茶目コ

電話の向こうの純ちゃんの母親は、昔から知った近所の子どもである駿栄を心配していました、
あの子が失踪したらしい、と。
純ちゃんは。。。

本当は。。。このプルメリア島で。駿栄を見かけたのですが。知らないふりをし。。電話で。。

ワザと。。母親には、えーそ、そうなのっ。。。た、大変じゃない、みたいにリアクションしておきました。

と。。。いうのは、きっとあれは、昼間ビビッドで見た駿栄。あれは、本人で間違えないわ。

でも。。。はっきり言って駿栄の家出には同情的な純ちゃん。可哀想に。純ちゃんの母親も、駿栄の両親も地元の人で。。
駿栄の両親は、いとこ同士の結婚か、厳しい古い考えみたいな感じで。。、一族の結束も強くて優秀な遺伝子をみたいなところがあり。。

庶民には到底。。ついていけないような。純ちゃんの母親も、、、駿栄君可哀想に。。と。昔から知った近所の人だから遠慮はしているものの。。。
テストが８０点で、お前は馬鹿か、と隣の家まで、怒鳴り声が聞こえてきたらしく。。。
寒い中立たされたり、ご飯を抜きにされたり。
内緒で、純ちゃんの母親も、駿栄の親に見つからないように駿栄に食べ物を差し入れした事もありました。

児童相談所に通報しようか、とは思うものの、近所の手前と。駿栄の家が、超エリートである、世間からは信頼されている。。。

息子さんの失踪。
あれはもう、なるべくしてなった。。というか。。家出してあたりまえだ純ちゃんの母親も、駿栄には同情的だけど、ここはひとまず知らんふりをかましました。。駿栄のプライバシーや、思うところもあるし。。

それに。。。行方不明になった人は年間たくさんいるみたいだけど。。事件、事故、トラブルもあるけど。。

おそらく、知らない環境でやり直したいからとか、暴力や毒親から逃げてきた場合ももちろんあるし、多分、事件や事故よりそちらが圧倒的なのでしょう。。

駿栄の場合も、どう考えても。家から逃げたかったに違いないし。中には。。。自殺するために失踪する人もいるのでしょうが、とりあえず駿栄は、元気な姿を純ちゃんは、遠目ながらに確認したし。。


駿栄は、
大学受験の葉世田やKOは、アルバイトか貯金で駿栄が受験したんでしょうけれども。。多分、東王大にすべって。。内緒で葉世田やKOを受験したのを親に叱られたんでしょうね。

そんな大学認めん東大以外はみんな馬鹿みたいな勢いの家だし。。葉世田やKOなら授業料は一切支払わない、その前に、東大以外は恥さらしだから行かせないだって。。なんか。。病気みたいな性格だなぁ。。

でも。。駿栄もよく今までぐれなかったんだなー。
あそこまでの親なんだから。子どもは。
ぐれるか精神的に病んで入院とかね。純ちゃんの母親の話だと、一応駿栄の親は世間体のために、失踪届けを出しているらしいけれど。。
駿栄を心配するより。
やっぱり世間体で。ハー
駿栄の親が、駿栄がホストやってるなんて知ったら。卒倒するのか。まさか。。。生きる死ぬかの修羅場。。刃傷沙汰。。。ときおり。。親に押さえつけられた子どもが家庭内暴力や。殺人事件までエスカレートしたり。あのいい人が。。。嘘っ。。みたいな。事件があるけど。。あと、引きこもりとかね、あれは。。どんな環境下でもぐれないやつはぐれないと簡単に言う人がいるけれど。

無抵抗なうちに親に殺されてしまう抵抗できない子どもがいるし。そのギリギリで生き延びた子どもが、成長して反旗を翻して。

無抵抗な状態の子どもを犠牲にした親に全く責任が無いと言えるのでしょうか。
無抵抗な状態の子どもの時期はあらゆるものをスポンジの様にグイグイと吸収します。喜びも、悲しみも。。。本人は忘れているかもしれない事も深層心理に沁み渡り。。。

生命体なんて躾しようが、矯正しようが治らない個性を誰でも持ってるって言うのに。

それを理解できない。。性質に問題だらけの、自称完璧主義の
なんら、特殊な親の犠牲になった子どもが反旗を翻す。。という事もあり。一番いいのは、家出。親子離れる事。。。

だと思うんだけどねー。
自称完璧主義は。。。自分が欠点だらけだから、あるものに貴重さもありがたみも感じずに、あって当たり前みたいに。。ないものまで手に入れようともだえる。

