サイクル&フィットネス

「初心者への注意・ペダル(１)」

今回は前回の「コンポーネントの種類」だけでは片手落ちだと感じたので
ペダルの話題を書いてみたいと思います。

この部分は大事ですので、今回と次回の二回に分けたいと思います。


以前の記事でも、少数ですがデュアルコントロールの使い方といった基本的
というよりもそれ以前のことを調べている方がいると書きました。

これは自分の体験でも、同じをことロードバイクで走っているときに教えてほしい
と見知らぬ方から質問されたことがあるので、本当に分からない人がいるのだと
思います。

そのときはママチャリでさえ、ギアのついているものもあるのでなぜと疑問に
思っていました。
しらないもの、分からないものは触りたくない人たちなんでしょうね。



もうずいぶん昔ですが、また今のようにカーボンバイクが全盛になる
ずっと前の話ですが、試乗会で初めてデュアルコントロールを使った
時に、なにも知らなかったですが走っている間に分かるようになりました。

だからどうして分からないのかすぐには理解できなかったのです。


この検索ワードでこのブログへアクセスしてくれる方々に言えることですが、
まったくの初心者の方だと思います。
ペダルについてはまったく触れておらず、このワードでやって来られた方は
いません。

ここら辺が本当に初心者の方だと思います。

デュアルコントロールよりもペダルが原因で走れないという初心者の方は
とても多いからです。
ある程度走り慣れた人でも時には「立ちゴケ」する場合もあるほどです。

ギアは使わないでも走れますが、ペダルはそうはいきませんからね。
初心者の方はまず間違いなくこの「立ちゴケ」を経験するでしょう。


まず、ロードバイクにはペダルがついてきません。
店頭に飾ってあるロードバイクはショップが便利的につけているだけです。
ですから自分でどのペダルをつけるか選択しなければなりません。

初心者の方はまずこういうことは知らないでしょうし、ペダルはフラット
ペダルがついているものだと思い込んでいると思います。
だからペダルについて調べる方がいないのです。

初心者の方はフラットペダルでも良いですが、それならばそれで指定して
やらなければなりません。

スポーツバイク専門店の場合、フラットペダルではなくビンディングを選択
してくる場合が良くあって、そこら辺のことを知らないと初心者の方はショップ
の都合だけで選ばされることになりかねません。

あまりショップの言うことを鵜呑みにしてはいけませんよ。


この問題は重要ですので、二回に分けて書きたいと思います。
今回はビンディングペダルの紹介からです。

ビンディングペダルはロードバイク用だけではなくマウンテンバイク用も
あります。
また、これにともなって専用のシューズも購入する必要があります。

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○シマノ。


これは前回の記事でも書きましたが、国内メーカーです。

そして世界的なシェアを誇る有名メーカーですが、国内では市場を独占している
ようなメーカーでもあります。

ですから初心者の方が購入されるロードバイクはコンポーネントと同じで全て
ビンディングペダルも「シマノ」ということになります。

初心者の方にはわかりにくいと思いますが、クリートの自由度があるものと
ないものがあって、できれば自由度の大きいものの方が良いと思います。
これは自由度のない固定しているタイプを長く使っていると膝が痛くなって
くるからです。


また、ビンディングの固定力は調節できますので、初心者の方にはなるべく
弱く調節してもらっておいた方が良いです。
はずそうと思っても外れないほど強く固定されている場合が良くあって、
素早く外すことは無理なんじゃないかと思うようなものもありますからね。

そしてなにも分からず購入してしまうと、殆どが一番強く固定するように
なっているのでペダルと靴が外れないと言うことになってしまうのです。

空手の経験がある方ならば分かりよいと思うのですが、足刀を蹴るような
つもりで横に蹴り出すようにすると外れやすいです。

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○TIME(タイム)。


「TIME」はスキーなどのビンディングでも有名なメーカーですが、プロの選手
の愛用者は多いです。

先ほど書きましたか膝痛の原因が足が完全にペダルに固定されてしまうことに
あったのです。

短い距離を全力で走る場合はこちらの方が良いのですが、ロードレースのように
何百キロも走るようなレースを続けていると膝が痛くなってきます。

TIMEは自由度が大きいのでプロは膝痛を避けるためにこちらを選ぶ選手が多いのです。

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○LOOK(ルック)。


このメーカーも有名なメーカーですが、このメーカーのペダルを選ぶ選手も
多いですね。

ただ人気はTIMEの方があるように思います。

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○SPEEDPLAY（スピードプレイ）。


これが一番新しいメーカーなのですが、このメーカーが出てきてからロードレース
の選手に凄い早さで広がっていきました。

それだけ優れているのですが、自由度が一番大きくてちょっと他のメーカーと
構造が違っています。


個人的に選ぶのならば、「TIME」か「スピードプレイ」ではないかと思っています。

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