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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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平等追求 社会の絆弱く

 分断が極まり、党派対立が先鋭化する米国。
米民主主義の  ” 自壊 ” は何に由来し、何故助長されるのか。
----------米国の民主主義が劣化し、政治的暴力が目立っている。
「トクヴィルと言うフランスの政治思想家がいる。
(フランス革命後の)19世紀前半に新大陸に渡り、米国の民主主義を具に見て回り『アメリカのデモクラシー』と言う書を著した」
「彼ほど深く、米国の本質を見抜いた人物はいない。
民主主義を支える制度が根差す社会や文化に目を凝らし、洞察した。」
「トクヴィルは、世界で最も進んだ真の民主主義に感銘を受けた。
その反面、未だ奴隷社会だった当時の米国に(人種と言う)分裂の種が潜んでいる事を痛切に受け止めた」
「言うまでもなく、彼らは白人ではない。
同じ人間として敬意を払うに値しない存在として、犬の如く扱われた。
米国はそうした(差別的)構造の上に成り立っており、その本性から簡単には逃れられない」
「だからこそ、トクヴィルは人種対立を民主主義の破壊リスクと考えた。」
----------人種問題は確かに米国の宿痾だ。それでもトクヴィルの時代と比べると、大きく改善されている。
「米国の民主主義を考える上で、彼は人種よりも、もっと核心的な問題を提起した。
個人の権利を尊重し、平等を追求していくと、どんな社会に行き着くのかと言う考察だ」
「民主主義では、平等に発言する権利があるからだ」
「民主主義と言う政体は、権威を弱める働きを自ずと持つ」
「真実も侵食されていく。真実が相対化されていくからだ」
「米国内の教会の乱立を見るがいい。絶対的な教義は見当たらない。
各派の解釈に沿って、教義が相対化されている」
「然し、人間同士が対等になり、複数の真実が併存すると如何なるか。
人は一段と個人主義的になり、何を信じていいか分からなくなる。
利己主義が広がり、社会の絆は弱くなる」
----------そうなったら、民主主義を支える諸制度は生命力をなくし、形骸化してしまう。
「そう言う事だ。米国の政体は個人の権利を尊重し、とことん平等を追求する真の民主主義であるが故に、自壊への種を胚胎している。トクヴィルはこの逆説を見て取った」
「とりわけ危惧したのが(地位の平等化が進み、上下関係がなくなると、逆に権威主義的指導者や独裁者と言った)『ストロングマン』を求める衝動が頭を擡げてくると言う事だった」
「何故なら、人間を取り巻く自然界はヒエラルキー(序列)に支配されているからだ。家族が良い例だ。
親子は対等ではない。幼い子は親(と言う権威)に寄り掛からないと生きていけない」
「これが自然の秩序だ。長い年月を経て骨の髄まで刷り込まれ、人間の最も深い部分に宿っている。
民主主義システムはそうではない。本能ではなく、理性に働き掛ける仕組みだ」
「(いくら理性が発達しても)人は本能から逃れられない。ストロングマンはそんな情理の裂け目に忍び込む。
『私に従えば救済される』と。
トクヴィルは200年近くも前に、民主社会に潜む独裁の危険を見抜いていたのだ」
 CIA 元工作担当官  グレン・カール氏
                                 愛媛新聞 レコンキスタの時代から
アレクシス・ド・トクヴィルは「アメリカのデモクラシー」を分冊出版した。
米国の民主政治・制度を知る上で必読の古典的名著らしい。

