ここではこのすば4巻の大雑把なお話の流れをネタバレしていきます!これから4巻を読もうとしている方にはお勧めできません!
すでに読んだ方や4巻を読む気が無い方などはどうぞ。
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4巻の感想: この素晴らしい世界に祝福を!4巻の感想
ここで紹介しているのは概要だけです。
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それでは以下、「この素晴らしい世界に祝福を!」4巻のネタバレです。
<クエストへ>
カズマは自作したこたつの中でヌクヌクとニートになっていました。
季節は春になったばかり。まだ外は寒いですが、冒険者はそろそろクエストに出て行く時期です。
(冬は寒いし、敵も強いのでためたお金で冒険稼業をサボる人が多いです!)
ダクネスとめぐみんはカズマを引っ張り出そうとするも、『フリーズ』魔法や『ドレインタッチ』などを駆使してカズマは小賢しく反撃してきます。
そこへ国家検察官のセナが「リザードランナー」の討伐という依頼を持ちかけにやって来ました!
アクアはアンデッドを浄化しまくって高レベル。
めぐみんも普段からの雑魚一掃とバニル、デストロイヤーへのとどめでレベル26。
ダクネスは前回のバニル人形(くっついて自爆してくるやつ)の経験値が意外と高かったおかげでレベル20。
カズマのレベルは現在、13。
……いつの間にかカズマが一番の低レベルとなっていたのでした。
焦ったカズマはリザードランナー退治へと出かけることにしました!
道中、カズマは鍛冶屋に注文しておいた日本刀タイプの剣を受け取りに行きます。剣の名前に迷っていると、めぐみんが勝手に銘を刻んでしまい、このカズマの剣の名前は「ちゅんちゅん丸」となってしまいました!(笑)
リザードランナーとの戦闘中、カズマは木から落ちて首を変な方向に曲げ、そのまま死後の世界に……。
カズマってどうしてこうもしょうもない死に方をしてしまうんでしょう?
実際しょうもない死に方をしちゃう人っていますよね。このすばでは生き返りますが、私たちの世界では生き返りません……(泣)
またしても女神エリスの前にやってきたカズマ。
生き返りたくないだのちょっとモメたものの、結局生き返りました。(これで彼が死ぬのは3回目です……)
その後、カズマがお風呂に入ると、彼の下腹部には『聖剣エクスカリバー』と落書きがされていました!
(逃げるめぐみん!)
<大金持ちに!?>
翌日。
落書きのイタズラがバレて出て行っためぐみんが帰ってくると、カズマとアクアの様子がおかしくなっていました。
やたらと優雅にふるまい、「金持ちケンカせず」と言ってめぐみんのことを寛容に許してくれるカズマ。
ダクネスの話を聞くと、どうやらウィズ魔道具店に出品するカズマの発明品に想像以上の評価がつき、バニル曰く、『毎月100万エリスはカズマの懐に入るが、いっそのこと知的財産権自体を3億エリスで売ってくれないか?』とのこと。
すっかり似非セレブ気取りのカズマ。レベル上げも冒険も、もうどうでも良くなってしまったようです。
そんな様子を見かねためぐみんが「アルカンレティア」に温泉旅行に行かないかと誘ってきます。
これにアクアは大賛成!とくに反対意見が出ることも無く、アルカンレティアへと向かうことが決定しました!
<アルカンレティアへ向けて、出発!>
魔道具店のポンコツ店主ことウィズも一緒にアルカンレティアへ行くことになりました!
馬車で移動しますが、席が1席足りずに1人が荷台へ行くことに。
運の悪いアクアはカズマに4連続でジャンケンに負け、荷台へと行かされました。(カズマは地球にいた頃からジャンケンで負けたことがありません)
商隊と一緒に集団でアルカンレティアに向かいます。めぐみんの使い魔、ちょむすけは何故かウィズに懐いていました。
道中、走り鷹鳶(はしりたかとび)というモンスターに遭遇。こいつらは堅い物目がけて突進し、寸前で止まる「チキンレース」という迷惑な習性を持っています!
何故か走り鷹鳶がこちらに向かってきます。そう、こちらには爆裂魔法にすら耐える程の方さを持つダクネスさんが乗車していたのでした……(汗)
ダクネスを囮にするため、彼女を縄で縛って馬車に繋ぎます。そのままダクネスを引きずって洞窟の前まで移動。
洞窟へ駆けこんで行く走り鷹鳶たちをめぐみんが爆裂魔法で一掃しました!
