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2015年08月24日
『細い赤い糸』第15回 日本探偵作家クラブ賞(現 日本推理作家協会賞)受賞(1962年)著者 飛鳥 高(あすか たかし)
細い赤い糸 日本推理作家協会賞受賞作全集 (15)
汚職の火の粉を防ぐため上司を殺害しようとする男。
恋愛を邪魔する要因を排除しようとする女性。
院長のポスト争いに関わる副院長。
強盗を企てた青年。
4人の何のつながりもない人間が次々に殺される。そして殺害現場に細い赤い糸が残されている。
犯人はなぜこの4人を殺したのか、どうして細い赤い糸を残すのか…。
異なるそれぞれの事件が最後にひとつにまとまります。ラスト20ページに注目!
著者 飛鳥 高
1921年、山口県生まれ。東京帝国大学工学部卒。建築技師を務めるかたわら「宝石」の第一回懸賞募集に「犯罪の場」を投じてデビュー。62年、『細い赤い糸』で第15回日本探偵作家クラブ賞を受賞 。