- Avaya -
アバイアという、アメリカの通信、ネットワーク機器メーカーです。
あっちこっちのコールセンターを転々としている私ですが、最近では特に、このアバイアの電話機しか見たことがありません。
どこのコールセンターでも、デスクにはPCがあります。
オペレーターひとりにはPCが1台か2台。
昔は見たこともないインターフェイスがPCにつながっていて、そのインターフェイスから電話回線につながっており、電話機はないというセンターもありました。
しかし今ではどこへ行っても必ず、PCの横には電話機があり、しかも間違いなくAvaya製品なのです。
コールセンターに勤務したことがある人なら、Avayaの電話機を一度は見たことがあると思います。
Wikipediaによると、コールセンターにおけるAvaya製品の国内シェアは53.2%で、2位は30%だとか。
ということは、1位と2位で寡占状態のあるといって良いでしょう。
そのコールセンター。
今、コンタクトセンターに呼称を改めてきているそうです。
今ではお客様対応が、電話 = コール に限らずメール、また今後はさらにメディアが増えるだろうことから、「コールセンター」という限定した言葉は「コンタクトセンター」に変わろうとしているようです。
でも、それでは困るのがこのブログ、“コールセンターおじさんのブログ”なんですから。
さておいて、そのAvaya製品は、小さなコンタクトセンターでも数十台。
大きなセンターでは数百台あるのです。
さらに札幌市はコンタクトセンターがたくさんあります。
もう数年前になってしまいましたが、
新聞の記事では札幌市でコールセンターに勤務jする人の数は1万7千人。
さすがに毎日1万7千人が働いているわけではありませんね。
それでは無休になってしまいます。
週5日勤務の人もいれば、3日勤務の人もいるでしょう。
仮に6割の人が働いているとすれば、約1万人が働いています。
また、
働いている人の数 = 電話機の数でもありません。
余っている電話機は必ずあるはずです。
なら、ざっと概算で1万1千台の電話機があるとしましょうか。
そして電話機の単価は3万円くらいと考えられます。
なら、3億3千万円!!
いや、
「そんなものか。」
という感覚の方が強いか。
でも、拠点は札幌だけでなく、大きな都市には必ずあります。
さらに日本だけでなく、世界中に。
特に中国はすごいかも知れない。
さらには“PBX”と云ったか、サーバーのような親機も必要です。
恐るべし、Avaya。
2018年09月22日
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