純ちゃんの母親の話だと、失踪届けを出した警察署の中に、地元で駿栄の両親も知ってる純ちゃんの母親の同級生の警察官が、

純ちゃんの母親と話していて。。アレは。。ダメだ。。
失踪届けを出しに来た現場に居たんだけど。。。
駿栄君の事を。。。駿栄君の両親は、
恥さらし、一度だけなら、浪人も仕方なしに許してやるのにだと。。。駿栄君を連れ戻して、いま一度だけ東大浪人を許してやる、チャンスをやるのに、恩知らずみたいに言っていた。駿栄君の家出は恥さらし。。。一家の生き恥だと。
もう本当にクズはどっちだよと思ったんだけど。。。
本当にあんたらのせいで居なくなったのに、と、怒鳴り散らしたい気持ちもあったけど職務中で。。。

他人様のお家事情だし。他人様のプライバシーに口を出すわけにはいかないけど。

地域の子どもでもあるし。。。
純ちゃんの母親と同級生の警察官は、駿栄が無事に生きていてくれれば。。あの親元に帰らない方がいい。自殺とか。。早まらないで。。それだけは、心配。家出でもなんでもしたらいい。。。せざるを得ない環境なんだし。

駿栄君は。。

ハタチの男の子なんだから。。自分の意思で居なくなったに決まってるし。と、話していたそうで。。、元気でいるなら逃してあげたい、親から離れたに決まってるんだから。と。。。

純ちゃんは、うちのお母さんに、駿栄は元気なんだけどねー。、。と。教えてあげたい気持ちもありましたが。。。当分は黙っておこう。。と。。思いました。それにしても。。

舞さんとどうなんだろう。今夜はココアちゃんが帰らないのをいいことに。。

やっぱり。。。舞さんは、駿栄と過ごしているのでしょうか。/_images_g/a19.png">

ホストの仕事のために、なんでしょうか。それならそれなんだけど。まさか。。人妻不倫。。パパ活動どれがどれでも、なんだかなぁ。

舞さんと二人っきりで居たのを見かけたのは間違いない。一度。。。駿栄に会って。。失踪人騒ぎになってるみたいよ、幼なじみのよしみで。。って。。話し合ってみようか。。

電話を切った純ちゃんに、葉月さんは、「ウーン。。失踪届け出されてるよ、とは本人に伝えた方がいいかもしれないけど。でも、その駿さんの親はまた引き戻して駿さんをがんじがらめにするわけでしょ、」このままそっと。。しておく。。でも、

近所の小さな頃から駿栄を知っている人達は、逃してあげたいけど、まさか、自殺してるんじゃないよね、と心配してるしね。

そう。駿栄の親は、駿栄を引き戻しまた、一度だけチャンスをやる一浪しろ情け無いみたいにわめいているらしく。。

「チャンスを伺って。。失踪届けを出されたと本人に伝えた方がいいと思うわ。もちろん、親御さんに、駿さんの居場所は言わないから、って。」ダイヤさんも言いました。本当は、ハタチの男の子の家出って。。。十中八九自分の意思で、だからほっとくのが一番なんだけどね。まさか、ホストクラブ、熱帯夜に突然乗り込んでいくのは良くないでしょう。プライバシーがあるし。突然に、新星さん指名です、なんて純ちゃんが行くのも

今日オモテナシしてくれたトキオ君達に失礼だしね。。。


そして。。。

その、舞と駿栄は。。。朝まで飲む、たまには。。って事で、バーブルーブルーローズから

程なく違い海中バーのdeep seaにやって来ました。ワオ、
アマゾネスサンクチュアリィにも海中ゲストハウスがありますが。。。
海の中、水族館の中で飲んでるみたいです。舞は、キラキラと目を輝かせました、

「ここは、みんなが好きになる、みたいな感じね。それにしても、駿栄。さっきのバーといい、いいセンスしてるじゃない？モテるのねー。」お酒のせいもあり、はしゃぎ。。。からかうように舞が言います。

テンションあがってるなー。「モテるとか。。。なに言ってるの。。今時はだいたい洗練されてたり。。雰囲気持ってるでしょ。お店って舞さんといると、どこでも楽しいんだから。。。」「またまたおばさんをからかわないでよ。」
「おばさんなんて思ったら声かけてないでしょ。」じゃれあいの様に時が過ぎていきます。。。舞は、駿栄と話していて、駿栄から育ちの良さとか

