サイクル&フィットネス

「弱虫ペダルに登場するロードバイク２」

メーカー紹介の前に、少し補足しておきます。

ロードバイク、とくに弱虫ペダルに登場しているようなロードバイク
は、レース用の機材です。

雑誌などではカーボンバイクの快適性と紹介されていたりします。


しかし、ロードバイク全体にそうなんですが、初心者の方が乗ると
どれもが堅いと感じるはずです。
実際に路面で走らせるとさらに突き上げてくる振動など強く感じる
と思います。


ロードバイクに乗っている人間にすれば新しいバイクは良くできていて
快適であっても、ロードバイクに乗ったことがない人が実際に乗ると
快適には感じません。

殆どの人が、漠然と思い描いていたロードバイクの快適性と実際の
ロードバイクの快適性が大きく離れていることに気付くでしょう。

このブログでダイエット目的でロードバイクに乗り始めたけどまったく
痩せないと文句を言っている人が多いと書いたことがあります。


殆どの人がたいした走行距離も走りませんし、運動強度的にも脂肪燃焼
につながるような強度で走っていません。
まるでロードバイクにただ跨がってさえいればダイエットできるかのよう
に錯覚している面があります。

ロードバイク初心者の方も同じで、これだけ値段が高いのだからさぞかし
乗りやすく快適なスポーツサイクルと思っているようなのですが、現実は
まったく真逆です。

その点を理解した上で、初めてのロードバイク選びしないと本当に、二三回、
走っただけでもう走りたくないという気になってきます。

初心者にとってロードバイクは乗りにくいサイクルであることを理解した
上で、選んでください。
だからお金の余裕のある方にも、初めからハイエンドバイクは勧められない
のです。

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○巻島裕介-TIME(タイム) VXRS。


タイムもレース大好きというよりも、レースのためのロードバイクを
作っているようなメーカーです。
フランスの超がつくような有名メーカーです。

ローバイク乗りの間では、「いつかタイム」というくらい最終目標になる
ほどのメーカーです。


このメーカーはフレーム売りしかしていなかったはずで、どれもやはり
高額なものばかりです。
入門機であるエントリーモデルなんてものはありません。


「タイム」はペダルの開発メーカーとしても有名で、ビンディングペダル
では沢山の固定ファンがいます。

また、固定型のビンディングペダルではなく動きますので膝へかかる負担
も少ないので、これが作られた時はプロのロードレースの選手はこぞって
「タイム」のビンディングペダルを導入したものです。

個人的にもビンディングにするら、「タイム」だと決めています。


以前に少し触れていますが、ロードバイクには二つの販売方法があります。

このメーカーのようにフレームだけで販売して、後は購入したショップ
でホイールやらコンポなどを指定して組んでもらって完成車として納車
してもらう方法。

これはもう50万以下では制作できません。
100万円超えが当たり前の世界となります。

この「タイム」に至ってはすべて100万以上といって良いようなものです。


もう一つはメーカーですでに完成車として制作しそのまま販売するものです。
普通、ショップで販売しているのはこれになります。

ただ時々、完成車で販売しているはずのないロードバイクが完成車の
形で展示してあります。
あれはショップが自ら組んで完成させて展示販売しているもので、
けっしてメーカーでくみ上げて完成させた形ではありません。


どのメーカーもそうなんですが、トップグレードのロードバイクは
フレーム売りで、完成車としては販売していません。
ショップに飾ってあるのはすべてショップがくんで販売しているものです。

たちの悪いショップになってくると、ここまでグレードの高いフレームでは
ないですがかた落ちしたフレームにグレードの低いコンポを使って、安く
押さえて販売しています。
すごくバランスの悪いロードバイクになってしまっています。

早い話が古いフレームの処分ですね。


ですからカーボンフレームのロードバイクを購入しようと考えた場合、
安いものはこういう危険性があるので気をつけた方が良いのです。

もっとも、「タイム」になってくるとスポーツバイク専門のショップにしか
置いていませんし、いろいろと取り混ぜて販売しているショップにはまず
ありませんが。


個人的にほしいロードバイクの一つではあるのですが、手が出ない価格なの
で初めからあきらめています。

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○田所迅-SPECIALIZED(スペシャライズド) Tarmac。


「スペシャライズド」はアメリカのメーカーなのですが、ここも広い
商品展開をしています。

メーカー組み立ての完成ロードバイクもありますし、エントリーモデル
もあります。


もともとスローピングフレームで有名だったのですが、快適性を
求めるメーカーでもあります。
それもあって、快適な走りができるロードバイクを得意としています。


スローピングフレームは好きではないので、もともと購入意欲の
すくないロードバイクですが、性能的には非常に良いロードバイクです。

また、ツールドフランスを初め、いろいろなレースにも出場しています。





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○手嶋純太-cannondale(キャノンデール) CAAD10。


「キャノンデール」もアメリカのメーカーです。

昔も今も、高品質の「アルミフレーム」のロードバイクを得意としている
メーカーで、サイクルウェアなど自転車関係では幅広い商品展開をしてい
ます。

スポーツサイクルの専門ショップでは取り扱っていますし、時々走っている
のを見かけることのあるそれほど珍しくはないメーカーですね。

ここも完成車を出しており、エントリーモデルとなる価格帯のロードバイク
があります。




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○青八木一-corratec(コラテック) R.T. CARBON(2012)。



「コラテック」はロードバイクよりも、マウンテンバイクで有名な
メーカーです。

また、雑誌などで良く紹介されるようになってきたのは最近ですね。

走っているロードバイクをまだ見たことがありません。
ショップでも見かけませんね。

サイクルウェアなども出しているようです。

それくらいロードバイクは浸透していないメーカーです。


ですから詳しくは書けないですね。




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○真波山岳-LOOK(ルック) 595。


この「ルック」というメーカーはフランスのメーカーです。

先に紹介した「TIME」と同じで、ハイエンドバイクしか作っていないメーカー
です。
ロードバイク好きな人間は誰でも知っている有名メーカーです。


このメーカーもビンディングペダルを制作開発しており、レース大好き
なメーカーです。
風洞実験などもやってロードバイクの開発に力を注いでいます。

今のレースに参戦しているロードバイクメーカーはだいたいが風洞実験
をやって設計していますね。


「タイム」は数回ですが、走っているのを見ましたが、「ルック」は
まだ出会ったことがありません。
どんな人が乗っているのか気になるところです。


このメーカーもエントリーモデルがないメーカーですね。
完成車を出していないメーカーです。

野心的といいますか、挑戦的なロードバイクを作っています。




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○泉田塔一郎-BH(ビー・エイチ) Sphene。



「BH」はロードバイクだけではなく手広くやっているメーカーです。
エントリーモデルもあります。


スペインのメーカーだったはずなのです。

有名なレースにも供給しているメーカーですし、悪い話は聞きません。
ロードバイクの性質も、乗り手を選ばない堅実な走りをするロードバイク
であると聞きますね。


最近は少し気の利いたショップでも置いていますが、昔は見ない
ロードバイクでした。

スペインのメーカーならば「オルベア」というメーカーがあるのですが、
こちらの方がショップでは見かけましたね。


次回で一応、「弱虫ペダルに登場するロードバイク」の紹介を
終わりたいと思います。




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