2015年11月02日
腹筋運動 | 腹回りの脂肪
「腹筋のトレーニング」
今回はちょっと今まで触れなかったことを書こうかと
思います。
あまりにベーシック過ぎるので忘れていましたが、「腹筋運動」
について書いてみたいと思います。
正直、腹筋に関してはこれをやったから特別になにかあるという
ものではなく、体幹の部位としては広背筋や脊柱起立筋といった
部位と同じく重要な部分です。
立って歩く、起き上がるといったすべての動作に腹筋は関わって
いますので、この部分を使わないで良い運動はないといっても良い
ほどです。
ただ、本格的に鍛えるのはこれはこれで難しくて、ある意味単純な
運動なだけに効果的に鍛えるのは厄介なのです。
上級者のトレーニングですね。
これにはこつがあって単に腹筋運動しているだけではなかなか効かせ
られないのです。
それにこの腹筋運動だけしていもお腹はへこみません。
腹回りの贅肉は落ちませんで。
腹筋運動を何回やっても脂肪燃焼はしませんから。
でも、お腹をへこませたいのでとこれだけはやっているという人の
多いこと。
昔、学生時代は運動部に属していたという人まで腹筋運動だけはしている
という、まさに日本の運動部の知識のなさを露呈しているようなものです。
これは昔の運動部は皆これでしたね。
それらの経験もあって、トレーニング理論にはこだわっています。
どれたけ間違ったことをやらされていたんだというのがありますから。
腹筋を割るとよく言われますが、腹筋はもともと割れている筋肉です。
割れて見えるのは筋肉が発達して太くなってくるのと、脂肪が落ちて
筋肉が浮き上がって見えて来るからで、鍛えて割れてくるものでは
ありません。
何度も言いますが、腹筋運動で脂肪は落ちません。
ですからこれだけをやっても意味がないですから、他のトレーニング
と一緒にやってください。
腹筋運動には、シットアップとクランチがあります。
シットアップというのは器具など足の甲を引っかけてやる運動で、
クランチは床に寝そべって足を固定させないでやる方法です。
腹筋のみを狙うのであれば、クランチの方が効果的なのですがやり方
がいろいろとありますのでなかなか簡単には説明できません。
ここでは初心者の方を対象としていますので、普通の身体を起こすだけ
の腹筋運動で良いと思います。
動画を貼り付けておきますので、できそうなものを選んで行ってください。
そして回数にこだわらず、強度にこだわってください。
一〇〇回、二〇〇回腹筋運動するのは慣れればわりと簡単にできるように
なります。
ですがしっかりと鍛えられているかというとそうではなく、
空手などの打撃系の格闘技の経験者ならば分かるでしょうが、
あれほどの回数腹筋したのに突きや蹴りに耐えられないという
のが良くあるのです。
どのような腹筋運動でもそうなのですが、腹筋に力を入れて身体を起こす
時でなく、戻して床に寝そべるとき力を抜いて脱力する人が殆どです。
ですがこれでは効果は半減します。
身体を完全に倒しきらないで、寸前で止めてまた起き上がってください。
こうすることでずっと腹筋に力を入れた緊張状態を維持できます。
とくにお腹をへこますようにして力を入れ続けながら腹筋運動すると、かなり
きついですし、効果は抜群です。
このやり方ですと、腹筋を一〇〇回やる人でも半分の五〇回もできないくらい
きついのです。
回数にこだわらないで、きついと思われるくらいの効果にこだわってください。
ついでにもう一つ、腹筋ローラーというものをご紹介しておきます。
これは一時期、通販番組でやたらとCMしていたので知っている方も
多いと思います。
あれはバネを入れて動くのを補助してあるものですが、本当はローラー
部分とハンドルだけというシンプルものです。
これは腹筋だけでなく背筋群も含めて体幹が鍛えらるとても優れたトレーニング
器具です。
これも初心者の方は膝をついて行ってください。
慣れてくると膝をつかないで足先とローラーだけで身体を支えることが
できますが、これはなかなかできないと思います。
膝をつかないでトレーニングする場合は、足を広げてはじめて、徐々に広げた
足を狭めていくようにしていくと強度の調節ができてやりやすいです。
上級者でもできない人がいますから。
ですが大変短い時間でできて、とても効率的な運動です。
ただしきつい運動でもあります。
体幹トレーニングといえば静的なトレーニングばかりが広がって
しまいましたが、ローラーのように静的と動的を兼ねあわせた
トレーニング方法もあるのです。
初心者の方は自分にあったトレーニング方法を見つけてください。
最初の取っつきが大事ですからね。
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○炭水化物と心理的影響。
このブログでは何度も食事に関しては書いています。
これは日本の白米神話による弊害を、実際にいろいろと経験して