頭の良さをふしぶしに感じるのですが。。駿栄って頭が良さそうだの、賢そうだの、褒めてみたところ。。。

駿栄の顔が曇るのを見逃しません。あれっ
だいたいの
男性ってカッコいい、もだけど、賢そうとも、言われたら嬉しいんじゃないのかなぁ

男性ってカッコよさとか、スタイリッシュとか、自分がモテるんじゃないか、とか。センスいいとかね。

けっこうこだわりたがるのよね。水商売経験のある舞は。。。ホント疲れたほどに。褒められたがる男性にうんざりしていましたが。。特にすっごー、よく知ってますね。など
スタイリッシュさ、セクシーさ。男の色気。。。漢。。。
知性を褒められた、とかね。。そう言われたいものなのよね。

自分で知性的だとか物知りだとか言う馬鹿もいましたが。話しをわざわざ、そーやって誰誰さんかっこいいと、言わすオチに持っていく見え見え馬鹿もいる。。。

言われないから。。無理やり言わすのよ。


悩み相談でも、自分の出している答えを言わすように持っていこうとする奴もいるし。？

自分から知性的だ、と言うのは、自分は馬鹿じゃないからと言う馬鹿です。馬鹿じゃないならアホなんでしょう。でも。。。駿栄は、少なくとも自分で言う事じゃない。みたいな事を理解しているぐらいの賢さと謙虚さはあるし。。

なかなか素敵な青年。。
いったい。。。私は駿栄を。。なんだか甘酸っぱい気持ちではあるんだけれど。。
ロマンチックおとぎ話の様な。。
まるで、宝石箱の様なサンゴ礁に包まれています。。。

ナンパの駿栄。一期一会のこれっきり。か。刹那い。。なんだろう。。「舞さんは、エメラルドグリーンが似合うね、そのワンピース。グリーンは、いいなぁ。」駿栄が言います。お酒のせいもあり、程よく赤くなって。、
「そうね、ミント、とか。薄い緑も品があって好きだなぁ。ワンピースが緑だから、ネックレスは、さすがにエメラルドはやめといたんだけど。」

「あ、それ、ダイヤモンドでしょ。」駿栄が、華があって上品だねー。と褒めます。小さいながら、舞のプラチナダイヤモンドのネックレスは存在感のある輝きでした。昔は。。。こんなの買えるわけないって

子どもを道連れに心中しようとしていた舞が。。贅沢なジュエリー。最高級のラグジュアリー施設の宿泊。。そして。。

息子より若い男の子とバーへ。。。あの時。。。死ななくて良かったのかしら。。でも。。若い頃と、全く真逆の環境にいる舞。どちらが幸せなのかはわからない。お金と好きな事ができるいま。。。

好きな男性が居なく。。若い頃は、好きな男性のそばにいたけどお金も時間もなく。。。

なぜ、欠けるものがあるんだろう。全て手に入る人がいるというのに。私はいつまでも。。どこかにぽっかりと穴があいている。

こないだ。。、舞は舞はまた母親の峰から電話があり。弟の剛の嫁の静香さんの悪口でうんざりした。なーーんにも困った時にしてくれないくせに。。私にどうしろと言うの。馬鹿らしくなり、剛に言ってちょうだい、

と叱ったら、剛に嫌われたらどうするんだみたいに言われ私には嫌われるような事を言っといて、馬鹿なんじゃないの。。アホらしい。舞は、ココアとアマゾネスサンクチュアリィへ行く事を峰に漏らすと、峰は怒り出した

ちょっと、なんだい、母の日も誕生日もなんにもしてくれず、のんきに旅行かいだと。。。くれくれBBAめ。

旦那の未森の取引様からのご接待なのよ。旅行じゃなくこれも社交なのよ、お母さん。よろしければ、敬老の日にでも、なんか差し上げます。あら、お母さん肩こりでしたね、お灸のセットなんかどうかしらと舞が切り返したら峰がブチ切れて電話を切ってしまいました。
母親の
峰は、年寄り扱いをされるのが地雷と知ってわざと舞はうざいので峰の地雷を踏んだのです。

旦那の未森に言うと、じゃあお金を出すからお義母さんも、ご一緒にと申し出ようかと言われ。、、やめて。どうして未森は、余計なことをしようとするのかしら。
義母さんが一人になったら引き取ろうとか。

私ははっきりと母親の峰とは、一緒に暮らしませんとか、大変な時に無視された、とか、弟ばかりを可愛がるとか。。未森に言ってもわかってくれない。共感するどころか、私には、お義母さんももうお歳なんだからいたわってあげないと、だと。まるで。。。私ばかりが悪者みたいに。
旦那も
あの峰のBBAの前で、お義母さんももうお歳なんだから。。。みたいに言ってごさんなさいよ。地雷を踏むわ。。。

母さんなんか。。。
剛を可愛がってばっかりだったんだから、剛が全てやれば良いんじゃない。峰の実家は剛が相続するんだし。
静香さんがうるさいって？娘の私に言うみたいにガンガン言えばって思うわ。

