中国でレゴ!

デュプロとは、レゴブロックと同じレゴ社が、幼児向けに発売しているブロックで、いわばレゴの弟分です。

レゴと比べるとよくわかりますが、パーツ一つひとつが大きめで、角が丸みを帯びており、軽めに作られています。

それにパーツ同士を組むときもそれほど力が要りません。

幼児というのは、まだまだ大人のように指先を器用に使うことができません。指に力が入りにくいものなのです。

‥と、いうことぐらい、頭では理解できますが、日々の生活では、結構忘れがちになります。

僕ら大人が簡単にやってのけることが、子供たちにとってどれだけ難しいことかを忘れて、子供を怒ってしまったこと、ありませんか？　僕には結構あります。


とにかく我が家では、レゴの前に、このデュプロを子供たちに買い与えました。

パーツ一つひとつが大きいので、自然作れるものもおおざっぱになります。

レゴのような細かい表現はできません。
それでも、子供たちは動物を作ったり、乗り物を作ったりして大いに遊んだものでした。

‥子供たちはみな動物や乗り物が好きですが、でも好きになるのは必ずしも本物だけではないですよね。

動物園のゾウさんはもちろん好きだが、絵本の中でマンガ化されたゾウさんでも、十分気に入るものです。
場合によっては、本物より絵本の中のゾウさんが好きってこともあり得ます。

だから幼児になればなるほど、写実的なモノより、抽象的なモノの方がなじみやすいでしょう。
そういう意味で、デュプロは（もちろんデュプロだけでもありませんが）、幼児が遊ぶのに適したブロックとなっています。

‥でも、我が家ではもうそろそろデュプロは卒業ですね。

近所の日本人のお子さんにでも譲ってあげようかな‥。