2015年09月08日
ペダルについて | ロードバイク補足記事
今回は今まで忘れていたことがありますので、ちっょと補足する記事を
のせておきます。
ロードバイク関係の記事を書いていて、ペダルのことについてあまり
書いてこなかったことに気がつきました。
ロードバイクですが、購入する場合ペダルはついてきません。
一番初めに選択するのが、どんなペダルをロードバイクへ取り付けるかです。
これを今まで書き忘れてきましたので、補足的に書きたいと思います。
何度も書いていますが、初心者の方にはロードバイクをお勧め
しません。
それは値段も高いですし、ショップ選びも大変だからです。
だいたいスポーツバイクの専門店になればなるほどロードバイクの乗り方
はこうだというように、乗る側のことを考えずに一方的に押しつけて来る
場合が多いのです。
もし、初心者なんだけどロードバイクを購入しようと思っているだけど
どうすれば良いかと相談してみて、ビンディングペダルは初心者には使い
にくいですから、フラットペダルでまず慣れて、それからビンディングペダル
へ交換してはどうかというような意見を言ってくれるショップがあると、
そこはとても親切で良いショップです。
たいていは最初からビンディングペダルを勧めてきます。
それも殆どが「シマノ」製の製品ばかりで、他社の製品を勧めない
と思います。
「シマノ」は世界的に見ても大変優れたメーカーです。
自転車パーツの製品メーカーとしては世界的にも圧倒的なシェアを誇り、
悪いところのないメーカーといえると思います。
実は、釣り具のリールなどでとても有名なメーカーでもあるのですが。
ですが、他にも「タイム」「ルック」「スピードプレイ」という優れた
メーカーもあり、一時期はどのロードレースを見ても、プロレースでは
「シマノ」ばかりで世界的にも圧倒していました。
最近では、他のメーカーも負けておらず「シマノ」の一人勝ちではなくなって
きています。
一番新しいメーカーである「スピードプレイ」に至っては、プロのロード
レーサーたちが次々と「スピードプレイ」のペダルへと乗り換えています。
後発メーカーは先行メーカの悪いところなどを改良してくるので、それだけ
優れたものを作ってくるといえると思います。
ですが日本国内に絞ってみた場合、ショップでは「スピードプレイ」も
「スラム」というコンポメーカーも滅多に見かけません。
ショップという我々ユーザーが一番身近に接する場では、「シマノ」と
いう国内メーカーの一人勝ちの独占状態だと言っても良いと思います。
ですから、ショップもわざわざ他のメーカーの部品を取り寄せるという
な面倒をさけて、「シマノ」と勝手に押しつけてくるのです。
なにも知らない初心者の場合、殆どがショップにお任せになってしまう
ので、言い換えれば売る側本位のロードバイクになってしまい、とても
乗りにくいロードバイクになってしまうのです。
要するには、「ショップ」にすれば高いロードバイクが売れてくれさえ
すれば良いので、その後のことは知らないが本音としてありますね。
これは今のようにインターネットが普及する前から、自分の脚であちこち
のショップへ出かけていってパーツを探しているといやでも分かってくる
ことです。
店員にもよりますが、悪いところでは探しているタイヤのサイズは生産
中止になっているという嘘を平気で言うところありましたからね。
後で別のショップで見つけて聞いたところ、普通にまだ生産していると
話していました。
これくらいショップの話は信用もあてにもできません。
これはもう、今はないショップも入れれば10店舗以上まわった経験
から分かります。
残念ながら、親切なショップは殆どありませんでした。
一つだけここは良いなと思った店舗があったのですが、移転してしまって
今はありませんが。
ですから、まず良いお店に当たることはないと思いますね。
だからあらかじめ予備知識としてパーツなどの知識を入れておかないと
後で後悔する買い物になってしまうのです。
初心者がもっとも困ることの一つに、このペダル選びがあります。
我々のようにトレーニングなりなんなりでかなり走り込むのであれば
別ですが、初心者の方が走るのにビンディングペダルは必要では
ありません。
ビンディングはロードバイクに慣れてから付け替えてもまったく問題は
ないのですが、雑誌もですがショップもとにかく一刻も早くビンディング
ペダルと押しつけてきます。
雑誌はいろいろなメーカーのスポンサーのこともあってでょうが、
ショップにすればビンディングペダルの値段もそうなのですが、
専用のシューズも必要なのでプラスアルファの利益がでるのです。
そういう見え見えの事情がありますから、個人的にはビンディング
ペダルは好きではありません。
走るための機能としてはとても良いペダルですし、もしレース出る
のであれば迷わず使うでしょうけれど。
さて、ここからが本題です。
すでに、ロードバイクを言われるままに買ってしまってビンディング
ペダルで困っている方は、こういうグッズがあります。
これはピンディングペダルに取り付けることによって、フラットペダル
として使えるものです。
これを取り付けて走って、慣れてくれば取り外して普通のピンディングペダル
として使うと良いと思います。