あっ。。。しまった、こんな駿栄と一緒にいてつまらないことが頭をグルグル回る。

今は現実を忘れないと。旅先の最高の自分へのお土産は、経験。体験。ユニークな体験や感動体験なんだから。。。


時が経つのは恐ろしく早い。。。あれだけ辛いことがあったのに。。

あっと言うま。。。アマゾネスサンクチュアリィ。オープニング三日間の最後の日。。
朝がやってきて。。？




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「朝方まで。。。開いてるお店は、ありますから、。飲みましょう。。」駿栄が言う。。えっ。。

どうしようか。。。朝帰りなんて。。だけど、ココアも朝かえってくる。。そ。。。そうね、飲むだけ、飲み。飲みー、だけよ。単にそれだけだから。。

と。舞は、言い聞かせた。。まさか。。２０歳以上歳上の私を女性として。。ところが、舞は甘い。。。恋愛や男女は、固定観念ではなく。。。世間の感覚や。。理屈でもない。
恋愛感情は。
自分がどう思うか、相手を好きか、だけだし。

恋に堕ちるとは、お互いに惹かれあい、世間が周りがどうのこーのと言う問題じゃないし。

二十歳以上の女性を、女性によっては恋愛対象異性としての対象に見る男性はいるのであり、現に、、、駿栄は舞をナンパしているのです。。。
舞は。。。気まぐれの暇つぶしだろうなー、ぐらいに思っていた。。だが。。。駿栄は。。。
男性としてなのか、人間としてなのか、ホストとしてなのか。。。それは。。。本人駿栄が知るのみな領域にて。。。

もちろん、舞は駿栄がホストである事は全然知りません。。。

木蓮寺。。。

そして。。。「あの子の母親とはな。。」座敷でガヤがと。、。小学生組、チワワ二人、濃紫婆さま、紫子さんが食べたり。。。

木蓮和尚とベルモは、スイカを切ってくるから。。とキッチンに引っ込みました。檀家さんのおすそ分けのスイカで。。。たくさんいただきまして。すでに、自分達が食べたついでなのか。。。小坊主さん達が、綺麗に切ってくれてありました。
「舞さんのお子さんが、偶然遊びに来るなんてね。。。」

ベルモは、塩を用意しました。
まさか。。。舞さん。。離婚って事はないでしょうね。経済力があり、惚れて来た旦那を尻にしき。。旦那をあまり好きではないとのたまう。。こういう女性は、自由が欲しい、自分探しがしたい、とか言って、自分から離婚を切り出しときながら。。。ガッポリ慰謝料を踏んだくるパターンが。。。

在るものを大切にせず。在るものに感謝できず、ないものねだりする性質なのだ。

もう。多分、持って生まれた性質で、矯正や躾をしても治らないのでしょうね。

生命体や
人は神様じゃないのだから。。矯正や躾をしても治らない性分があるというのだ。わかっちゃいるけどやめられない、というやつ。。。

男女にしても。。。

惚れて来た男性を女性も好きになり大切にされるのが1番いいのだけれどね。。ベルモは、シブめにシビアに。。

木蓮寺の人生相談や、婚活イベントでいろいろなクライアントさんに学び。。十人十色タイプ別にして。。。自負して、たくさんの人と出会う場にいる人は嫌でも視野が開かれてきます。。

ましてや、ベルモは本音の本音。。誰にも言えない事や誰にも見せない領域を垣間見る場です。。。見たくなくとも見る。。というか見せられる

多分、最終的に墓場まで持ってくか、お寺で喋るか、の墓場まで持ってく話しギリギリの最初的な話場でしょう

飲み屋も本音が出るけど、それより多分占いや霊感屋の方が本音で喋る場で。。でも、

占いや霊感屋の占い師というのは、なかには、人に言えない事を言ってもよい、言わないと意味がない、占いに来たんだからと言っておきながら。。。例えば、不倫しました、とか言ったとしたら、クズだ馬鹿だと。。。

説教する人もいて、信用ならなく怖いからお寺に来ましたって言う相談者がたまにいる。
最終的に、誰にも喋れないから、お寺。

凶悪犯なども、追い詰められて、自分からお寺に相談に来て自主する場合もある。。
ベルモも、お坊さんのシンポジウムで知り合ったお坊さんの誘いで、ネットの心理学カウンセラーのサークルにも入っていますが。。

何人か占い師の人がいて。。ほとんどがバツ。離婚している。。。えーえー人を幸せに、幸せな結婚、恋愛を、って仕事じゃないのぉ。と。。。なんなんでしょうね。
恋愛。結婚、運気を掴むとか他人にアドバイスしといて。。。

