2011年03月01日
エレキベースをレストアしよう
さて。最近はバンドブーム再来の様で、巷では女子高生がバンドのメインギターの座を狙って
戦いを繰り広げている。実に結構な事である。
これは、私も乗り遅れてはいけないということでエレキベースを始めてみることにした。
エレキギターなら家に有るのだが、なんとなくエレキベースを弾いてみたくなったのである。
しかし、当然ながらエレキベースなんてものは手元にないので安く、かつオリジナリティの
高いものを製作するということで、古いベースをレストア、再塗装することにした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ギター、ベースの再塗装手順としては
1、パーツを分解し、木材のみの状態にする。最悪でもポット類のみが残った状態にする。
(レスポール系ならポットを残しても塗装できるはず。)ピックアップは必ず外す。
2、古い塗装を剥がす。シースルー系の塗装を行うならスクレーパーで取るのはオススメしない。
深い傷はパテで埋める事になるので地道にヤスリをかけるといいだろう。
3、塗装を剥いだら下地の深い傷を木工パテで補修し、ウッドシーラーを塗る。
乾燥後に上からサンディングシーラーを塗る。
※パテはセメダインの木工用パテ、シーラーはアサヒペンの木部用プライマーを使用している。
マホガニーなどの導管が大きい木材は塗料を吸い込むのでとの粉をすり込んでおくと
良いだろう。(30分ぐらいで乾燥する)
4、シーラー乾燥後にペーパーで全体的に磨いてみて、傷が残っていないか確認する。
少しでも傷が残っていれば木工パテもしくはシーラーを吹いて研磨し、整える。
※塗装は下地で妥協すると良い結果は得られない。
5、塗装。 下吹き→研磨→本吹き→研磨(塗装不良部分のみ)→クリアー塗装→研磨
(※シースルーの場合は工程が異なるので注意して頂きたい。)
それぞれの工程で乾燥時間を十分に取り、付着したゴミは研磨して落とすようにする。
といった手順になっている。全ての工程が必要不可欠だが、あえて言うなら
「2、」「3、」の塗装剥ぎ〜シーラーの工程は省略しても構わないと思う。
シーラーなど下処理が不要となるので手間が省ける上に、見た目には大して影響しない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
用意したベース本体。全体が適当に塗装されている状態。値段は2100円(送税別)
素性は不明だったが、ネックのロッドカバー形状からARIAproUのRSBformulaではないかと推測される。
お買い得・・・だったのだろうか。まあ、とりあえず分解した。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
めっき部品は磨き粉で磨く。近くで見るとサビている上にシルバー塗料がかかって最悪だった。
綺麗に磨きました。もう二度としたくない(笑)
ここまで磨いて一時休憩。
東急ハンズで材料を購入しに行った。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
使用予定の資材とか部品たち。
一番高いのはウレタンクリアー塗料。 ↑
しかし、この塗料は性能抜群である。
次に高いのがベースの弦。1800円ぐらい。ギター弦の3倍はする。
驚いて島村楽器の店員を問い詰める所だった。
続いてラッカースプレーとアクリル絵の具、耐水ペーパーにハンダ。
最後に3Mのスポンジやすり。これは現代文明が生んだ奇跡の発明
と言っても過言じゃないぐらい便利なので準備しておくに越した事は無い。
しかも紙やすりの10倍長持ちとの事だ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ボディーの塗装剥ぎ2段階目。この工程に入る段階で既に体力は残っていない。
なぜなら表面に吹いてあったシルバーの塗装があまりにも酷すぎて塗装を剥ぐのに時間がかかったからだ。
シルバー塗装は剥いだら回りに銀粉が飛散して大変うざったい。下手に飛散させてしまうと、少し
の掃除忘れでも部屋がラメラメと光ってしまう。掃除の事を考えると慎重に作業せざるを得なかった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
磨きつかれたので途中からキャビリティーの蓋作り。
出来たけど最後の穴あけをミスったのでやり直し。死にたい。
俺の1時間と498円が水の泡に!(´д`;)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
本当は1日でシーラー(塗装の下地)まで吹く予定だったが、
全然塗装を剥ぎ終わらなかったので後日にする事にした。
・・・楽器を始めるのも楽ではない(笑)
・ベースレストアの教訓
ベースやギターの再塗装は大変。塗装剥ぎの時点で、手作業なので1日では終わらない。
