アフィリエイト広告を利用しています

2016年01月05日

《ハルチカ3作目》「空想オルガン」の紹介,感想

 アニメは原作を読んでから見る派です。

どうも。ラノベ仙人です。


今回はハルチカシリーズ第3弾、空想オルガンの紹介,感想です!

空想オルガン (ハルチカ3巻) /  初野 晴
おすすめ度☆☆☆
お気に入り☆☆☆
harutika3.png
<紹介>

ハルタとチカは同じ高校の同じ吹奏楽部に入部し、同じ先生に恋心を抱く高校2年生。
ハルタとチカは信任音楽教師の草壁先生に憧れています!
元気いっぱいのチカと、美麗な容姿とキレる頭脳を持っているものの、恋愛に関してはアブノーマルなハルタ。
彼女たちは今回も不可解な謎に立ち向かいます!

<感想>

指揮棒を振るう草壁先生の表紙絵、かっこいい……!
普段ライトノベルの書評を書いていていつも思っているんですが、やっぱ表紙絵って大事ですよね!
まあ、それはさておき内容の方について各話の感想を。

《ジャバウォックの鑑札》
チベタンマスティフの飼い主を探すお話。
……老犬でおとなしくて首輪が付いてるとはいえ、チベタンマスティフが逃げるって大事件だと思うんですけど……。

謎の文字列に隠されたカラクリが明かされたときは「おお……!となりましたけど、それにしたってちょっと納得のいかないお話でした。
ハルタが謎を解くまでもなく、誰が本物の飼い主かなんて警察に任せればすぐ分かるでしょうに……。

《ヴァナキュラー・モダニズム》
発音しづらいタイトルが続きます。(ヴァナキュラー?)

いやー、このラストは予測できませんでしたねー……。(ハルチカならいつものことですかね?)
ミステリ要素も、ハルタとチカのドタバタ具合(笑)も、とても楽しめたお話でした!

《十の秘密》
吹奏楽の県大会の会場で、「清新女子高」という他校の事件を解決していきます。
ハルタとチカも演奏を控えている身ですが、果敢に謎に挑戦していきます。
話の構成にちょっと工夫がされていて、今までと雰囲気が少し異なります。
でも、ミステリの醍醐味である「謎がじわじわ明かされていく」感じをとても良く味わえる、良作でした!

《空想オルガン》
はい。表題作ですね。
これは単なる「高校生」が踏み込んでいい領域を超えちゃってますねー。
本当に「事件」です!
ハルタとチカは出て来ますが、事件にはそれほど関わりません。
前作の「初恋ソムリエ」程ではないですが、「高校」という場から外れた、スケールの大きなお話となっていました。
表題を飾るだけのことはある、読み応えのある内容でした!

それでは今回はこの辺で。また次の記事でお会いしましょう!


《おすすめのラノベ》一覧へ
《ハルチカ2作目》「初恋ソムリエ」の紹介,感想




この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4591726
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
最新記事

ライトノベルの発売日
ライトノベル
新刊の発売日情報!

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?
『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』
感想・ネタバレ

『ダンまち』の感想・ネタバレ
『ダンまち』の感想・ネタバレ

『ありふれた職業で世界最強』の感想・ネタバレ
『ありふれた職業で世界最強』
感想・ネタバレ