他人の事だから、あれこれあれこれ、あーしろ、こうしたほうが宜しかろうなんて言えるのだ。。。で、やらないならやらないで、やらないからうまくいかないと言えばいい。

やってうまくいかなかった場合は、運気が変わっただの、やり方が悪いしだの、今は時期ではない、とか。、。上手いことなんとでも言えるのだ。

それは、さておき。。。修行僧のベルモ。
聞きたくなくとも聞かされる。。自分は、見猿言わ猿。。聴く猿の傾聴猿。。人は案外。。ここだけの話、ここだけの話

と。。。あちらこちらでここだけ、と言って内緒話をしてしまうもの。ここだけの。。なんて、嘘をついている自覚も全くないままに。。。

僧侶も守秘義務あり。ですが。。。
人生相談の
申し込みの時にわたし達には守秘義務がありますここでお話しされた事は、ご本人の許可なく他に漏らす事はございません、ご安心くださいと、表記してあるか口頭で説明します。
霊能者、心理カウンセラー。。僧侶。。
言わなくとも暗黙の了解で。。
ところが。。

有名な僧侶さんや霊能者など、本など書いてネタにする。うまくいった人は良しとしても。。
きっと喧嘩をしたり、酷い相談者は、本人の許可を得てるはずもなく。。でも、読者としては、はっきり言って、こんな変な人がいた。人として終わった、とか。。。きっと。。最初本人には、守秘義務がありますので、と言ったでしょう。で、安心して喋って。。馬鹿正直だと。。ついついいらん事も、言って批判される事も喋るのだ。。。
野次馬読者としては、性格の変な人、不幸な話し。。。それは、知れば知るほど安心する。なんだ、こんなおかしな人がいたのか。自分のがマシじゃん。。こんな不幸な人、自分のがマシじゃん。
残念ながら。
人はそうやって安心したいものです。また、そういう素っ頓狂な人は話のネタになり。人はそういう人の話を聞きたがる

たとえ高尚な人で、ビジネス上に、守秘義務がございますから。。

と、言っても喋ってお金を儲けられますの。そういう人も、おもしろいというか、興味深い事はペラペラペラペラ喋るのだ。

ベルモは、人生相談ではほぼ鎮座するのみ。無の修行。傾聴修行。黙って相談者の話をじっくりと聴く。。これが、なかなかツライ

だって。。。誰しも他人のことは、自分の事じゃないから簡単に言うし。ネットの書き込みの主張も凄いものだし。この書き込みの中には、多分、普段は大人しくダンマリや気の弱い人もいる事でしょうね。。ああ、恐ろしや。

昔からTVに向かって怒る人はいるのだし。言いたい、主張したいのよー。。。

でも。。。ずっこけそうに、ひっくり返りそうになるのを我慢して。我慢できないこともしばしば。。
で。。。なかなか精進できず。

でも。、、職業病、きっと。職業病か結婚したくない。どうしてわざわざ結婚するのかわからない
。、
婚活相談や、イベントに来る人も、言えないけど。。。こんな人が帰って家にいたら恐ろしい。
美人とか、ブスとか、ブサイクとかそういう意味じゃなくって。という人が何人か来たり。。男女関係の相談というのは、どうも。。毒気にあたりがち。

ベルモは、結婚というのが恐怖に思えてきました。

「ね、ねーちゃん、まだ。ねぇねー。」ココナの呼ぶ声がする。あいつは、スイカが好きで好きで食べすぎてお腹を壊して、もー、スイカヤダと、泣いたくせに。ケロっとわすれたようです。。。木蓮和尚が、ふすまを開けて、木蓮和尚とベルモが、スイカを運んで行きました。

さ。、。アマゾネスサンクチュアリィの純ちゃんですが。。。

明日は。。１１時に、舞さんとココアちゃんがチェックアウトして、午後からピースさんやグーさんと久しぶりに会ってランチするみたいなんだけど。。。

純ちゃんは。。。舞さんが幼なじみの駿栄と二人でビビッドというお店でランチしているのを見かけ、
その。。。駿栄がおそらくは、ホスト。

「あら。元気ないわねー、純ちゃん。、舞さんの事、心配なの、それとも幼なじみちゃん。」葉月さんが、飲み物すら手をつけない純ちゃんに言います。ダイヤさんたら。。

すぐに寝れば引く体質と、軽くビールを飲んでいるのに。。。テーブルの上には、スタッフの軽いビュッフェと飲み物。。

舞さんは。彼氏グーの母親。。駿栄は、幼なじみ。。

しかし。純ちゃんは、手をつけず。。「いえいえ。。。大丈夫ですから、」と、さりげなしに、母親のLINEに返信しました。。

返信というかね。。
中学校の
同窓会をしたいみたいに友達から連絡あったんだけど、駿栄と連絡がつかないんだけど、見かけないみたいに。。近所なので、純ちゃんの母親も、駿栄の家が特殊なので、子どもの頃から知ってるし。、。東大以外馬鹿って。。

