RPGのそんなストイックな作業が大好きです！
今回は この素晴らしい世界に祝福を！ １巻、[ああ、駄女神さま]です！
ストーリーの概要ネタバレ： この素晴らしい世界に祝福を！ネタバレ！[ああ、駄女神さま]（1巻）
次：この素晴らしい世界に祝福を！２巻の紹介，感想
このすば めぐみんの詳細データ！
この素晴らしい世界に祝福を！ １巻 / 暁 なつめ
おススメ度☆☆☆☆
ハーレム度☆☆☆
お気に入り☆☆☆☆
＜紹介＞
不慮の交通事故でなさけない死に方をしてしまった少年、佐藤和真。
和真が目を覚ますと目の前に美しい（が、性格と頭は残念な）女神様が。
女神様は自分を「アクア」と名乗り、ゲーム好きだった和真にゲームの異世界に行かないかと誘います。更にその異世界に「何でも好きなものを持って行って良い」と言いました。
終始、和真を小バカにした態度のアクア。これにイラついた和真は……。
和真：「じゃあ、あんたで」
余裕だったアクアの態度が急変！アクアと和真の足もとに青く光る魔方陣が現れ……！
アクア：「ちょ、え、なにこれ。え、え、嘘でしょ？ いやいやいやいや、ちょっと、あの、おかしいから！ 女神を連れていくなんて反則だから！ 無効でしょ！？ こんなの無効よね！ 待って！待って！？」
魔王の討伐を目指し、異世界に転生したカズマと女神様。そして異世界の愉快で残念な仲間たちでの冒険（？）がはじまります！
（眼帯：めぐみん 水色：アクア（女神様） 金髪：ダクネス）
＜感想＞
何か事件が発生して緊迫した空気を作り出した後、意外な展開で読者を裏切り、笑いをさそう……。そういうパターンが多かったですね。
特に面白かったのが緊急クエスト！アナウンスが放送されて行ってみたら
職員：「今年もキャベツの収穫時期がやって参りました！」
職員：「すでに街中の住民は家に避難して頂いております。ではみなさん、できるだけ多くのキャベツを捕まえ、ここに納めて下さい！くれぐれもキャベツに逆襲されて怪我をしない柚お願い致します！」
などと職員が説明し出したシーンは本当に読んでいてポカンとなりました。（笑）
どういうことかはご自分で確かめて下さい！
主人公は情けない死に方をして転生させられたり、アクア（女神様）は堕天されて人間と一緒に暮らすことになったり……、この記事を書いてて気づきましたが、実はキャラ設定は暗い部分が多いんですね。アクアやカズマたちがあんまりにも楽しそうに異世界に馴染んでいたので気が付きませんでした。
土木作業で生計を立てることになった時も、アクアは「労働の喜びに夢中になって魔王のことなんか忘れてました」なんて言っちゃってます。
凄く魅力的なキャラだと思います！（うちにも一人、こんな女神様がほしい……！）
カズマのパーティーの４人（アクア、カズマ、めぐみん、ダクネス）のメンバーは皆が皆、ワガママだったり独特のこだわりがあったりして、思うようにコントロールが効きません。それにカズマが振り回されたり、周りに被害が及んだり……良い感じの「事件の種」になってました！
この作品はアニメ化もしましたが、結構キャラ絵が違うんですよねー……。まあ、アニメの方でもみんなの性格は相変わらずでしたが（笑）
追記：後で読み返してみると、この巻ですでに準ラスボス級のキャラが２人も出てきちゃってるんですね。特に「魔王軍幹部」は巻を重ねる毎に結構コンスタントに登場してきます。
良くも悪くも「終わり」が見える作品というか、ぶっちゃけこれ、魔王軍幹部が皆出てきたら後は魔王を倒して終わりですよね？
いや、カズマ達のことだから安易に退治はしないってこともあり得ますが。少なくとも、禁書やらAW、SAOなどのように20巻以上でて「いつ終わるんだろう？」とダレる感じにはならないですね。
そういう部分含めて、内容も軽いしすごく「読みやすい」シリーズです。
（これから「このすば」を読んで行こうか迷っている方への参考までに）
頭をカラッポにして読める、愉快な1冊でした！
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう！
大人気！「この素晴らしい世界に祝福を！」の詳細
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