きているのもあって、特になにかあれば書くようにしています。
もろちん「白米」、炭水化物は人間にとって大事な栄養素です。
だから美味しく食べることは良いことなのですが、日本人は高タンパク
な食事である「お肉」などを身体に悪く考えすぎるのです。
一般的に、「お肉」を身体に悪いという人ばかりで、「お米」を悪く
いった人を知りません。
いまだに野球などで選手の身体を作るために、監督などが「白米」を
どか食いさせる習慣が残っています。
指導者なんだから今のスポーツ理論などをもっと学べば良いのにと思う
のですが、いまだに旧態依然とした根性と経験論だけが力をもっている
世界です。
これは多かれ少なかれ、一般にも根深く信じられていて、高齢者にな
ればなるほど「肉食」を身体に悪いと信じ込んでいます。
これはずっと昔からで、我々が子供の頃からお年寄りに教え込まれたり
聞かされたりしてきたことです。
日本は、「白米」偏重主義なんですね。
普通に生活している分には、この間違いに気付かされることはあまり
ないのですが、運動することを生活の一部や習慣化しているといやでも
分かってきます。
我々は何度も、これには痛い目に遭わされてきました。
あの時もっと高タンパクなものが摂れていたらとつくづく思います。
今よりもプロティンやサプリメントが手に入りにくかったのもありますが
とにかく、「肉」は身体に悪いといわれ続けていました。
さて、日本人の主食である炭水化物ですが、いろいろと研究が進んでいる
ようです。
心臓とお腹周りに良いことの一つが、赤身肉のような油っこい食べ物
を避けることだとは昔からよく言われます。
しかし最新の研究によると、その逆が正解かもしれません。
単に脂質を遠ざけるよりも炭水化物の摂取量を減らすことに焦点を置くこと
の方が健康のためになることのことです。
やはり炭水化物を減らした方が太らないということです。
これは前にもこのブログで書いたことですが、肥満している人でご飯
や麺類を嫌いな人を見たことがありません。
太っている人は例外なく、炭水化物が大好物です。
それとちょっと違う角度から、この炭水化物について書いてみたいと
思います。
実は「鬱病」、「鬱」の人は炭水化物が好きで肉食をあまりしない
そうなんです。
これ、連日の焼き肉で「鬱」を克服したという話があって、これを自分に
当てはめて考えてみると、確かに納得できることが多々ありました。
「肉」を食べなくなると、ストレスに弱くなるそうです。
これにはいろいろと考えさせられました。
精神医学の世界では日本人と鬱病は大変密接に結びついていて、ある種の
親和性があると昔から定説として存在しています。
ある種の国民性からくる病のように考えられていたのです。
それくらい「鬱病」は昔から多かったのです。
最近、やたら「鬱病」という文字を目にすることが多くて、急に増えて
きたように一般的には思われているからかも知れませんが、実はとても古い。
主食であるお米の炭水化物食が悪いとはいいませんが、ある程度関係はある
んじゃないかという気がしています。
もちろん「鬱病」の原因が食べ物だけとはいえません。
いろいろな理由があって、精神疾患は発症する訳ですから。
とくに心理的な理由がもっとも大きいことは、いまさら説明する必要も
ないかもしれません。
ですがそのいろいろな原因の一つに、食べ物も関係しているのではないと
いう気がします。
これは自分の生活を振り返ってみて、確かにそれはあるんじゃないかという
気がしています。
それに動物も、食べものに気分を左右されることがあるという話を聞きます
からね。
そして「炭水化物」には嗜癖性も強くあるという話もあって、特に「甘いもの」
糖質の嗜癖性の強さは有名で、あまり甘いものばかり食べているとますます
甘さを求めるようになってきます。
こうなってくると、身体に悪いどころか短命になりますね。
まさに寿命を縮めています。
極端な甘い物好きで長生きした人を知りません。
超のつく甘党はとにかく何でもかんでも甘くしないと食べないですからね。
これはもう想像以上です。
見ているだけで頭が少し痛くなってくるくらいですから。
炭水化物好きな人も、美味しいからまた食べたくなるのではなく、なにか
食べないと物足りないというか、満足できないという人が多いですね。
これはずいぶん以前に、ちょっと中毒症状、嗜癖に似ていると感じたことが
あるのです。
こういう人たちは殆ど肥満体の人たちです。
肥満体の人の過食は、嗜癖という面から考えたほうが理解しやすい気が
します。
お腹が減って食べたいというよりも、食べないとイライラするという
中毒症状があるからです。
どちらにせよ、あまり炭水化物や甘いものを取り過ぎるとマイナス面ばかり
が増えていくということです。
それでは、今回の記事はそれくらいにしたいと思います。
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