あり得ないわ。可哀想に駿ちゃん、じゅうぶん賢いって言うのに。と、駿栄に同情的でした。純ちゃんが、LINEで、さりげなくそんなふうにして母親に返信したところ。。。

なんと。すぐに、電話がかかってきたのです。
えーな。。。なにかしら。なんで。。。

とっさに。いつも、テキトーに。。LINEテキトーに雑談ってユルイ感じなのに。違和感を感じて、「電話に出ますね、母親からです、」と。。。純ちゃんが電話に出ると。。。

「純ちゃん、純。。。駿ちゃんが、どうこうって。。？純ちゃん。。あのね。。」いきなり、どうしたことか、なんか。。焦ってないの、お母さん。。変だなぁ。みたいな。。


ゆるゆるの当たり障りないLINEで。。こんな夜分に。突如電話

すると、純ちゃんの母親は、「駿ちゃんね。、東大に落ちて、葉世田とK O大に受かったら。。。親に馬鹿だって言われて。。親と喧嘩して行方不明になってるのよ。なんか。。。書き置きもして。純は、進学で神楽町に行ったから知らないだろうけど。。。」えー

まさか。。。まさか、自殺。。なんて事はないでしょうけど、駿栄ちゃん繊細でしょ、と。純ちゃんの母親は言う。

駿栄は、行方不明者になってるの家出というか、失踪というか。。。






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ベルモの妖術。。。天罰の術

みたいな。。。は。お坊さんとして使ったら役に立つのに。。。とヴィーナスは言います。
対象者に被害をかけられた霊達が集まってベルモにのりうつり、体感と心眼。。悲痛と苦しみを味わって精神的に打撃を与える術です。。。が。。。正当な意味において懲らしめるというやつ。。。それ、
じゅうぶんな効き目ある魔術じゃん。

しかし。。。木蓮和尚は、人を裁くのは良くないと言います。お酒がすすみ、酔っ払っても。。真面目なもんです。。。抑えるところは抑え。。ベルモも、「ヴィーナスは、美術家でみんなが喜ぶエンタティーメントだとか。。。文化芸術とか、美しい、楽しいって陽の魔術だから。。。でも、私は。。。それの反対よ。嫌なものを見せて人を脅して。。」「オドシテッテ。。。ダケドワルイヤツヲコラシメルノハ、セイトウ。オドシテ、ジャナインダヨ。ヒツヨウアク。」確かに自己中心的な自分勝手な奴で、周りを振り回したり迷惑かけてばかりな奴らは。。。。キツイお灸を据えた方が良いと多くの人が望みます。

「まぁ。。。でも。ベルモは、もっと自分をコントロールできるように精進して。。でも。。。仮にもベルモが、反省の術みたいに。。。うまく術を使えるようになったら。。。それはそれで。。。ベルモは、お坊さんに向いているから反省の術が身についたのであって。。。楽しげなエンタティーメントや芸術の魔術が身についたのは、ヴィーナスが美術家だからである。。。

お坊さんのベルモがエンタティーメントな術が身に付いたらお坊さんに向いてないのであるから。。。資質柄向いているのだから。悪いことじゃないんだし。。。自分からお坊さんになりたいと希望しているんだしね、ベルモは。。。」木蓮和尚が、傾向としては
それでいいのじゃ、と言います。八方塞がりでも、天井だけはいつも空いているから。。。悩んだら。。。八方塞がりをうろちょろせずに。。。天井、上へと精進すべし。。。

「そうか。。。私が花火とか、美術とか、空間を変えるマジックなんかできるようになったら。。。お坊さんとして。。。資質柄違うか。。、」ベルモは、少し元気になりました。人にウケるとか、人気がある魔術が使えるようになったら嬉しいのはわかりますが。。。

そうじゃなくて、自分の背負っている天命。ミッションに沿った魔術が使えて社会や人の役に立つ事が大事なのです。ベルモが霊感があるのも、僧侶として良い方向にあります。「あたしもお坊さんになりたい。」「あたしもー」チワワのミーナとココナが言います。

