出産時、赤ちゃんを抱いた途端の大泣きに
驚きましたが、その瞬間父性が揺さ振られたのでしょうか。
美羽さんの事も本当に大好きだったんですね。
仕事場での諸々の事がかなり緊張する事が山積だった・・とか
ストレスで心療内科の事も考えるほど辛い立場だったのかも知れません。
周りの人に良く思われたい、失敗は許せない性格の人など
繊細の人だったのかもしれません。
その場から自宅に戻ると気の許せる美羽さんに当たる以外
なかったのだと思います。
子供の事も嫌いではなく、自分の性格が美羽さんに当たるように
怒ってしまう事を恐れて子供の事を考えられない状況だったのでしょう。
だからそれも許せるとは思いませんが、美羽さんは、宏樹さんの事は、
気を遣いながら一緒の生活に満足していたのでしょう。
それには、美羽さんの母親の入院費や借金など考えると自分の今の生活を
変える事も苦しくなることもでもあったのでしょう。
唯、子供の事が欲しいとずっと考えて自身の年齢の事も含め、今しか
ないとずっと思い続けていたのでしょう。
そんな時、急にご主人から無理やりに近い状況で求められてしまった。
自己嫌悪に陥ってふらふらと歩いていたら図書館に向かっていた。
そんな辛い思いを気が付かず、図書館で幼なじみの人に会いたくなっていた。
美羽の心が冬月さんの優しさに傾き、安堵感を知って自分の今までのご主人との関係性に
疑問を持ち、冬月さんの前で全て吐き出すことが出来、美羽さんは救われ関係してしまった。
妊娠した時、美羽さんは、ご主人とのDNA鑑定を密かに行っていた。
ご主人と妊娠した子との関係性はないと知る。
そんな時、ニュースで冬月さんが亡くなったテロップが流れ愕然となった。
でもお腹の中で一つの命が育んでいることで産みたいと思った。
自分は、ズルい悪い女と覚悟し、ご主人に妊娠を告げた。
ご主人は、少し驚いていた。
新しい案件の仕事で忙しくなる。今までより更に
時間が無くなる
『父親になることは無理だ、でもお金は、出すので子供の事は、
美羽に全て任せるけどそれでいいか」と言った
2人の関係は、だんだんと変化していったのでしょう。
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