ご訪問頂き有難うございます。感謝致します。
本日も宜しくお願い致します。
梅雨で雨が降ると湿気が凄いですよね。その湿気が体調不良になりますので早く梅雨明けして欲しいのですが、そうするとこれから夏に入り暑さも増します。そんな中でも皆様健やかにお過ごし下さいね。
皆様は何か集めている物、集めていた物ってございますか？
私は小学生の頃に消しゴムを集めていました。箱に数十個の消しゴムが入っていて、沢山のお気に入りの消しゴムを眺めてはニヤニヤと悦に浸っていました。
チョコレートの形で香り付き。小さなハートだったり小人だったりの消しゴムが何個も入っているバージョンの物もお気に入りでした。小人さんの消しゴムはサンリオから出ていた記憶があります。鉛筆型の消しゴムだったり食べ物の形もあれば、キャラクタータイプ、カレーの香り付きの消しゴム。香りも色々ありました。集めるのも好きでしたが、人にあげるのも大好きでいつも従妹に見せては「可愛いでしょ？じゃあ、これとこれあげる」と大判振る舞いしていたものです。
大人になってから（18歳くらいから）変わらず今もシールを見ると買ってしまいます。使う機会が無いのに集めてしまうのです。クーリアという文房具や雑貨の会社があるのですが、そこで出されているフレークシール（何枚もバラバラに入っているタイプ）お勧めです。とても可愛らしい動物やお菓子のシールをよく購入しています。それと本が好きなのでブックマーカー（しおり）も集めていました。ここ数年は購入していませんが1枚あればずっと使用出来るので残りは机の中にしまってあります。
そして「石鹸」。厄介肌を持つ私は学生時代にアルバイトをする事でお小遣いが潤い、好きな石鹸を何個も購入して集めていました。集めるというより何個もあればお風呂の楽しみが増えますし、使い終わればすぐに新しい石鹸を使えるので常時、10個は確保していました。当時大好きだったのが「ロクシタンのシアソープ」今はお高いロクシタンですが、昔はお手頃に購入出来ていました。フェアトレードは大事ですし、シアも肌に良いからと当時フェリシモで3個セットを定期購入していました。もう、大昔の話です（遠い目）フェリシモは当時「はいせんす絵本」だったんですよ、カタログ名。フェリシモが今ではローマ字表記になっていますね。時の流れを感じます。ロクシタンのシアソープ以外にも色々使っていて、カツウラの石鹸もさっぱりして良かったです。韓国の黄土石鹸、竹炭石鹸などもさっぱり系でした。
厄介肌のせいで石鹸で肌が荒れたり、痒くなって粉をふいたように皮が剥けたりとトラブルが起きます。でも昔ながらの作り方で作る石鹸はグリセリンが豊富で保湿効果が高く肌にも負担が少ないのです。そんな訳で、石鹸が大好きな私は石鹸そのものを家で手作りしていました。そうです、手作りソーパーだったんです。ソーパーとは石鹸作りする人の事です。
水酸化ナトリウム（苛性ソーダ）という劇薬を使いますから危険も伴います。そして好きなキャリアオイルやパームオイル、オリーブオイルとエッセンシャルオイル、シアバターやココアバター、ココアバターにゴートミルクパウダーなどを使って1人で作っていました。作る際は細心の注意を払って作ります。苛性ソーダは水に入れて混ぜるとすぐに温度が上昇するので決して手に触れたりしないようにゴム手袋をしマスク、割烹着姿で肌を出さないようにして制作していました。換気も必ず行います。
ステンレスのボールやかき混ぜる為にハンドミキサーを使います。温度計を使い温度もチェックし作っていました。肌に触れたら火傷どころか皮膚や骨も溶けます。片付ける際にも新聞紙でボールを拭き、使った道具を酢で中和させます。そして水や使うメインオイルにより苛性ソーダの量が変わります。アルカリ計算と鹸化率は当時からネットでシュミレーターがあり自動計算をしてくれるので便利に使わせて頂いていました。
木枠を父に作って貰い、そこに牛乳パックの横の一面を切り取って石鹸液を流し固めて作っていました。その後、数日して石鹸を切り分け強いアルカリ性を落ち着かせる為に、1ヵ月熟成と言いますか放置します。放置する時間が長いとその分だけ肌に優しい石鹸になります。天然のグリセリンが豊富なので保湿効果がとても高いです。なのでお風呂に置いておくと水分を勝手に引き付けるので溶けやすくドロドロになってしまうので使ったら水切りし、浴室から出していました。その石鹸を母が使い、母の友人が使っていたのですが近くにある、市の共同浴場で母達が使っていて評判が良かったようです。そこで母の友人の知り合いにアトピーが酷い方がいて石鹸が使えないという話を聞き、母の知人が石鹸を渡した所、とても肌に合ったようでリピーターになって頂きました。後で産婦人科に勤められている看護師さんだと伺いました。
母を介して母の友人経由で石鹸はお渡ししていたので私は1度もお会いした事は無かったのですが、アトピーも落ち着き、ご自身でも驚いているとの事でとても感謝されてお手紙とお菓子を頂いた事があります。
もう石鹸を作らなくなり10年近くなります。15年前に石鹸を作り始め、トータルで5年間程しか作ってはいないのですが理由は室内犬であるミニチュアダックスを家族に迎える事にしたからです。うろちょろされるととても危険ですし、もしもの事があってはいけないので生き物を育てる責任として石鹸作りはキッパリやめる事にしました。当時「ROSY SOAP」ロージーソープという名前でラッピングしお渡しする時にシールをお遊びで作ったのですが、まだシールが大量に残っています（笑）そろそろ捨てようかな（笑）
石鹸販売は作る量が家の分と5人程母の友人にお分けするくらいしか作ってはいなかったのですが、作るのは面倒でしたが喜んで使って頂けるのが何より嬉しかったです。
手作りが好きで、人に喜んでもらえる事が好きでそれは今も変わりません。厄介肌で石鹸を作り始めましたが、手作り石鹸を今は購入しています。ちょいとお高いですが肌に優しい石鹸が大好きです。ボディソープより断然、石鹸派です。薬事法で手作り石鹸を当時販売する際は「台所・キッチン石鹸」と表記し化粧石鹸としては販売出来なかったのですが、今は購入する石鹸は化粧石鹸と書かれていますね。
皆様も機会がございましたら、コールドプロセス製法の肌に優しい手作り石鹸を使われてみて下さいね。溶けやすいのがグリセリン豊富な証拠です。保湿効果が高い石鹸の証明です。使ったらすぐ水切りをして浴室から出せば問題ありません。お気に入りの石鹸で優しく体を洗うのもお風呂の楽しみ方だと思います。
長くなってしまいました。本日もお読み頂き有難うございました。感謝致します。