「えー」木蓮和尚が言いますとベルモは、「和尚は、本人の意思を尊重しなさい、親の価値観を強いるなとご説法なさいますよね。」「ま。。。まぁねー。うん。。」

「ソーダそーだ。」チワワ二人が言います。「でも。。。なかなか、今どきの小さい子でお坊さんが、って。。なかなかの珍しいよね。。」笑〜が言います。。シブいというか。。。

「お姉ちゃんが好きなんでしょ。ミーナもココナも。。。ベルモの真似して保育士見習いだしね。」
紫子さんが言います。
ベルモは、両性具有ですが。。。チワワ二人からは、ねえちゃん、と姉さん扱いです。ベルモが、捨てられた赤ちゃんチワワを庭掃除で拾ったのですが。。。

ミーナとココナは、姉妹ではなく、ミーナが３月7日うまれ、ココナが９月七日生まれで、名前が誕生日にちなみミーナ、ココナで、

子どもを産まされる悪徳ブリーダーから逃しました。助けてください、育ててくださいと、リュックに手紙と血統書が入っていたのです。木蓮幼稚園があり、お寺なので育ててくれると思ったようなのです。ミーナが白。ココナがフォーン。両方ともスムースチワワです。

ベルモが２歳の時、赤ちゃんの二人は木蓮寺に捨てられて拾われました。ミーナもココナも女の子です。

ちなみに、福の神さんちの赤ちゃんチワワのチーコもフォーン。チーコは、食べすぎで飼い主の身が持たないので福の神の家に捨てられていました。

木蓮和尚夫妻は、子どもが独立したし、ベルモとミーナとココナを子どもに迎え入れました。
その子どもが。。。三人ともお坊さんになりたいだなんて。。。「ところで。。。今日は、宿坊にでも泊まって行ったら。明日の朝、ご飯食べて、小坊主に送らせればいいから。」濃紫婆さんが言います。「ココアちゃん、私たちと一緒なら、お母さんも良いって言うんじゃない。」笑〜が言います。
「そうね。お寺に泊まるのもなかなかできないし。」ココアはエキサイティングな経験続きです。ただですら、テーマパークの様な環境のプルメリア島で。。。確かにアマゾネスサンクチュアリィは、美しいけれど、でも、

プルメリア島に来たのだから。。。他の場も味わっておかないと。アマゾネスサンクチュアリィでは、ママと一緒だけど。新しくできた友達と過ごすというのは、また旅のサプライズ。

貴重な思い出となります。旅は、貴重な経験をもたらしてくれるもの。
バー
ブルーブルーローズ。、、、。
「あっ。。。電話だわ。。。。娘からだわ。。」ココアからの電話。。ごめんなさい、と駿栄に言って舞は電話にでます。

はっ。なんか、娘からの電話で、って我に変えるというか、現実に戻る、というか。。ココアの話だと、みんなと一緒に、プルメリア島の笑〜やヴィーナスの友達んちに泊まって朝帰る、と言う話です。おじゃましていいのかしら。。なんて言うと、笑〜が電話をかわり、大丈夫ですよ。私たちも一緒ですから、と、言います。
そうね、笑〜さんや茶目コさん。ヴィーナスちゃんや、シュナマロンちゃんがいるなら大丈夫だし。あの子もお友達ができた記念になるわ。と、了承しました。「あっ。。。舞さん。。聞こえましたよ。。。娘さん、お泊まりなんですか、友達と。。。」駿栄が言います。

「え。。。ええ。。まぁ。。私は帰らなきゃ、ね。。」「娘さん、今夜はお泊まりでしょ。ゆっくり過ごしましょうよ。」



さぁ。。。そして。代行で、ダイヤさんと、恋とタピ丘は帰ってきました。お祝いのシャンパンをトキオからいただいて。、、「あら、お帰り。。どうだったー。」葉月さんが、三人を出迎えます。

「面白かったわ。トキちゃんも元気だったし、あっ、これ、お祝いだって。」ダイヤさんが、葉月さんにお祝いで致しましたシャンパンを手渡すと。。。御礼言っときましょ。ところでなんか食べてきたの、あなた達は。。。」「チーズとか、フルーツとかおつまみ程度です。」恋が言いますと、「さすがに。。ラブちゃん飲んではないみたいね、今日は。代行で、って事は、ダイヤさんは飲んだのね。」「トキちゃんもぜひ、って。代行のご料金まで支払っていただいて。。葉月さんには頭が上がらないって。、。」「あたしは、ペーパードライバーだし、外車は怖いから、運転ね。。。国産車なら運転しましたけど、、、でも人を乗せてるしね。」タピ丘。。。純ちゃんが言います。。