2024年09月07日

シャープ堺工場取得検討

 積水化学工業がシャープ堺工場の一部取得を検討している事が4日、関係者への取材で分かった。
再生可能エネルギー普及拡大の鍵を握る次世代技術として2025年の事業化を計画する「ペロブスカイト太陽電池」の生産拠点にする事を想定している。
ペロブスカイト太陽電池は軽くて折り曲げられるのが特長で、従来のシリコン系太陽電池では難しかったビルの外壁や曲面への設置が可能だ。
主原料は日本の産出量が世界第2位の沃素で、国内で供給網が確保できる為、経済安全保障の観点からも期待が高まっている。
コスト低減や耐久性向上などが量産化に向けた課題とされ、官民を挙げた取り組みが求められている。
ペロブスカイト太陽電池:
ペロブスカイトは灰チタン石とも呼ばれる鉱物で、その独特な結晶構造「ペロブスカイト構造」を持つ化学物を利用した次世代太陽電池。
桐蔭横浜大の宮坂力特任教授が開発者として知られる。
現在普及しているシリコン系太陽電池より軽くて薄い為、設置場所の選択肢が広がる利点がある。
                                      愛媛新聞 記事から
シャープは赤字経営が続いているらしい。

2024年09月06日

過去を学び未来に備える

 星の光りは遠い過去です。
私は歴史学者ですが、時間や空間の遠い所を知るのが歴史学だと思っているんです。
「何故」は大事です。
例えば戦国大名の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人が今の愛知県出身なのは何故でしょう。
京都や奈良は寺や神社の力が強く、強い大名が育たなかった。
都に遠い地方は豪族が命令を聞かない。
中間の濃尾平野は地元の豪族が抵抗する為に山城を築く山もなく、強いリーダーが権力を集中し易かったんです。
人々の歩みを理解すると今も将来も役立つ。
歴史は過去を知り、将来に備える為に学ぶ。
私は歴史を靴に例えます。
日常生活は硝子だらけの浜辺みたいで裸足で歩くと危険。
世の中を安全に歩くには靴が必要です。
「歴史は繰り返さないが韻を踏む」とも話します。
全く同じではないが、ラップで似た音を繰り返す様に似た出来事は起きる。
例えば震災。
地震や津波の歴史を知れば次に備えられる。
「大地震では山へ」
歴史には「因果関係」、原因と結果があり、そうなった理由を考えると、似た事が起きた時に役立つ。
教科書に載っている事だけが歴史ではない。
無味乾燥な年号や人名を暗記するのは詰まらないけれど実は歴史は楽しい。
皆さんの家や学校、地域、親が働く会社にも歴史がある。
歴史学は他人を理解する作業。
自分と違う時間や空間を生きる人の姿を理解しようとする営みです。
私は子供の頃、図書館で同じ日の新聞を全部比べ、如何違うかもよく考えました。
ネットで検索すれば事実は直ぐ分かる。
人間に有って A I にないのは何かをよく考え調べる力。
基礎知識を得て問いを立てる。
良い問いを立てられたら、もう勉強の3分の1はできています。
周りの目を気にし過ぎず、自分の時間を大切に使い、本当にやりたい事をやるのが大事です。
最後に、実体験は大切だと伝えたい。
教科書の歴史はバーチャル。
それだけでは駄目。
本物を見ましょう。
実体験とバーチャルの間を往復すると良い。
 歴史家  磯田 道史さん  1970年岡山市生まれ。 慶応大大学院博士課程修了。 
 国際日本文化研究センター教授。 「天災から日本史を読み直す」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
 NHK 大河ドラマ「西郷どん」の時代考証も担当した。 
 「歴史とは靴である」「武士の家計簿」などの本を書いている。
                                  愛媛新聞 14歳の君へから
歴史は過去を知り、将来に備える為に学ぶ。
歴史は繰り返さないが韻を踏む。

