人並みに　ロンドンオリンピックを楽しんでいるのですが
（平岡　おしかったな〜）

今日は　大河ドラマ・平清盛が凄すぎたので　思わず感想。


井浦　新が　　あの怨霊の権化、「崇徳帝」を演じるんだから
どんなことになるんだろうか

と期待してましたが


こっちの想定を遥かに上回る　　怪演で　

ほんとは　崇徳帝が乗り移ってんじゃないかと思いましたよ

子供が見たら　けっこうなトラウマになる　ご乱心ぶりでした

井浦　新さんはインタビューで
崇徳帝は皆さんが思ってるように　最初から　怨念の塊のような人だったのではなく

お百姓さんが　「天皇さん、どうぞ」と言って差し出したおにぎりをもらい、
お礼に杖をくれた、という微笑ましいエピソードも讃岐に残ってるような

優しくて人間味のある人だった、と言ってました



視聴者としては　そんな人を　「日本最大の怨霊」となる過程を演じるのに
どんな事を考えたんだろう…なんて勘ぐってみたり。


昔、「陰陽師」という漫画で怨霊の一番の鎮魂は理解を示すことだ、というのを読んだことがありますが

最後のシーンで　優しい顔の崇徳帝に戻ってた顔を見ると　
なんか　崇徳帝を理解するのに　本当、すごいパワーを使ったんだな…と思いました

本当、大河は役者さんの役者魂に感謝することが多いです