その夜。
商隊はゾンビたちの襲撃に遭いますが、アクアがこれを一掃。
カズマ達一行は皆から感謝されましたが、実は走り鷹鳶を呼び寄せたのはダクネスで、ゾンビを呼び寄せたのもアクアです。
とんだマッチポンプ……。
<宗教の勧誘が……。アクシズ教徒!>
とうとう水の都、アルカンレティアに着きました!
アクアが夜中にゾンビを一掃した際、ウィズも巻き込まれたのでぐったりしています……(かわいそう)ウィズは先に宿へ行ってお留守番。
アクアとめぐみんはアクシズ教の教会へ行き、カズマとダクネスは街中を観光します。
ここ、アルカンレティアはアクシズ教の総本山。アクアがここに来たかったのは温泉が目当てでは無くて、信者たちにちやほやされたいからです!
街中ではあらゆるところで過剰なアクシズ教の勧誘が行われていました。
「おめでとうございます! あなたはこの大通りを通られた、100万人目の方となります!記念品を贈呈したいのですが、実はアクシズ教団がスポンサーになっているので入信――」
「ひっさしぶりー! わたしわたし! 元気してた? ほら、学校の!同級生の! アクシズ教に入信して、わたし、大分変わったから分かんないかもねー!」
さらに小さい女の子が転んで、起こしてあげ、名前を聞かれたので教えてあげると……。
「サトウカズマ? ねえ、どんな字を書くの?書いてみてお兄ちゃん!」渡された紙には『アクシズ教団入信書』の文字が。
ダクネスはというと、エリス教のお守りをわざと出して歩いていたので石を投げられたり、ウェイトレスからは犬のエサを出されたりしていました。彼女が嬉しそうだから別にいいですが……。
その後、2人は教会へ行ってアクア、めぐみんと合流。
どうやらこの街の噂によると、温泉の水質が悪くなり、入れなくなってきているようです。
アクアが「迷える子羊よ」などと言い、信者たちの相談役をやっていましたが強引に連れて宿へと向かいました。
宿に戻るとウィズはすっかり回復していて、混浴温泉(!)に入った後でした。到着がもう少し早ければウィズとの混浴が楽しめたかもしれない――カズマは悔しがります。
カズマはすぐに混浴温泉へ行きます。すると怪しげな男女が怪しげな会話をしているのを聞いてしまいます。
男:「忌々しいこの教団もこれで終わりだ。秘湯での破壊工作が終わった」
男はハンス、女はウォルバクという名前の様です。(お互いがそう呼んでいました)
厄介ごとに巻き込まれたくないカズマはこれを聞かなかったことにしました……。(そういう主人公です。しょうがない)
部屋に戻ると、アクアがウィズに泣きついていました。アクアが入った温泉が浄化されてただの水になってしまい、怒られたとのこと。自分の正体が女神だと打ち明けたら鼻で笑われたようです。
<日課の爆裂魔法>
翌朝。
アクアが浄化してしまった温泉ですが、その汚染具合が異常だったようです。このアルカンレティアでは突然温泉の泉質が悪くなる事件があちこちで起こっているようで、アクアはこの事件を解決しようと言い出しました。普段はやる気のないアクアですが、自分たちの信者の生活が懸かっているだけあってさすがにマズイと感じたのでしょう。
ウィズ、カズマを連れて、めぐみんは日課の爆裂魔法を放ちに外出。
せっかく観光地に来ているので、ついでに街中を散策します。カズマが昨日、混浴温泉で会った男を発見。それを見たウィズが「……あれ?今、どこかで見覚えのある方が……?」などと言い出しました!
もはや彼は魔王軍の関係者で間違いありません。事件に巻き込まれたくないカズマは急いでウィズを連れて歩いていきました!
<事件の調査!>
めぐみんが爆裂魔法を放つと、その音に反応した「初心者殺し」が襲ってきました!(大きなネコ科のモンスターです!)
