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2016年04月21日

柚月裕子 『孤狼の血』第69回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2016年)





孤狼の血
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昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく―−。




2015年10月12日

月村了衛 『土漠の花』早見和真 『イノセント・デイズ』第68回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2015年)





土漠の花
イノセント・デイズ
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『土漠の花』
ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を剥く。最悪の状況のなか、仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか?なぜ救援が来ないのか?自衛官は人を殺せるのか?最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。男たちの絆と献身を描く超弩級エンターテインメント!

著者 月村了衛
1963年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2011年刊行の『機龍警察 自爆条項』が、「このミステリーがすごい! 」第九位、第三十三回日本SF大賞を受賞。2012年刊行の『機龍警察 暗黒市場』は、「このミステリーがすごい! 」第三位、第三十四回吉川英治文学新人賞を受賞。他の著書に『一刀流無想剣 斬』『黒警』『コルトM1851残月』など。今、最も熱い物語を書ける作家として注目されている。

『イノセント・デイズ』
放火によって奪われたのは、元恋人の妻とまだ1歳の双子の命。確定死刑囚、田中幸乃の人生は、「不運」と「悪意」が支配していた。「暴力」と「裏切り」も加勢する。だから、なのか?ひとりの男だけが、味方であり続ける。なぜ彼は、彼女を最後まで信じようとしたのか?「整形シンデレラ」とよばれた鬼女。彼女が犯した「罪」、その死刑囚が犯した最大の罪とは?衝撃指数極大値。先入観を紛砕する圧倒的長編。

著者 早見和真
1977年、神奈川県生まれ。大学在学中より、ライターとして活躍。2008年、『ひゃくはち』で作家デビュー。



第68回は評論その他の部門で喜国雅彦の『本棚探偵最後の挨拶』と霜月蒼の『アガサ・クリスティー完全攻略』が受賞しています。



2015年10月11日

『金色機械』第67回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2014年)著者恒川 光太郎(つねかわ こうたろう)





金色機械
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触れるだけで相手の命を奪う恐ろしい手を持って生まれてきた少女。

自分を殺そうとする父から逃げ、山賊に拾われた男。

幼き日に犯した罪を贖おうとするかのように必死に悪を糺す同心。

人々の哀しい運命が、謎の存在・金色様を介して交錯する。

人にとって善とは何か、悪とは何か。
著者 恒川光太郎
1973年東京都生まれ。2005年、「夜市」で第一二回日本ホラー小説大賞を受賞。書き下ろしの「風の古道」を併録した『夜市』は第一三四回直木賞の候補となる。独特の幻想的・民話的世界観で読者を魅了する作家である。


第67回は評論その他の部門で清水潔の『殺人犯はそこにいる』と谷口基の『変格探偵小説入門』が受賞しています。




2015年10月10日

『百年法』第66回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2013年)著者山田 宗樹(やまだ むねき)





百年法 上
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原爆が6発落とされた日本。敗戦の絶望の中、国はアメリカ発の不老技術“HAVI”を導入した。

すがりつくように“永遠の若さ”を得た日本国民。

しかし、世代交代を促すため、不老処置を受けた者は100年後に死ななければならないという法律“生存制限法”も併せて成立していた。

そして、西暦2048年。実際には訪れることはないと思っていた100年目の“死の強制”が、いよいよ間近に迫っていた。

経済衰退、少子高齢化、格差社会…国難を迎えるこの国に捧げる、衝撃の問題作。
著者 山田宗樹
1965年愛知県生まれ。98年「直線の死角」で第18回横溝正史賞を受賞。2003年に発表した『嫌われ松子の一生』は、映像化もされ大ベストセラーとなった。『百年法』で初めてのSF巨編を手掛ける。

第66回は短編部門で 若竹七海の 「暗い越流」が受賞しています。
評論その他の部門で諏訪部浩一の『『マルタの鷹』 講義』が受賞しています。




2015年10月09日

『ジェノサイド』第65回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2012年)著者高野 和明(たかの かずあき)





ジェノサイド
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急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。

創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。

ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。

同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。

暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。

イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。
著者
1964年東京都生まれ。84年より岡本喜八氏に師事し、映画・テレビなどの撮影スタッフとなる。89年渡米、ロサンゼルス・シティカレッジで映画演出、撮影、編集を学ぶ。91年同校を中退後、帰国して脚本家に。2001年『13階段』で江戸川乱歩賞受賞。著書に『幽霊人命救助隊』など。

第65回は短編部門を湊かなえの「望郷、海の星(単行本改題「海の星」)」が受賞しています。
評論その他の部門を横田順彌の「近代日本奇想小説史 明治篇」が受賞しています。




2015年10月08日

麻耶雄嵩 『隻眼の少女』、米澤穂信 『折れた竜骨』第64回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2011年)





隻眼の少女

折れた竜骨

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『隻眼の少女』
山深き寒村で、大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に巻き込まれる。犯人と疑われた静馬を見事な推理で救ったのは、隻眼の少女探偵・御陵みかげ。静馬はみかげとともに連続殺人事件を解決するが、18年後に再び惨劇が…。日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した、超絶ミステリの決定版。

著者 麻耶 雄嵩
1969年、三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。京都大学工学部卒業。在学中に推理小説研究会に所属。1991年に島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎各氏の推薦を受け、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビューを果たす。

『折れた竜骨』
ロンドンから出帆し、北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナは、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた…。いま最も注目を集める俊英が渾身の力で放ち絶賛を浴びた、魔術と剣と謎解きの巨編!

