まだ5話を見てない方はネタバレ注意!
(尚、私は原作を全巻読んでいるので内容は既に知っています)
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「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」、5話のネタバレ!
4話、最後の戦いの回想。
剣の極意に近付いていくヤトリ。
うーん……。
このオープニング曲、なんか作品の雰囲気に合ってなくないですか?今更ですけど……。ここだけ残念。
(前はキャラデザが残念と言っていたかもしれないですが、もう慣れました!)
はい、ここから過去の回想シーンです!第5話はずっと過去のお話ですね。
ここは旭日連隊(グラ・メスエトリ)!
かつてイクタの父、バダ・サンクレイが指揮していた軍隊です!今はバダは処刑され、ユーカは死亡、連隊も解散してしまいましたが……。
幼い頃のヤトリがこの旭日連隊に遊学に来ました!
Q「何をしているのですか?」
A「息子を1匹飛ばしている」
酷い父親だ……(笑)
これは気球ですね。「揚気」(恐らく水素のこと)で浮いてるので、銃で撃つと爆発します。危険!
そんな物に息子を乗せるバダさん……。
バダ:「ヤトリちゃんもやってみる?」
ヤトリ:「ご命令とあらば」
バダ:「なるほど。キミはソルヴェナレス・イグセムの娘だ」
このバダ・サンクレイとヤトリ(ヤトリシノ・イグセム)の父親、ソルヴェナレス・イグセムは親友です。
ちなみに、トルウェイの父親、テルシンハ・レミオンを含めたこの3人は仲がいいです!(イグセム家とレミオン家は軍事に対する思想の違いから対立していますが、この代とイクタ達は例外的に仲がいいです。ヤトリとトルウェイのことですね)
アナライ・カーン!
この人がアニメに登場するとは……!
原作とはやっぱり絵が違いますが、大まかな雰囲気は似てるかも。食えないオッサンです。
このアナライ博士はまだ生きていて、現在は敵国の「キオカ共和国」に亡命しています。イクタ達のいるカトヴァーナ帝国は「アルデラ教」というのを国教にしていて、神を否定する「科学」は弾圧されてきました。まあ、キオカに行った後は逆に「技術を提供しろ」と国がうるさくまとわりついてくるようですが……(汗)
この作品に出てくる新兵器の大半はこの人の影響によるものなので、何気に重要人物だったりします。
「科学とはつまり、神学に於いて神の御業で説明されてしまう出来事をそれ以外のやり方で、厳密に解き明かそうとする学問なのですね」
アイスクリーム!(原作でもアニメでも「アイスクリーム」という言葉は出て来ませんが、バニラアイスでしょう。「氷菓」という言葉は出て来ます)
ヤトリに剣を突きつけられるイクタ……。
ヤトリの稽古中に近付くとこうなります……。
ヤトリの堅苦しいしゃべり方はどうやら直りそうにありません。
なんか、この絵だけみると普通に日本の小学生みたいです!(ヤトリの刀以外)
バダ・サンクレイからの指令書!
今日の課題が書かれています!さて、今日のお題は……?
「グイハン少佐を落とし穴にハメろ!」
この人には何の罪もないのに、三重に張られた落とし穴に落とされてしまいました……(理不尽!)
次の指令は台所から指定された食材を盗みだすことです。しかし、そこには強大な守護神、マリ婆が!(笑)
この時はまだ子供目線なのであらゆるお話がホッコリしてて見やすいです。人の首がザクザク落ちていくこの「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」シリーズの中ではかなり穏便な回でしょうね。
イクタの母、ユーカ・サンクレイ!
和食?
ヤトリのことを考慮したんでしょうか?虫は食べないようですね!良かった!
この4人での食事シーン。今後、この幸せな家庭はあっけなく崩れ去ってしまいます……。
2人はお互いの裸を抵抗なく晒すことができるくらい仲がいいです!
(子供だからではなく、成長しても)
山の生態調査へ向かいます。
途中の会話で「軍事演習ばっかりやってた」としれっと言っていましたが……。この軍事演習見たかった……。
この2人にバダから本当の小隊を預けられて木材を運んだり、いろいろなミッションをこなしていたんです。イクタとヤトリの2人が高度な戦略眼を養っていく重要シーンが……大胆にカットされてる!(残念)
アナライの弟子が忘れ物をしてしまい、イクタとヤトリは2人で山の中の小屋に泊まり、もう2人は忘れ物を取りに……。
オオカミの襲撃!
