中国でレゴ!

さて、息子に買ってあげた「ダイノシリーズ　トリケラトプス・トラッパー」ですが、


捕獲車は黄色を基調としています。
見た目、サファリパークなどで走っているバギーのようですね。



車幅も広く、タイヤも大きいので、ボリューム感にあふれています。
バンパー部分には、恐竜の角が装飾として取り付けられていて、
まさに恐竜ハンターの車、といった雰囲気を出していますね。


荷台は、後ろのハッチが可動式になっていて、恐竜が上り下りできるようになっています。
更に荷台の格子状の檻が取り外し可能になっていています。
きっと大きな恐竜をこの捕獲車で運搬した後、
クレーンで直接吊り上げることを想定しているのでしょう。

トリケラトプスのパーツは、前脚，後脚，頭部，胴体だけですぐに組めます。
頭部パーツを胴体にはめ込むと、上下左右の稼働が可能です。

表情は、少しコワそうな目をしています。
はやり獰猛な恐竜を捕獲する、というコンセプトにもとづいたキットですね。
ここでは恐竜は友達というよりは、狩りの獲物なのです。

ここいらへん、非常に重要なことだと考えます。
息子が、このキットのコンセプトまで鵜呑みにしてしまい、人間と他の動物の関係を、
狩るもの，狩られるもの、という関係でしか捉えられなくなってしまっても困ります。

是非、息子には、トリケラトプスを招いてパーティーを開くくらいの設定で、
自分の作品を組んでもらいたいものです。

息子はこのトリケラトプスがいたくお気に入り。
このトリケラトプスをもって、「ガオー，ガオー。」と叫びながら、楽しそうに遊んでいます。

そのうちに、自分なりのトリケラトプスも組み立ててくれればいいですね。
トリケラトプスの兄弟ができれば、トリケラトプスどうしの会話も弾みます。
そうすれば、恐竜を単なる獲物とみることもないでしょう。

息子も暫くはこのキットで遊んでいるでしょうが、
いずれ、全てばらして、他のパーツと一緒にレゴ収納箱に入れて、
自分だけの作品を作ってくれることを願っています。