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○取り外しが工具なしで、簡単にできるペダル。
初めから工具なしでワンタッチで取り外しできるタイプのペダルを選んで
おくというのも一つの方法です。
これはペダルの交換は大変やりにくく、我々でも一苦労するからです。
それが面倒でショップに持ち込んで交換してもらうのですが、これは
後で大変困ることになりますね。
たとえば自転車を分解して専用のバッグに入れて、輪行する方法があります。
雑誌などでは、大変簡単にできるように解説されており、今まで輪行の困難
さを解説してある記事を読んだことがありません。
これは実際にやってみると分かるのですが、この時、ペダルを取り外す
のに苦労するのです。
はっきり言って外れません。
自転車ショップでペダルを取り外し用に販売されている工具で外したと
いう話を聞いたことがない。
我々も経験ありますが、ツーリング仲間数人でやっと取り外しました。
一人で輪行していたら絶対に無理であったと言い切れます。
それくらいペダルは簡単に外れません。
その手間を何とかしようと、輪行する場合ペダルを折りたたんでしまい込む
タイプのものまであるくらいです。
ですから、初めから取り外しやすいペダルを使うことで、輪行だけではなく
フラットペダルからビンディングペダルへと移行するのも容易になります。
わざわざショップへ持ち込んで、ビンディングペダルに交換してもらう手間
もいりませんから、走る状況に合わせてペダルを変えるということもできま
すね。
ロードバイクに乗っていて、市民レースに出るような人でも普段はフラット
ペダルで走っていて、レースの時だけビンディングペダルを使っていると
人もいます。
普段、少しは知る程度ならばなにもビンディングにする必要はないのです。
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○トゥークリップという選択。
ベテランのロードバイク乗りに愛好者が多いのですが、最初からトゥクリップ
にしておくという選択肢もあります。
これはフラットペダルに「トゥークリップ」という器具をつけて足をペダルに
固定するパーツです。
ビンディングペダルが登場する前は、ロードレースのペダルの主流はこの
トゥクリップでした。
これだと専用のショーズは必要ではなく、普通のスニーカーや革靴でも
利用できますから通勤などにも良いですね。
これも以前は謂れ無き差別を受けていたペダルです。
昔はショップでは殆ど見かけず、大型のスポーツ自転車のショップが
出てくるようになってやっと手に入るようになりました。
最近では、「ヨドバシカメラ」のような大型量販店でもおいています。
雑誌での扱いは最悪で、わざわざ昔の体験談を乗せてどれだけ使いにくい
ものであったかと書かれていたほど差別されていました。
これはまったく事実と違っていて、まさにわざと作っているとしか思え
ない内容でした。
雑誌で書かれているような使い方をしている人はまずいません。
それに記事などで書かれている内容は、標準的なトゥクリップではなく
競輪などで使う競技用の専門のトゥクリップで、ショップでは扱って
いないものをわざと記事にしているとか思えない。
ビンディングペダルよりも、トゥクリップの方が足が抜けなくて危険で
あると解説されている場合が殆どです。
そんな使い方をしている人は自分の知る限り一人もいませんよ。
ベルトを強く縛って使う必要はなく、クリップ事態が足を軽く挟んで
いますのでベルトでさらに強く締め付けてやる必要はないのです。
それこそ一度も止まらないことを前提にするならばトゥークリップだけ
ではなくベルトで締め付けても良いですが、かなり高速走行する場合でも
強く締め付ける必要はないですし、そんな使い方をしている人を見たこと
がありません。
またその必要もなく、十分効果が出るからです。
結局、これらの記事で何が言いたいかというと、トゥクリップよりも
どれだけビンディングが優れているかと書かれているわけで、差別と
言ってよほど偏向した記事が多いですね。
「トゥクリップ」は全然、使いにくくないですよ。
「ツールドフランス」に出場するようなプロのレーサーも、個人的に
友達などとツーリングに行くときの写真を見たことがあるのですが、
プロが「トゥクリップ」で、素人がビンディングを使っているのを
見て笑ってしまいました。
ビンディングの場合、専用のシューズやなんかが面倒なそうなんです。
それは分かりますね。
専用のシューズは歩きにくいどころか、まともに歩けませんから。
どんなものでも一長一短はあるもので、殆どの雑誌では「ビンディング」
が万能なもののように書かれています。
これは大きな間違いです。
スポーツバイクは乗る人によって用途も違ってきますから、それらに
あわせて使えば良いのです。
それを無理矢理こういうものだという風に決めつけているのは間違いです。
もし、ロードバイクの購入を検討されていたらこれらの記事も参考にされては
いかがでしょうか。
あくまでもケースバイケースですよ。
これでないといけないなんて決まりはありませんからね。
今回は、補足的な記事でした───。
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