何となくぎこちのない動きでしたが、
そこが又良い雰囲気、今まで大学生生活を
何となく過ごしていた一人の青年が、
ある時実業家の一人の女性と知り合った。
2人は、一目見て恋に落ちた。
今迄異性に対しての好意自体の感情を
心で否定していたのか感じようともしなかった青年が。
母親の自分勝手な恋愛模様をずっと傍で見て来た
青年の目に映った女性が女性という全てを否定
していたのかもしれません。
小さいころから母親は、その青年を見つめず、他者の
人との接点の方が深かったのかもしれません。
仕事仕事に焦点を当て、家庭を顧みる事をしていなかった
結果、主人公は、心がいつも寂しさで覆われて、何となく生きてきたのでしょう。
でも母親が病気になった時、辛い表情をしながら主人公の息子を
育てるためや生活のために仕事に向かう母親をみて、自分が病気を治す事が出来たらと
思っった。その心根があった主人公は、医師の道に進んでいたのでしょう。
『子供の心親知らず』『子供も親の心子知らず』
コミニケーション不足が問題だったのかもしれません。
余裕がなかったのかもしれませんが・・・・・。
ご自身の生きざまが招いた結果とでも思います。
相手と見つめ合いことなど無く、育って来たその青年の心が
大きい穴がぽっかり開いていたのでしょう。
その心の寂しさがいつになったら埋められるのかと思いながら
大学生活を淡々と過ごしている中でも『医師になったら、
母親を少しでも楽にしたい・・・と
言う思いで何となく自分の道を歩んでいたのでしょう。
希望を求めるなんて自分には・・・・・・・。
そんな空洞が、ある日その人を雑誌か何かで見て、母親と重ねて
しまったのかもしれません。
そのあと、その人と実際に出会い、益々恋焦がれてしまう恋愛ドラマ。
段々と深みにはまってしまう青年は、『一緒に生きていたい』思いが先行する。
現実の事が把握できず、恋って現状と先をあまり考えず青い鳥を求めて今の生活を
壊してまでも望みを抱いてしまう。
周りの事が全て見えず、考えると怖い事です。
結局今回の事は、青年が人妻に恋してしまうが、危機一髪でどうにか普通の生活が
出来て主人公の意思が叶い8年後に医師になっていた。
2人の女性は、自分のしてきた行いの深さを感じ、のめり込むまでには至らなかった
夫々の女性は、自己の道ならぬ恋を夢から覚めたかのように身を引いた潔さが
よかった気がします。
主人公を演じた長瀬 簾さんの初の恋愛ドラマ
これからのご活躍を祈っています。
演技の幅がどんどん広がっているような気がします。
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