2017年06月19日
最近のスポーツサイクルよもやま話 | TTバイク
「スポーツサイクルよもやま話」
今回はちょっと最近のスポーツサイクルの話題です。
それというのもこの時期、夏に近付くに従ってスポーツサイクルに
乗る人が増えてくるからです。
これは毎年あって、何も知らないとブームなのかなと思わせることもある
ほどですね。
ですが夏が過ぎて寒くなってくるととたんにスポーツサイクルもいなくなって
きます。
翌年、またスポーツサイクルに乗り続ける人はほんの一握りです。
年をまたいで乗り続ける人は少ないですね。
毎年、学生さんのような若い人ですが新品のスポーツバイクに乗っている
人を多く見かけます。
ある程度長く乗っていると装備なども充実してきたり、その人の好みが
出てきたりしますのですぐに分かります。
そのたびにロードバイクは注意して見ているのですが、他のスポーツサイクル
と違って長く乗り続けている人はいないのです。
確かにロードバイクに乗り続けている人もいますが、そういう人は季節には
関係ないですしずいぶん昔から乗り続けている方です。
初夏はロードバイクを含めてスポーツサイクルが急に増えてくるのですが、
秋にさしかかる前にロードバイクは姿を消していきます。
特に、「弱虫ペダル」から発生したロードバイク女子は数の増え方も速かった
ですが、消えて行く速度は増えるときよりもはるかにはやかったですね。
大げさな表現ではなく一瞬でした。
なのに世間というか世の中の人がこのブームに関して認識し始めたのは、
すべてのロードバイク女子がいくなってずいぶん時間が経ってからでした。
女性のロードバイクが増えてきたことにも驚きましたが、それ以上に
世間とブームとのズレの大きさに今なお驚かされ続けています。
いまだに時々、「弱虫ペダル」のブームとか、「ロードバイク女子ブーム」
とかのワードで検索してこのブログへやってくる方もいるようです。
このブログでは何度も書きましたが、女性ロードバイクは今までなかった
ブームでもあったので注意して見ていました。
驚くことに一瞬でいなくなったロードバイク女子ですが、消えてから現在
に至るまで一台もみていません。
外出しているときもロードバイクで走っているときもずっと注意しています
が、ここまで一台も見なくなったことに驚いているくらいです。
だいたいですが、春先から初夏にかけて新しいスポーツサイクルが増えてきて
秋頃から急激に減っていきます。
季節的に自転車で走りたくなくなる季節になってくることもあるのですが、
いつもロードバイクの方が消え方ははやいのです。
このブログでは初心者の方には「クロスバイク」をお勧めしていますが、
ロードバイクでない他のスポーツバイクはしばらく残っています。
ロードバイクはその乗りにくさからすぐに乗らなくなってしまうことが
分かっているからです。
今回はある程度ロードバイクも定着してきているのか、種類も豊富です。
シングルスピードもあるしピストバイクもある、通常のロードバイクやクロスバイク
も走っていて、どれか一つが特別増えている感じはありません。
そんな中で一台、驚きのバイク──TTバイクが走っていました。
これもとても少なくて、リカンベントタイプのスポーツバイクよりも見ない
スポーツバイクです。
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○TTバイクとは。
このブログでは「TTバイク」に関しては詳しく書いたことがありません。
珍しいスポーツバイクですのでここで少しご紹介しておきたいと思います。
TTバイクとはロードバイクの一種です。
タイムトライアル専用のスペシャルバイクで、ロードバイクをより速く
走れるように改造してある専門のバイクと言えるかと思います。
「ツードフランス」のようなロードレースではこのTTバイクを使った
ステージが存在します。
後はオリンピックなどでもあるオーバルコースを走るタイムアタックする
競技でも使われています。
これはあまりにも専門的なバイクですので、我々のように古くからロードバイク
に乗っている人間もほしいとか買おうとか思わないものです。
またスポーツバイク専門のショップでも殆ど置いていない種類のバイクです。
レースに出る方しか必要のないバイクですからね。
フレームも空気抵抗が少ないエアロフレームですし、ハンドルなども専用の
ものです。
また変速機も専用であまり頻繁にギアチェンジするためのものではありません。
ホイールも空気抵抗の少ないエアロフレームですし、とにかくぎりぎりまで
軽く設計されています。
こうなってくると乗っている人間が一番空気抵抗が大きいわけで、空気抵抗
をすこしでも軽減するためにエアロポジションで走ります。
また専用のヘルメットなどをつけて少しでも空気抵抗を減らそうとするのが
普通ですね。
またタイムアタックをする専用のバイクなので値段も高いです。
通常で乗るようにできていませんから、快適に走れるようなものでは
ありません。
ロードバイクのようにコーナリングすることも難しいものです。
あくまでも直線を人の力で出せるだけのスピードを出して走るためのマシン
ですからとても初心者が走れるものではありません。
まずまともに走れないと思います。
これを学生くらいの青年が乗っている姿を見たのです。
長くロードバイクに乗っていますが、二度目の目撃です。
それくらい珍しいバイクです。
それに驚いたのはこのTTバイクを車道ではなく歩道で乗っていたので、
たぶんですが他人のバイクを借りて試しに乗っただけかも知れません。
正直、TTバイクで歩道を走るなんて考えられないレベルの非常識さですから。
それにノーヘルで服装もサイクルジャージなどの装備が一切なかったですから、
もしTTバイクをお金があって普通の自転車のつもりで買ったとしたら、
これは「おバカ」と言われても仕方ないですね。
フォーミラーカーを一般道路で自家用車として走らせているようなもの
ですから。
これはあり得ないと言えるものです。
ちょっと付け足して解説するとこのTTバイクもトライアスロンなどにも
使われており、エアロフレームのロードバイクをTTバイク仕様にしたような
ものと、トラックレーサーのようにレース専用機からTTバイクへと変化
したようなものとの二種類のものがあります。
どちにしても一般的に走れるものではありませんね。
スポーツサイクルにはこういう専用のスペシャルバイクというものも
存在しています。
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