著者 米澤 穂信
1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。2011年、『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞を受賞。

第64回は短編部門を深水黎一郎 「人間の尊厳と八〇〇メートル 」が受賞しています。

評論その他の部門を東雅夫 『遠野物語と怪談の時代 』が受賞しています。




2015年10月07日

飴村行 『粘膜蜥蜴』、貫井徳郎 『乱反射』第63回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2010年)





粘膜蜥蜴

乱反射

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『粘膜蜥蜴』
国民学校初等科に通う堀川真樹夫と中沢大吉は、ある時同級生の月ノ森雪麻呂から自宅に招待された。父は町で唯一の病院、月ノ森総合病院の院長であり、権勢を誇る月ノ森家に、2人は畏怖を抱いていた。〈ヘルビノ〉と呼ばれる頭部が蜥蜴の爬虫人に出迎えられた2人は、自宅に併設された病院地下の死体安置所に連れて行かれた。だがそこでは、権力を笠に着た雪麻呂の傍若無人な振る舞いと、凄惨な事件が待ち受けていた…。

著者 飴村 行
1969年福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年『粘膜人間』で第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞しデビュー。

『乱反射』
地方都市に住む幼児が、ある事故に巻き込まれる。原因の真相を追う新聞記者の父親が突き止めたのは、誰にでも心当たりのある、小さな罪の連鎖だった。決して法では裁けない「殺人」に、残された家族は沈黙するしかないのか?

著者 貫井 徳郎
1968年東京都生まれ。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補作となった『慟哭』によりデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。

第63回は短編部門を安東能明 「随監」が受賞しています。 「随監」は「BORDER 善と悪の境界 ミステリー傑作選 (講談社文庫)」に収録されています。

評論その他の部門を小森健太朗 『英文学の地下水脈―古典ミステリ研究 黒岩涙香翻案原典からクイーンまで 』が受賞しています。





2015年10月06日

道尾秀介 『カラスの親指』、柳広司 『ジョーカー・ゲーム』第62回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2009年)





カラスの親指

ジョーカー・ゲーム

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『カラスの親指』
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。「このミス」常連、各文学賞総なめの文学界の若きトップランナー、最初の直木賞ノミネート作品。

著者 道尾 秀介
1975年生まれ。2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。’07年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞を受賞。’09年『カラスの親指―by rule of CROW’s thumb』で第62回日本推理作家協会賞・長編及び連作短編集部門を受賞。’10年『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞、『光媒の花』で第23回山本周五郎賞を受賞。’11年『月の蟹』で第144回直木賞を受賞。

『ジョーカー・ゲーム』
結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関”。「死ぬな、殺すな、とらわれるな」。この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関”の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く結城は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく…。吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイ・ミステリー。

著者 柳 広司
1967年生まれ。2001年『黄金の灰』でデビュー。同年『贋作「坊っちゃん」殺人事件』で第12回朝日新人文学賞を受賞。09年『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。

第62回は短編部門で曽根圭介 「熱帯夜」と田中啓文「渋い夢」が受賞しています。田中啓文「渋い夢」は「ザ・ベストミステリーズ2009 (推理小説年鑑)」に収録されています。

評論その他の部門で円堂都司昭 『「謎」の解像度』と栗原裕一郎 『〈盗作〉の文学史』が受賞しています。



DVDも出ています。



DVDも出ています。





2015年10月05日

『果断 隠蔽捜査2』第61回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2008年)著者 今野 敏(こんの びん)





果断―隠蔽捜査〈2〉

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長男の不祥事により所轄へ左遷された竜崎伸也警視長は、着任早々、立てこもり事件に直面する。

容疑者は拳銃を所持。事態の打開策をめぐり、現場に派遣されたSITとSATが対立する。

異例ながら、彼は自ら指揮を執った。そして、この事案は解決したはずだったが―。

警視庁第二方面大森署署長・竜崎の新たな闘いが始まる。山本周五郎賞・日本推理作家協会賞に輝く、本格警察小説。
著者 今野 敏
1955(昭和30)年北海道生れ。上智大学在学中の’78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、’08年、『果断―隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する。

第61回は短編部門で長岡弘樹 「傍聞き 」が受賞しています。

評論その他の部門で最相葉月 『星新一 一〇〇一話をつくった人 』と紀田順一郎 『幻想と怪奇の時代』が受賞しています。





2015年10月04日

『赤朽葉家の伝説』第60回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2007年)著者 桜庭 一樹(さくらば かずき)





赤朽葉家の伝説

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“辺境の人”に置き忘れられた幼子。

この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。

これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。

―千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。

旧家に生きる三代の女たち、そして彼女たちを取り巻く一族の姿を鮮やかに描き上げた稀代の雄編。
著者 桜庭 一樹
1999年、デビュー。2003年開始の“GOSICK”シリーズで多くの読者を獲得し、さらに04年に発表した『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価され、一気に注目の存在となる。07年『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞を、08年『私の男』で第138回直木賞を受賞。

第60回は評論その他の部門を小鷹信光 『私のハードボイルド』と巽昌章 『論理の蜘蛛の巣の中で』が受賞しています。




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