どうも。ラノベ仙人です。
今回は 電撃文庫の「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」、2巻の紹介です!
次:3巻の感想!(ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン)
前:ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン1巻レビュー!
内容のネタバレ記事はこちら:ねじ巻き精霊戦記、2巻の内容ネタバレ![天鏡のアルデラミン]
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 2巻 / 宇野 朴人
おすすめ度★★★★
ハーレム度★★
お気に入り★★★
<紹介>
帝国騎士となったイクタ達は実戦経験を積むため、比較的安全とされている北域、「北域鎮台」へと遠征数ことになります。
ここは山岳に住む民族、『シナーク族』が住む場所で、イクタ達の帝国はこのシナーク族の居住地域を奪い、山へと押しやった歴史があります。
多くのシナーク族は帝国を恨んでいるものの、戦力が足りないのでカトヴァーナ帝国には攻めてくることは難しい……とされていました。
しかし、そんな「安全なハズ」の北域であまりにも過酷な悲劇が巻き起こります……。
(新キャラ、シナーク族のナナク・ダルとカトヴァーナ帝国の一等兵、カンナ・テマリ)
<感想>
人が死ぬの、辛いです。
私は普段、あまり人が死なないようなラノベを好んで読んでいるため、想定していなかった悲劇が起こるとけっこう心に来るものがありました。
主人公は基本的には怠け者で、要所要所でユルい雰囲気にしてくれるのは有難いです。
今更ですけど、スパイスを効かせた食生活、熱い気温、そして何よりカトヴァーナ帝国の地図の形を見て気づきましたが、イクタ達の国ってインドをモデルにしてるんですね。(もっと早く気づくべきでした)
日本以外のアジアの国を舞台にしたラノベはとても珍しいので、なんだか新鮮ですね。
私は戦争には疎いんですけど、もしかしたらインドやその歴史に詳しい人がこれを読んだら、「この戦争はこの史実がモデルになってる」や、「この人はこの歴史人物が元になってる」という感じに分かるんでしょうか?
「標高の高い地域に軍隊を送って高山病で隊員が使い物にならなくなってしまった」など、本当の戦争でもありそうです。
他人種の侵略で原住民たちが生活区を奪われ、標高の高い所、土地が痩せていて作物が育たない所に追いやられたというのも、歴史の授業で聞いたような気がします。
この「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」(長い……)は歴史物や戦争物が好きな方にはおすすめ作品です!
ラノベの割になかなか読みごたえはありますが、気になる方は是非読んでみて下さい!
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」、2巻の詳細
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image