友崎が自分で考えて行動するようになりました！
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＜１、仲間を揃えて最初の町に戻ると新しいイベントが起きたりする＞
夏休み。
友崎は1泊2日のバーベキューに参加することになりました！
メンバーは友崎、中村、水沢、竹井(明るい向こう見ずな男子)、みみみ、泉、日南。
泉優鈴(いずみ ゆず)はクラスのボス格である中村のことが好きで、その恋を後押ししてあげる目的で、このバーベキューが企画されました。
(竹井、中村、泉は知らない)
どうやって泉と中村の関係を応援するか、みみみ、日南、友崎、水沢が計画を練ります。
7月30日にみみみの家で作戦会議。
8月1日に菊池さんとの映画デート。
8月3日にバイトの面接。(リア充するにはお金も必要)
8月4、5日はバーベキュー合宿。
友崎の夏休みはハードスケジュールになりました。
＜２、最適なレベル上げポイントはだんだんと変わっていく＞
7月30日。
みみみの家で作戦会議するハズが、急遽友崎の家に変更になりました。
(友崎が日南やみみみを連れてきたことに妹が感動)
肝試しをやって中村と泉をペアにするなど、具体的な作戦を話し合いました。みみみは終始友崎のエログッズを探していましたが、見つからなくて残念そうでした。
8月1日。
菊池さんとの映画デート！
(アンディ作品の映画。アンディは菊池さんの好きな作家。菊池さんは本好き)
良い雰囲気で終わりましたが、菊池さんから「急にすっごく喋りやすくなったり……逆に……急に喋りづらくなったり、します」と言われてしまいました。
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「えっと……その、私ってあんまり同世代の男の子と喋ったことなくて……」
「だから……男の子と喋るときって、ほとんど絶対、喋りづらいって思ってて……けど」
「友崎くんと喋ってるときって、すごく喋りやすいことがあって、だから、すごく自然に話せる自分がいて、そんなの初めてで……」
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8月3日。
日南に指示されたバイト先では、同じクラスの水沢も働いていました。
バイトの面接は無事に終了。
しかし、友崎が脱オタのために水沢の喋り方をマネしていたことが、水沢本人にバレてしまいました。
(水沢も苦笑い)
＜３、多人数プレイには多人数プレイなりのよさがある＞
合宿！
・みんなで川で遊びました。(水着！)
・風呂に入った時に友崎のチンコがデカい事が発覚。友崎はお腹が出ていたので、竹井から『フーミン』(ムーミン×文也)というあだ名が付けられましたが、すぐに「前腕くらいある」という理由で『わんちゃん』というあだ名が付けられました。
・中村は、以前付き合っていた島野という女性先輩に今も気を惹かれていて、そのせいで泉優鈴とくっつくことができないでいる様子でした。
しかし、この島野先輩は魔性の女で、あちこちの男性を誘惑しています。中村も島野先輩に体よくキープされている状態でした。
友崎の計略でツイッターをうまく利用し、中村にそれとなく島野先輩の本性を知らせました。中村は島野先輩に幻滅したようです。(作戦成功！)
・夜の肝試しはもちろん泉優鈴と中村のペアで行きました。お付き合いをするまでは行かなかったものの、どこかへ遊びに行く約束をしたようです。
・夜、水沢が日南に告白しました。。日南はそれを断りますが、水沢は諦めていません。
水沢は、日南のリア充キャラが努力によって作り上げられた物だと分かっていました。日南はそれを指摘されても、上辺を取り繕うことを止めず、いつもの明るい作りキャラで水沢をいなしました。
――友崎はこのバーベキュー合宿中、中村を3回『イジる』(ちょっと小バカにしたり、かまうこと)という課題が課せられました。
しかし中村はクラスのボス的存在で、なかなか付け入るスキを見せません。
皆で川で遊んでいる時やバーベキューの時は中村を『いじる』ことができませんでしたが、風呂に入った時に友崎のチンコが大きいことが分かった時、友崎の局部を見た男子たちが騒いでいる中、中村のチンコの小ささをからかう事に成功しました！
その後も同じようなネタで1回成功。
更に、中村が島野先輩のことを気にしているという話を聞いた時、友崎は中村本人に向かって、
「―― その島野先輩がしてることって……」
「――キープ、ってやつなんじゃない？」
とドストレートに指摘し、３回中村を『いじる』ことに成功しました。
(水沢と竹井は大爆笑)
＜４、たった一つの選択肢がすべてを変えてしまうこともある＞
友崎には『花火大会の最後に、菊池さんに告白すること』という課題が出されていました。
しかし友崎は日南のやり方に疑問を持ち始め、ここで初めて日南の課題に逆らい、菊池さんに告白はしませんでした。
菊池さんとの花火大会で、友崎は『話題の暗記』で用意しておいた話題を一切使いませんでした。すると、その日は菊池さんに「ずっと話しやすかった」と言ってもらえました。
日南のやり方が菊池さん相手には間違っていたり、そもそも人生を攻略することに重きを置きすぎていて、日南のやり方では『本当にやりたいこと』ができないと友崎は反発。
日南のやり方を否定しました。
日南と友崎の師弟関係は終わり、二人が会うことはなくなりました。
＜５、難関ダンジョンの扉の鍵は身近なキャラが持っていたりする＞
友崎は落ち込んでゲームばかりずっとするようになりました。
妹にも心配されてしまいます。
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「あーあ！ もう！ せっかくマシになってきてたのに!!」
「……かっこいい先輩たちを『友達』とか言って連れてきたときも、こんなのお兄ちゃんじゃない、って思ったけど」
「そんなつまんなそうな顔でゲームしてるとか、それが一番、お兄ちゃんらしくない」
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友崎はスマホを見る事もなくなっていたため、妹に指摘されるまで、菊池さんからのLINEを３日も無視していることに気づきませんでした。
その後友崎は菊池さんと会って話し合い、日南と自分との関係について、自分なりの思いを整理しました。
＜６、ヒロインにしか装備できないアイテムには特別な効果がある＞
夏休みの終わり頃。学校が始まる前に友崎は日南と会いました。
そこで友崎は、自分が思う『本当にしたいこと』を重視した人生を語りました。
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「お前は人生を『うまいことこなす』ばっかりで、『プレイヤー』目線で見てばっかりで、本気の『楽しさ』を知らないだろ？」
「俺はいままで、『本当にしたいこと』っていう燃料を使って、ゲームをプレイしてきた」
「だから俺はアタファミで日本一になれているし――お前は俺に、勝てないんだ」
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日南ははじめ、『本当にやりたいこと』がしたいという友崎の言葉を受け付けませんでした。しかしアタファミのことを持ち出されると話は変わります。
確かに日南は、友崎にはアタファミで敵いません。
最終的に友崎は日南の指導を受け続けることになり、その上で『本当にやりたいこと』という物を日南に教えてやると言いました。
(日南はまだ、友崎の言う『本当にやりたいこと』理論を認めたわけではない)
友崎は今後、日南の教えてくれる『スキル』と『本当にやりたいこと』のハイブリッド式で『人生』というゲームをプレイしていくことにしました。
今後は、友崎の『本当にやりたいこと』に反する場合、日南の課題を拒否するようです。
(『弱キャラ友崎くん』３巻のネタバレ・あらすじ)