……正直、こんなオオカミ、ヤトリがサクッと全滅させればいいだけのような気がするんですが……?
(ヤトリはそれくらい強いです)
まあ、子どもだからまだそこまで強くなかったということで。
オオカミを退治することに決定!
2人で協力してオオカミを追い詰めていきます!
小屋に閉じ込めてからの火攻め。
オオカミのリーダーは生きて出てきました!ヤトリと戦闘に……。
でもやっぱりヤトリの方が強いんですよねー。
仔オオカミが現れ、その両親(?)が子供を隠すように立ちはだかりますが、結局諦めて帰って行ってしまいました……。
戦闘は終了。
朝!
燃え尽きた小屋の上で干し肉を齧ります……。
「戦いで敵を殺す」という経験は2人にとって初めてだったのかも。
そして月日は流れ……。
イクタ・サンクレイはイクタ・ソロークと名前を変え、再びヤトリの下にやって来ます。これは2人が中等部に入学した時のシーンですね。
「君をさらいに来たんだ。ヤトリ。未来の無いこの国から」
<感想>
さて、今回の内容でしたが……。
これ、原作ライトノベル7巻の内容じゃないですか!(私は既に原作を読んでいます)
4話で原作1巻のストーリーを消化し、いよいよガチの血みどろの戦争描写に入るのかと思いきや……。
覚悟していたグロ(?)絵はほぼ無く、穏やかな回だったのでびっくりしました!
しかもこの5話の終わり方を見るに、次回の6話もイクタとヤトリの回想かもしれないですね。
もしそうなら、ヤトリとイクタ中等部生の頃の話で、2人のエロ(?)シーンがあるかも……?
6話にはちょっと期待しておきましょう!
ライトノベルが原作のアニメってかなりの部分が省略されて、話が短くまとめられてしまってるので、ここでそれぞれのキャラを掘り下げるのは凄くいいことだと思います!
アナライ・カーンやイクタの父、バダ・サンクレイ、母のユーカ・サンクレイも初登場!(正直、アニメでこの3人を見れるとは思っていませんでした!これは素直に嬉しい!)
私が原作(7巻です)を読んだときの印象では、ユーカはもっと訥弁で台詞の合間によく「……」が入っていましたが……。けっこうハキハキしゃべってましたね。
他のキャラはおおよそイメージ通り!
あと、これ間違ってたら恥ずかしいですけど、バダ(イクタの父)の声ってクレヨンしんちゃんの野原ひろし……?
いや、なんか似た声の質だなーと……。
まあ、イクタの両親はこの5話で死んだので回想の中でももうバダとユーカは登場しないかもしれないですねー。
5話は何気に貴重な回なのかも!
あと、これはアニメ自体の感想ではないんですが……私、とある動画投稿サイトでこの「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」のアニメシリーズが投稿されてるのも視聴してたんですが……「コメント」を表示にするとみんな平気でネタバレしてくるんですね……。
初見の人に優しくないなっていう気持ちもありますが、中には秀逸なコメントもあってちょっと感心してしまいました!(笑)
ヤトリとユーカが面と向かっているシーンで「死ぬ髪型」と指摘してきたり、イクタが狼の顔面に香辛料を吹きかけた瞬間に「狼と香辛料」とコメントが流れたり……。
いや、こういうアニメの楽しみ方もアリなんですかねー。分かりません(笑)
あと、サンクレイ家の生活が「日本」っぽいのは、ユーカが「ヤポニク人」だからだと思います。
(和食だったり、橋で食べてたり)
ヤポニクはおそらくこっちの世界の日本をモデルにしています。ちなみに、このアニメの舞台は「カトヴァーナ帝国」という国で、これはインドをモデルにしています。
イクタにも「虫食い」というヤポニクの文化が継承されています。
(ユーカさんがムカデを食べる絵が想像できない……笑)
そんなこんなで以上、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」、アニメ5話のネタバレ&感想でした!
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