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2012年09月06日
ママチャリのハンドル交換C





←ハンドル交換Bへ戻る

新しいハンドルを取り付けます。



@新しいハンドルを取り付ける。

取付金具の穴に通して固定するだけです。



このとき注意する点として

・ちゃんと真ん中で固定されるか

・持ちやすい角度にあわせられているか

の2点があります。

真ん中での固定については、ハンドルの真ん中あたりに

滑り止めの細かい溝がつけられているのでそこにあわせれば問題ありません

難しいのは角度ですね。

取り付け部のボルトを軽く締めて、

何度かサドルにまたがりながら、使いやすい角度にあわせていきます。

だいたい使いやすい角度にあわせたら

取り付け部のボルトをぎっちりと締め上げます。

ちなみに、ボルトを軽く締めることを

『仮締め』

ボルトをぎっちり締めて、締め終わった状態にすることを

『本締め』

といいます。


A付属品をつける。

もともとあった状態に戻す作業になります。

ブレーキレバー

ベル

グリップシフト

を元あったぐらいの位置に取り付けていきます。



せっかくなので、自分が使いやすい位置に微調整しながら取り付けると

なお良いかと思われます。








Bハンドルのグリップをつける



自転車のハンドル交換のうち、一番の難関がこれになります。

普通にねじ込んでも入りません。

グリップの摩擦力でまったく入っていかないのです。

なので、グリップには入れ方があります。

@グリップにエアーを吹き込んでグリップを広げて入れる

 メーカーさんや自転車屋さんがやるようなやり方です。

 エアーコンプレッサーを持っていないと、高圧のエアーが得られないので

 あまりご家庭向けではありません。

Aグリップ内側を水でぬらす。



 水でグリップとハンドルの間を潤滑させるやり方です。

 パンク修理の際に、バルブに虫ゴムを入れるときにも良く使います。

 ご家庭でやる場合には最も一般的なやり方で

 今回もこのやり方で行いました。

 グリップの内側を水道の水でぬらして

 ぐにぐにやって入れていくと、入ります。

Bシリコンオイルで滑らせる。

 禁断の技というかどうしようもないときに使うやり方ですね。

 556などの油を使うと、グリップが油に侵されてブヨブヨになってしまったりする

 (膨潤という現象です)

 ので、普通の油ではなく、樹脂に優しいシリコン系の油を使うやり方です。

 これをやると、簡単にスッと入りますが

 シリコンは蒸発しないので、いつまでもグリップが止まらないままになります。

 運転中に抜けてしまう可能性があるので

 やらないほうが良いかと思います。





ハンドルにグリップがついたので

これで、ママチャリのハンドル交換は完成となります。





これで、スーパーの買い物袋をハンドルにぶら下げても

足がぶつからなくなりました。










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