戦いを繰り広げている。実に結構な事である。
これは、私も乗り遅れてはいけないということでエレキベースを始めてみることにした。
エレキギターなら家に有るのだが、なんとなくエレキベースを弾いてみたくなったのである。
しかし、当然ながらエレキベースなんてものは手元にないので安く、かつオリジナリティの
高いものを製作するということで、古いベースをレストア、再塗装することにした。
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・ギター、ベースの再塗装手順としては
1、パーツを分解し、木材のみの状態にする。最悪でもポット類のみが残った状態にする。
(レスポール系ならポットを残しても塗装できるはず。)ピックアップは必ず外す。
2、古い塗装を剥がす。シースルー系の塗装を行うならスクレーパーで取るのはオススメしない。
深い傷はパテで埋める事になるので地道にヤスリをかけるといいだろう。
3、塗装を剥いだら下地の深い傷を木工パテで補修し、ウッドシーラーを塗る。
乾燥後に上からサンディングシーラーを塗る。
※パテはセメダインの木工用パテ、シーラーはアサヒペンの木部用プライマーを使用している。
マホガニーなどの導管が大きい木材は塗料を吸い込むのでとの粉をすり込んでおくと
良いだろう。(30分ぐらいで乾燥する)
4、シーラー乾燥後にペーパーで全体的に磨いてみて、傷が残っていないか確認する。
少しでも傷が残っていれば木工パテもしくはシーラーを吹いて研磨し、整える。
※塗装は下地で妥協すると良い結果は得られない。
5、塗装。 下吹き→研磨→本吹き→研磨(塗装不良部分のみ)→クリアー塗装→研磨
(※シースルーの場合は工程が異なるので注意して頂きたい。)
それぞれの工程で乾燥時間を十分に取り、付着したゴミは研磨して落とすようにする。
といった手順になっている。全ての工程が必要不可欠だが、あえて言うなら
「2、」「3、」の塗装剥ぎ〜シーラーの工程は省略しても構わないと思う。
シーラーなど下処理が不要となるので手間が省ける上に、見た目には大して影響しない。
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用意したベース本体。全体が適当に塗装されている状態。値段は2100円(送税別)
素性は不明だったが、ネックのロッドカバー形状からARIAproUのRSBformulaではないかと推測される。
お買い得・・・だったのだろうか。まあ、とりあえず分解した。
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めっき部品は磨き粉で磨く。近くで見るとサビている上にシルバー塗料がかかって最悪だった。
綺麗に磨きました。もう二度としたくない(笑)
ここまで磨いて一時休憩。
東急ハンズで材料を購入しに行った。
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使用予定の資材とか部品たち。
一番高いのはウレタンクリアー塗料。 ↑
しかし、この塗料は性能抜群である。
次に高いのがベースの弦。1800円ぐらい。ギター弦の3倍はする。
驚いて島村楽器の店員を問い詰める所だった。
続いてラッカースプレーとアクリル絵の具、耐水ペーパーにハンダ。
最後に3Mのスポンジやすり。これは現代文明が生んだ奇跡の発明
と言っても過言じゃないぐらい便利なので準備しておくに越した事は無い。
しかも紙やすりの10倍長持ちとの事だ。
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ボディーの塗装剥ぎ2段階目。この工程に入る段階で既に体力は残っていない。
なぜなら表面に吹いてあったシルバーの塗装があまりにも酷すぎて塗装を剥ぐのに時間がかかったからだ。
シルバー塗装は剥いだら回りに銀粉が飛散して大変うざったい。下手に飛散させてしまうと、少し
の掃除忘れでも部屋がラメラメと光ってしまう。掃除の事を考えると慎重に作業せざるを得なかった。
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磨きつかれたので途中からキャビリティーの蓋作り。
出来たけど最後の穴あけをミスったのでやり直し。死にたい。
俺の1時間と498円が水の泡に!(´д`;)
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本当は1日でシーラー(塗装の下地)まで吹く予定だったが、
全然塗装を剥ぎ終わらなかったので後日にする事にした。
・・・楽器を始めるのも楽ではない(笑)
・ベースレストアの教訓
ベースやギターの再塗装は大変。塗装剥ぎの時点で、手作業なので1日では終わらない。
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