まるてんのFX相場予報　〜通貨相関図から為替パズルを解読！〜

朝顔が双葉をつけている。



夏の思い出ではない。今現在の進行形だ！


もうひと月以上前になるだろうか、今年の夏に緑のカーテンとしてお世話になった朝顔を片付けるよう命じられた。いや正確に言うと自主的に片付けるよう誘導された、か。（笑）

来年も蒔けるように種も収穫しておいたのだが、その時に何粒か落ちてしまった。プランターの土をそのままにして庭に放置しておいたら、あらまびっくり、芽を出したのだ！

当時は１０月、季節は秋。っていうかもう冬になるんだよね。なのに芽を出す！？


朝顔は夏の花だから秋冬に芽を出すなんてことは全然頭になかったのだが、よく考えたらこれって人間の勝手な思い込みなんだなと気づいた。

たしかに朝顔には夏の気候が合っているようなので、成長「させる」には夏が適しているのだろう。

しかしだからといって、冬に「まったく育つことができない」ということにはならないのだ。

成長は遅いし、おそらくは種をつけるまで生き延びることもできないだろう。それでも「存在する」ことは可能だ。

キレイな花を咲かせなくてはいけない、種をつけなくてはいけない、なんていうのは人間の勝手な押し付けにすぎない。朝顔にとっては、少しでも可能性があるのならば、今すぐにでも次の成長のステージに移るのが本能（？）なのだろう。

たとえそれが、効率がメチャクチャ悪いものだとしても、そんなのは朝顔には関係ない。


人間だってすべての人間が、すごしやすい温暖な気候の地域に住んでいるわけではない。厳寒・極寒の地であろうと、灼熱の砂漠地帯であろうと、そこに人は住んでいる、生活を営んでいる。

効率を重視するタイプの人間からしたら「あり得ない」考えだが、何がいいか悪いかは客観的なものではなく主観的なものだ。他人がとやかく言う筋合いのものではない。


普段人間の常識の世界に身を置いていると、こんな当たり前の自然界の法則すら忘れてしまうようだ。季節外れの朝顔がそれを教えてくれた。

ありがとね！


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　　　　　　　　　　　　　　　　　まるてん
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