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2016年03月14日

ロードバイクフレーム | クロモリフレームの復活



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「人気復活のロードバイク」




たいしたことではないのですが、今回は個人的に好みのロードバイク
のことなどを記事にしてみたいと思います。


「ランドナー」や「スポルティーフ」が異業種メーカーなどが参入してきて
復活してきていることはすでに書きました。
また、クロモリのロードバイクもめざましい復活ぶりを遂げています。

今回はカーボンバイクではないこれらの復活バイクについて補足的な
記事を書きたいと思います。


自転車メーカーでの「ランドナー」のような懐古的なバイクはそれほど
多くは復活してきていないようです。
どうしても趣味的要素が強くなってきますので、100万以上もするバイク
が作られてしまうのでしょうね。

実際に乗るとか乗らないとかのものではなくなってきている感じがします。
ホビー的要素が強くなっている気がします。


これは我々のようなロードバイクに長く乗っている人間には盲点のような
ところもあるのですが、このボビー的要素は思っている以上に強いようです。
例えば1970年前後に流行っていたいわゆる「サイクリング車」というものが
あります。

今でもこれに近いタイプものはあるにはあるのですが、殆ど見かける
ことがないものです。
先ほど書きました「ランドナー」や「スポルティーフ」から派生した
自転車だったのかもしれません。

自分も子供の頃一台持っていて、当時の子供たちは皆持っていましたね。
子供たちの脚でしたし、今のギア付きの「ママチャリ」や安い「マウンテンバイク」
や「クロスバイク」みたいなものでした。

当時はこれらの自転車がむちゃくちゃ流行っていて、お金持ちの子供は
方向指示器などがついて、無駄にひかるデコトラのような自転車を持って
いました。

友達に借りて乗ったことがあるのですが、当時はLEDなど作られていません
でしたし殆どが「単一電池」を使います。
ゴチャゴチャと満載していてとても重かったことを憶えています。

こういう自転車はもう残っていないと思っていたのですが、こういう昔の
「サイクリング車」が高い値段で取引されていることにとても驚きました。
100万近い値段を出しても手に入れたいという人がいるのです。


ジャニーズ事務所の「近藤真彦」さんがこの「サイクリング車」の
コレクターで、なにが良いのかと二重の意味で驚きました。
今は芸能活動だけではなく、レースチームの監督をやっておられますし、
レーサーもやられていた方ですから、メカが好きなのは分かりますが。

今の復活してきた懐古的なバイクは非常にこの趣味的な面が強くて、
実際に乗って快適とかではなく所有する悦びを優先している面が強い
ですね。

余談ですが、F1レーサーなとどにはロードバイクもロードレースファンも
けっこういます。
元「F1チャンピオン」の「アランプロスト」さんもロードバイクファンです。


話を戻ししますが、値段の高いものばかりではありません。
どうも二極化しているようです。

調べて見ると10万円くらいでクロモリロードバイクがかなり出てきています。
クロモリ(スチール)のロードバイクは好きなのですが、価格帯が100万超え
の極端な高額なものと10〜20万前後のものに分かれているのかも知れません。

最近、ショップでも見ることがあって初心者には良いかと思ったばかりです。
ただアルミと違って少し重いので敬遠されるかも知れませんね。


○クロモリフレーム。

個人的にはクロモリロードバイクが好きなので、本格的なロードバイク
も調べて見ました。
ですが購入できればと思っていたのですがすぐに考えが変わりました。

我々のようにクロモリロードバイク愛好者には一番改めて欲しい部分が、
そのままだったからです。
今のロードバイクなんだからここら辺は考えて欲しいところです。

それはリアのエンドの部分です。
ここはクイックリリースのホイールをはめて固定する部分なのですが、
「カンパエンド」と「シマノエンド」の二つがあります。
カーボンバイクは全て「シマノエンド」のですが、クラッシックなクロモリ
フレームは「カンパエンド」が多いのです。

この「カンパエンド」はホイールが外れやすい。

それも走行中に外れたことがあって、クロモリ愛好者はたいてい経験している
のではないかというくらい多いのです。
自分はホイールが外れても転倒しませんでしたが、走行中に外れて転倒した
方も多くいます。

なのにどうして今でもカンパエンドのままにしているんだろとういうのが
率直な感想ですね。
 
また、ホイールをはめ込むときも「シマノエンド」と比べてやりにくいのです。
ですから初心者には勧められません。
一見、機能的にたいした問題でもないように見えるのですがこれは長く乗れば
乗るほど問題があることが分かってきます。

最近もまた、この部分がなんとかならないのかと思うとこがあったほどです。


我々のようにこの部分が外れやすいことが分かっているものは、ホイール
を取り付けるときにはクイックリリースをできるだけきつく締めます。
それでも時間が経てばまた少しずつ緩んできて、ホイールか傾いてくるのです。

走行じたいに問題はないのですが、ブレーキに片当たりが出たのかという
ような時は、まずここを疑わねばなりません。
とにかく細かい調整がいるので面倒です。

軽量化をはかっているクイックリリースの場合は、ホールドする強度が弱く
さらに外れやすいという、値段が高いのに外れてしまうというおまけがつき
ます。
これはどう考えてもいただけませんね。

「カンパエンド」が良いといっているロードバイク愛好家はいないのではないかと
思うほど、評判が良くない。
使い込めば使い込むほど、どうしてなんだと思いますから。


せっかくクロモリのロードバイクの人気が盛り返してきているし、新しいものが
多数作られてきているというのに、こういう部分を放置しているのが許せなく
なります。

新しいロードバイクが購入できれば、次もクロモリと考えていたのでこれは
一考の余地がありますね。
小さなことのようですが、長年乗っているとこれだけはなんとかしたい
と言う部分が出てくるのです。