ウィズが前に出てそのまま噛みつかれますが、初心者殺しはそのまま倒れ、動かなくなってしまいます。
普段、アクアに苛められている不憫なウィズですが、彼女は腐ってもアンデッドの王、リッチ―。単純な物理攻撃は一切効かず、攻撃した相手に様々な状態異常を与えます。彼女にとって初心者殺し程度、敵ではありませんでした。
(リッチーすげぇ……)
アクアがアルカンレティアで演説をしていました。温泉に毒が混ぜられているから入らないで欲しいと訴えますが、温泉観光地でそのお願いは受け入れられず。
アクアは各温泉を浄化して廻ったようですが、行く先々の温泉をただのお湯に変えてしまうのでむしろ迷惑がられていました……。
その後。
アクアは宿の人達に、やってきたお客の特徴を覚えていてもらうようお願いしていたようです。
結果、一番温泉に入っていたのは『髪と瞳が水色の、淡い紫色の羽衣を纏った女の人』でした(もちろんアクアのことです)
この結果はさておき、2番目は「浅黒い肌の、短髪で茶色い髪の男」でした。これはカズマが混浴温泉で出会った、怪しい会話をしていた男です!(名前はハンス)
カズマがその男と会い、その男が「忌々しいこの教団もこれで終わりだ」などと言っていたことを話します。
湯治のためにやって来たカズマは事件に首を突っ込むことを嫌がりますが、やっぱりそうはいかないようです。
似顔絵を描き、ダクネスの貴族としての立場を利用して、各宿にこの男を手配させました。
その後、カズマ達が止まっている部屋が荒々しくノックされ……。
ギルド職員:「大変です! 温泉が……! 街中の温泉から、次々と汚染された湯が湧きだして……!」
<犯人が判明!>
アクアが「源泉が怪しい」と言い出し、源泉を管理している場所へと向かいます。関係者しか入ってはいけない道も、ダスティネス家のララティーナさん(ダクネスのこと)のおかげで入れてもらえました。
先に管理者の老人が来ているとのことですが、道中で惨殺された「初心者殺し」を見つけたカズマ一行。明らかに様子がおかしいです!
源泉は毒で黒色に変色していました!
アクアが慌てて手を突っ込み、浄化。熱い熱いと騒ぐアクアに慌ててカズマとウィズがフリーズをかけました。
源泉が湧きだしている所に人影が見えたので近づいてみると、怪しい会話をしていたあの男でした!
ウィズ:「ああーっ! ハンスさん! ハンスさんですよね!?」
男(ハンス)は自分の正体を誤魔化そうとするものの、空気を全く読まないウィズがあっさりバラしてしまいました……。
そう、彼は魔王軍幹部、「デッドリーポイズンスライム」の変異種、ハンスです!
カズマはハンスが「スライム」だと聞いてザコだと思い込み、勝負をしかけますが、彼は触れるだけで即死する猛毒を持つ難敵でした!
さらに雑食で、捕食されてしまえばアクアでも蘇生ができません!
管理人のお爺さんを捕食したというハンスに珍しく怒るウィズは魔法で攻撃。
ハンスは自分の体を引きちぎって投げ、残る源泉も汚染しようとしますが、カズマが狙撃でこれを撃ち落としていきます。
とうとう痺れを切らしたハンスは人間の姿を解き、巨大なスライムの姿に変身しました!
こうなったハンスは大きく、そして強くなりますが、理性が無くなって本能で動くようになります。
カズマがダクネスの買ったお土産の饅頭を辺りに散らし、ハンスを分散。めぐみんが爆裂魔法を放ち、ダクネスが皆の盾となり、ウィズが凍らせ、アクアが浄化していくことでハンスを倒しました!
(カズマはウィズに魔力を吸わせ、気絶)
その後。アルカンレティアの温泉は全てアクアに浄化されてしまいましたが、ただの水ではなく、強力な聖水となっていることが発覚。
温泉よりも収益が見込めそうです!
カズマ達が帰った後、屋敷にめぐみんのライバル、ゆんゆんが飛び込んできました!
ゆんゆん「私……! 私……!! カズマさんの子供が欲しいっ!」
――――
以上、「この素晴らしい世界に祝福を!」、4巻のネタバレでした。
かなり気になる終わり方ですね……!
5巻の記事も書いているのでそちらもどうぞ。それでは今回はこの辺で!
この素晴らしい世界に祝福を!4巻の詳細はこちら!
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