きちんとモラルの身についていない人間が勧善懲悪をしようとして、むしろ周りに迷惑がかかるってこと、確かにありますよね……。
私も気をつけます。
どうも。ラノベ仙人です。
今回は 三匹のおっさん ふたたび を紹介します
三匹のおっさん ふたたび / 有川 浩
おすすめ度☆☆☆
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<紹介>
三匹のおっさんたちが帰ってきました!
本屋の万引き、不法投棄、連続して発生する不審火……。
清田家の嫁は金銭トラブルに巻き込まれ、シゲの息子はお祭りの復活のために大奮闘!
ノリにはお見合い話が舞い込み、さらには「偽三匹のおっさん」まで登場する始末……。
「自分たちの町は自分たちで守る!」
町内の悪を正すため、三匹がまたしても立ち上がります!
<感想>
今回もご町内である事件が発生して、それを三匹のおっさん達が解決するという流れが主でした。
でも、前回に比べて胸糞悪くなる事件が多かったですねー。
万引きの事件とかは割とすぐに犯人を特定できますが、「ゴミの不法投棄」、「不審火」などは犯人がなかなか特定できず、読んでいてとても「嫌だな」と感じました。
身近にある社会問題を、より分かりやすく、より掘り下げて描いていたように感じました。
でも、最終的には三匹のおっさん達が何とかするし、スッキリして終わっているから良いですね!
大まかな流れは「事件発生→おっさんが解決」なんですが、三匹のおっさん達はそれぞれことなった家族形態を持っていて、「家庭」や「世代」についても考えさせられることが多いです。
そして最後に収録されている番外編、「好きだよと言えずに初恋は、」は、早苗の友人、潤子のお話です。
これは「植物図鑑」という有川浩さんの別作品をもとにしたお話なので、先にこの本を読んでおくと、より楽しめると思います!
それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!
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三匹のおっさん(有川浩)の紹介,感想
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