特に初心者の方には、絶対に勧められません。
リアタイヤを交換するたびに、ホイールを微調整してやらねばならず
たぶん何も知らない方ならばできないでしょうね。

せっかくの手頃なクロモリですが、人に勧めることができません。

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○フレーム素材の違い。


ちょっとフレームの違いでどれたけ乗り味の違いがあるかを少しご紹介
しておきましょう。

一応全てのフレームには乗ったことがあるのですが、クロモリ以外は
使い込んでいませんから突っ込んだことは書けないのですが。
もしフレーム選びで悩んでいたら少しでも参考になればと思います。


まず「クロモリフレーム」ですが、これは一番スタンダードですから
説明の必要もないかも知れません。
重いですが芯のある乗り心地ですね、一口に言って。

ですが走るとバネのような反発もあって、これはスピードが出てくれば
分かります。
ただスタート時の加速はやはりもっさりしていますね。

堅くて軽いフレームみたいに、踏んですぐに加速してくれません。
これが「クロモリフレーム」の最大の欠点かも知れませんね。
カーボンバイクと並走したことがありますが、加速が全く違い
ました。

トップスピードはあまり違いは感じませんでしたが、どうしても加速
すると遅れますね。


次はアルミフレームですがアルミフレームがロードバイクでは一番多く
現在のスタンダードなフレームとなっています。
これは軽くてまたフレームも加工しやすいために形などもいろいろと
あってエアロフレームもあります。

また、あまり高い値段でなくても軽いバイクが手に入ります。

今のように「カーボンフレーム」全盛の前には、レースフレームの素材
はアルミが多かったですね。
軽くて堅いアルミフレームですと加速が良いので、今でもレースは「アルミ」
という人がいるそうです。

ですが個人的には一番使いたくない素材がアルミですね。
それは堅いからで、普段乗るのには適していません。
アルミフレームに乗っていた人の殆どがそれを話します。
短い距離だとそれほどではないでしょうが、少し遠出すると脚に来る
といいますね。

個人的にはあの堅さがフルブレーキングの時にタイヤを路面にとらえ
続けてくれず、跳ねるのが嫌です。
ここで粘ってくれと言うところがねばってくれませんから。


次に「チタンフレーム」ですが、これは価格的には高価なものしかありません。
いうまでもなくチタンですから水にも強く、昔から一生もののフレームと
言われています。
とにかく軽くて強いので理想的な素材の一つですが、加工しにくさと
その値段の高さから誰でもが手を出せるバイクではありませんでした。

これは今も変わりませんし、「カーボンフレーム」がもっと
一般的なものになっても「チタン」だけはリーズナブルなものには
ならないでしょうね。

乗り味はクロモリフレームとアルミの中間あたりで、この堅さ具合
を嫌う人と好む人の二つに分かれます。
振動を全体で吸収するというか、長い間振動が残っているような感じが
あって、これを嫌う人も少なくないですね。

昔はいつかは「チタンバイク」というロードバイク愛好家が多くい
ました。
今でもお金があれば「チタン」という人がいますから。


最後は「カーボンフレーム」ですが、これは今やレースでは主流ですし
どんどん値段も下がってきて低価格なロードバイクへも広がってきて
います。

昔のように「カーボン」はとにかく高くて手が届かないというものでは
なくなってきていますが、ハイエンドなフレームはやはり高価です。

軽くて強度があって、なおかつ形をいろいろと加工できるので理想
のフレームの一つであることは間違いなのですが、強さと言っても
クロモリフレームよりも強いのは全体としての強度いう意味です。

ぶつけたりと言うような点にかかる衝撃などには弱い面があって、
そういう意味では金属フレームよりも劣る部分もありますね。
ただし将来的にはまだまだ進歩してくるでしょうから、いずれ言葉通り
の壊れないし軽いロードバイクが出てくる気がします。

また3Dプリンターのように乗り手の体型や好みといったものからある部分
を強化してとかいろいろとカスタマイズできるフレームが出てくるでしょうから、
これが進化すればハイエンドだけではなくロードバイクは一部を除いて全て
カーボンフレームになってしまう可能性もあります。

乗り味はまるで「プラモデル」のロードバイクに乗っているような感じで、
フレームの中空間を感じますね。
スチールと違ってフレームに芯がないのです。
カーボンは振動吸収性に優れて柔らかいと言われていますが、けっこう
堅いものですよ。


そして先に書いた「カンパエンド」の理由から、次は「カーボンフレーム」を
選択するかも知れません。
ただカーボンフレームはいろいろな成形ができますから、カーボンならば
エアロフレームが欲しいとずっと思っています。

「カンパエンド」か「シマノエンド」かの問題は大きくて、もし「クロモリ
フレーム」を選ぶことになっても、「ケルビム」のようなフルオーダー
メーカーで完全に自分の好みの仕様にするしかないかも知れません。

クロモリロードバイクでも、できるだけ戦闘的な走るロードバイクが
欲しいと思っています。

でも、経済的にこれはハードルが高いですね。
となってくると、現実的にはカーボンフレームとなってくるかも
知れない。
コンポは最低でも「105」位のグレードから上のものでなければなら
ないし。

なにか「夢」のような話題になってきましたね。
切なくなってくるのでこの辺でやめておきます。


次回はまたトレーニングの話題か、健康食の話題かのどちらかにします。

なにかリクエストがあればお気軽に───。

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