遺伝子分析し 減酒指導有効

 「お酒は全く飲めません」「飲むと直ぐ顔が赤くなる」。
こうしたアルコール体質は、主に二つのアルコール分解酵素で決まり、日本人は5種類のタイプに分けられる事が知られている。
飲み過ぎの人に遺伝子情報に基づいた減酒指導をした所、飲酒量を減らす事ができたとの研究結果を、筑波大のチームが5月、専門誌に発表した。
お酒を飲むと、肝臓などでアルコールがアルコール脱水素酵素( ADH 1B )により、強い毒性を持つアセトアルデヒドに分解され、これが更にアルデヒド脱水素酵素(ALDH 2)により無害な酢酸に分解される。
酵素の活性度の組み合わせにより、A 型から E 型までの5タイプに分類される。
A 型は ADH 1B が低活性で ALDH 2が活性。
アルコールが分解され難い為、酔いが残り、お酒の快感が持続するタイプ。
アルコール依存症になり易いと言う。
日本人の半分が該当する B 型は両方の酵素が活性で、酒に強く、沢山飲めるタイプ。
一方で、飲めるだけあって、肝臓を壊し易い。
C 型は両方が低活性で、アセトアルデヒドが残り不快症状がある筈だが、アルコールも分解され難く酔った状態が続き、不快症状に気付き難い。
一見お酒に強いが後で辛いと言う。
日本人の40% を占める D 型は ADH 1B が活性、ALDH 2が低活性で、アセトアルデヒドが残り顔が赤くなるタイプ。
アセトアルデヒドは毒性が強いので、このタイプは C 型と共に、食道癌や口腔癌になるリスクが高い事が分かっている。
E 型は ALDH 2が不活性で、少量のお酒で不快な症状が強く出て全く飲めない。
日本人の4% がこのタイプだ。
この分類法は、久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)の医師らが2010年代に開発し、専門家の間では受け入れられている。
                                        愛媛新聞 体から
遺伝子による体質分けは正確で、それを知る事で減酒に役立つ事が分かったらしい。
酒は百薬の長と言われるができれば飲まない方が良いらしい。
コニカミノルタによると、頭皮を冷却する事で血流が低下し、細胞の代謝活性も低減。
抗癌剤の影響を受け難くなるらと言う。
酒は一杯だけにしよう。
腹一杯?。

疑問

 先日、「ビリーブ 未来への大逆転」と言う伝記映画を見ました。
主人公は、ルース・ベイダー・ギンズバーグ。
ルースは、米国史上2人目の連邦最高裁の女性裁判官です。
ルースは男性対女性と言う対立の中に解決はないとも言います。
「女性に対して公平と平等を保障すると言う場合、女性に対してだけでなく、両方の性に対して公平と平等を保障する事までを意味する」
さて、ルースの原動力は「全てに疑問を持つ様に」と言う母の言葉だとの事。
あなたも、これは可笑しいと疑問に思う事がありませんか。
その疑問を大切にし、声を上げる事で繋がる未来と真実がある様に思うのです。
 射場 和子  弁護士
                                     愛媛新聞 四季録から
田淵貴大東北大准教授によると、加熱式の方が紙巻きよりも害が少ないと言う科学的証拠はない。
WHO は、加熱式は従来の煙草製品と同じ様に有害で、同様の規制が必要だとしている。
鈴木春満・和歌山県立医科大助教は「加熱式には、紙巻きに含まれない有害物質や化学物質も検出されており、紙巻きとは異なる健康リスクも懸念される」と指摘してるらしい。
業界と関係著者の論文は気を付けて読んだ方が良いらしい。
煙草は止めるに限る。

女性 働き難さ鮮明

 女性は男性と比べて賃金が低く、都道府県によって格差にばらつきがある事が政府の飼料で鮮明となった。
女性流出と東京一極集中に繋がっており、自治体も人口減に拍車が掛かりかねないと危機感を強める。
専門家は、地方だけに頼らず、政府主体で対応を進める事が急務としている。
第一生命経済研究所の星野卓也主席エコノミストは、男女問わず柔軟に人生設計できる就労環境の整備は、国の責任で進めるべきだとする。
「例えば育児で一旦仕事を辞めても復帰して活躍できる仕組みや、勤続年数によらない給与制度などを政府が後押しすべきだ」と話した。
只2日の会合で首相が新たに打ち出した具体策は、代表者らを集めた車座対話の実施位で、政権の本気度が問われそうだ。
                                       愛媛新聞 記事から
政権は本気度所か、やる気がない所か、能力がなくなっている。
自民党は世襲議員ばかりで能力がない者が多い。
そんな議員に任していると益々駄目になる。
女性の働き難さは政府資料より早くから分かっていた。
もう如何仕様もない。
自民党政権は潰そう。
もっとやる気のある立憲民主が良い。
そう思いませんか?。