズマが行ってみると、緊急クエストは「キャベツの収穫」でした。
アクア:「この世界のキャベツは飛ぶわ」
……そう、この世界のキャベツは飛びます。というか、野菜全般が動き回ります。アスパラとかは攻撃力が高いので注意だそうです……(なんだこの世界は!……ww)
その後、異常に美味しいキャベツ炒めを皆で堪能しました(笑)
カズマはこのキャベツ狩りでかなりの好成果を出し、レベルが2つ上がって6になりました。
これによって《片手剣》《初級魔法》の2つのスキルを習得。(順調に成長していってます)
ちなみにカズマは初めスキルポイントが0で、レベルが1上がる毎にスキルポイントは1手に入ります。
優秀な人は最初からスキルポイントが10や20あったりするそうですが、このすばの主人公にそんなことはありませんでした。
……
次のクエストは何を受けようか話し合いが始まります。
アクア・めぐみん「「カエルはやめよう!」」
カズマ:「……お前、言いたくないけど……まだ何の役にも立ってないよな」
アクア:「!?」
カズマ:「ダクネスさん、着痩せするタイプなんですね……」
ダクネス:「……む、今、私の事を『エロい身体しやがってこのメス豚が!』と言ったか?」
カズマ:「言ってねえ」
……結局、4人は共同墓地に現れるアンデッドモンスターを狩りに行きました。
アンデッドが現れるまで墓場でバーベキューをしていたところ、カズマの《敵探知》スキルに反応が。どうやら想像を超える大物が来てしまったようですが……。
アクア:「あ――――――っ!! リッチ―がノコノコこんなとこに現れるとは不届きな! 成敗してやるっ!」
そこに現れたのは「リッチ―」というアンデッド最強クラスのモンスターでした。
かつての大魔法使いが魔道の奥義によって人の身体を捨て去った、アンデッドの王です。
リッチ―:「や、やめやめ、やめてえええええ! 誰なの!? いきなり現れて、なぜ私の魔方陣を壊そうとするの!? やめて! やめてください!」
……このリッチ―(女性)はウィズという名前で、墓場の迷える魂を浄化してあげていたようです(実はいい人!)
アクアがリッチ―を浄化しようとしますが、カズマが剣の柄で殴ってそれを止めます。これがカズマ達とウィズの出会いでした。
(ウィズは今後もちょくちょく出てきます!)
ちなみに、クエストは失敗に終わりました。
<魔王軍の幹部が!?>
酒場にて。
魔王軍の幹部の1人がアクセルの街近くの古い城を乗っ取ったというウワサを聞きました。
カズマはネロイドのシャワシャワを飲んでいました。(お酒ではなく、炭酸でもないのに何か「シャワシャワ」する不思議な飲み物だそうです)
カズマは改めて自分のパーティーを見返し……。
「何でこう、まとまりが無いんだよこのパーティーは……。本当に移籍を……」
「「「!?」」」
後日。
めぐみんは杖を、ダクネスは鎧を強化していました。
アクアはキャベツ狩りの報酬がたったの5万エリスしか貰えないことに憤り、一方カズマは100万エリスちょいの報酬を貰ってホクホク。このお金でちゃんとした部屋に移り住むことにしました。
アクアの捕まえたのは殆どがレタスだったようです……。
アクア:「カズマ、お願いよ、お金貸して! そりゃあカズマも男の子だし、馬小屋で夜中にゴソゴソしてるのは知ってるから、早くプライベートな空間が欲しいのは分かるけど! 五万! 五万でいいの! お願いよおおおおお!」
アクアは金欠のため、ダクネスとめぐみんは杖、鎧を試したいがためにクエストを受けようとしますが、何故か掲示板には高難易度のクエストしか残っていません……。
どうやら、魔王の幹部が近くに来た影響で弱いモンスターは軒並み逃げてしまったようです!
(アクア涙目!)
クエストは一旦諦め、カズマとめぐみんは爆裂魔法を放ちに外へ出ていました。すると丘の上に廃城を発見。
以降、この廃城にめぐみんは毎日爆裂魔法を打ちこむことになりました。
廃城を見つけてから1週間後。
アクセルの街になんと魔王軍の幹部、デュラハンのベルディアがやってきました!
ベルディア:「まままま、毎日毎日毎日毎日っっ!!おお、俺の城に、毎日欠かさず爆裂魔法打ちこんで行く頭のおかしい大馬鹿は誰だあああああああー!!」
魔王の幹部は、それはもうお怒りでした。
めぐみんは爆裂魔法を止めないと言い、怒ったベルディアはダクネスに「1週間後に死ぬ呪い」をかけてしてやったり顔で去っていきました。
すぐにアクアが呪いを解き、結局何事も無く終わりました。
<アクアは水の女神!>
アクアは湖の水を浄化するクエストに向かいました。水が汚くなったせいで「ブルータルアリゲーター」という凶暴なワニが住み、困っているそうです。
カズマの思い付きでアクアを頑丈な檻に入れ、そのままアクアを湖の水に浸します。
アクアは自分の入っている檻に噛みつくワニたちに怯えながらもなんとか湖の水の浄化に成功。しかし、アクアは怖がって檻の中から出ようとしません……。
アクアの入った檻を台車に乗せて帰る途中、「御剣響夜(みつるぎきょうや)」という男が「アクア様!」と言いながら駆けつけてきました。
どうやらこのミツルギはアクアから魔剣グラムというチート武器を貰ってこの世界に来たようです。
話の流れでカズマとミツルギが決闘することになりましたが、カズマは不意打ちであっさりとミツルギに勝利。
戦利品として魔剣グラムを貰いました。(この剣はミツルギ専用武器なので、カズマが持っても普通の剣です)
その後、ミツルギが再びカズマの下にやって来たときには魔剣グラムは売り払われていました……。
(ミツルギ、不憫……)
<またしても魔王軍の幹部が……>
『緊急! 緊急! 冒険者の皆さんはただちに武装し、戦闘態勢で街の正門に集まって下さい! ……特に冒険者サトウカズマさんとその一行は、大至急でお願いします!』
またしても流れる大音量のアナウンス。
またしてもデュラハンのベルディアがアクセルの街にやって来ました!
どうやら、めぐみんはまだ爆裂魔法を彼の廃城に毎日打ちこんでいたそうです……。めぐみんは爆裂魔法を打ちこむと全魔力を使い果たして動けなくなるので、アクアも共犯で犯行に及んでいました……。
更にベルディアはダクネスがもう死んでいると思いきや、生きてるのを見て唖然。
いよいよベルディアは本気で怒り、街の冒険者たちVS魔王軍幹部の戦いが始まってしまいました!
ベルディアの手下たちはアクアに群がり、それをめぐみんが爆裂魔法で一掃。
カズマがベルディアの弱点は「水」だと見破り、街の魔法使いが一斉に魔法、「クリエイトウォーター」で水をかけ続けます。
かわし続けるベルディア。
しかし、アクアは水の女神。彼女の起こした洪水によってベルディアは一気に弱体化。
カズマはベルディアに向かって窃盗スキルを使い、なんと「ベルディアの頭」を盗むことに成功!
冒険者たちは魔王軍幹部の頭でサッカーを始めてしまいます……。
さらにダクネスがベルディアの鎧を傷つけることに成功!
(ベルディアはこの鎧によって強大な耐魔法力を得ていました)
アクアがとどめを刺し、ベルディアを倒しました!
……。
後日、ベルディアの討伐報酬を受け取りに行ったカズマ一行でしたが、アクアの起こした洪水によって街の一部が決壊。
討伐報酬が3億エリス。
街の弁償代が3億4千万エリス。
結局カズマ達は多額の借金を負うことになってしまいました……。
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異常、「この素晴らしい世界に祝福を」、1巻の概要ネタバレでした!
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