「シャンパンは。。。後日楽しみましょ。あっ、少し食べ物があるから。藤森が用意してくれたみたい。」「子ども達は木蓮寺に泊まってきて、朝かえってくるんですって。ヴィーナスからさっき電話があったのよ。舞さんも良いって言ってたみたいだしね。。。」葉月さんが言います。
「ココアちゃん、お友達ができてよかったですねー。やっぱり子供は子ども同士ね。」純ちゃんが言います。

秘書の藤森リノは、ビールを持ってきて、「ダイヤさん、まだ飲めるの」「いまなら。。。まだ。寝ればお酒は切れるし。少しね。ビールなら大丈夫だわ。」

「あら、電話。。でてきますね。」葉月の社長秘書の藤森が電話を取りに行きました。
藤森が戻ってきて。。。「葉月さん、舞さんが、ココアちゃんもお友達と一緒に泊まってくる電話があったし。。。舞さんも、明日の朝帰って来ますので。。。って。。」

「えっ。。。」ラブと純ちゃんが顔を見合わせました。。、「あ、あらどうしたの、。。」葉月さんが言いますので、純ちゃんは、昼間、同級生の男の子と舞さんがいるのをプルメリアリゾートのビビッドというお店で見かけて。。

お客様のプライベートだから、まずいと思って離れたお店にラブちゃんと一緒に入った事を純ちゃんが話しました。
「純ちゃんの同級生男の子」まずい、ってことは、男の子、と葉月さんが察して。。「ええ。幼なじみの。。」「まぁ、だけど、昼間から時間経ってるし、他の人と過ごしてるかもよ。。お客様のプライバシーだしね。。追求しちゃだめよ。。それにしても。。グーさんより若い男の子。。ねぇ。。」
「実は。。。その同級生、ホストかも。。」

「ええ」ラブが言います。。さきほどまでは、代行の運転手さんが居たので、言わなかったのですが。。。純ちゃんは、熱帯夜の幼なじみの駿栄の写真を新人キャストのスペースに貼られていた、と言います。。。

あれは、絶対本人よ。。。

「ま。。。まぁ。小料理屋の女将さんで社長夫人だから、余裕があるのよ。でも、ココアちゃんには、絶対内緒ね。。。当たり前だけど、」葉月は言います。


純ちゃんは。。。
それにしても。。。あの、幼なじみの駿栄が。。。ね。まさか。。。ホストに。。。舞さんと

別に昼間ちょっとしたランチデートかもしれないし。。。夜までどーの、って。それに。そもそも。。そこまで追求する筋合いはない。

でも。。。なんだか。。ショックそりゃ。。みんなみんな。。いつまでも子どもってわけじゃないし。誰にも言わない事や言えない事は。。誰しもあるし。

あ。。。そっか、明日舞さんやココアちゃんは、ランチで神楽町に行ってピースさんやグーさんに会うんだっけ。。。グーさんにも、もちろん舞さんの事は言わないけど。。

そんな時、純ちゃんのスマホに母親からLINEがありました。たまに、母親から来るとりとめないLINEだけど。。またそんな感じ。。。

緊急事態じゃない。じゃれてる感じなお喋りLINE。

「あ。。。お母さんからLINEが入って来たんだけど。。。さりげなーく、中学校の同窓会をしようかみたいな話が友達から来たから。。私の近所の子たち、どうしてるかなぁ。。と、思ったんだけど、駿栄だけ連絡が取れない、みたいにちょっと、地元の探りを入れてみようかしら。。。」

まさか、。。舞さん帰らないって。。駿栄と。

どうでもいいことなんだけど。。しかし。。舞はさりげなーく、母親に、LINEで駿栄について聞いてみる事にしました。。

関係ない、関係ないのに。







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「どーしました。。。タピ丘さーん、タピちゃん。」珍念が、おしぼりを持って立っていて。。。タピ丘さんが、トイレから出たようなのに。。。なぜか戻らない。、あれ

で、珍念は、チラッと覗くと。。タピ丘が壁のパネルを見て今にもひっくり返りそうな様子でした。。。「どうしたんですか、タピちゃん。気分悪いの。。。」珍念が心配すると、タピ丘は。。

「珍念さん。。。あ。。。あの、あのあの、この新人さん、ルーキーの新星って。。」タピ丘が問うと。。。「新星。シンちゃんか、入ってしばらくだけど、なかなか頑張ってるよ。頭の回転も速いし。気がきくんだよねー。あの子相当賢いんじゃないかな。あっ、残念ながら、今日は公休日だけどー。。、」ホストは、プライバシーがある、だから根掘り葉掘り聞くのは失礼だと感じ

タピ丘は、「あ、あの。。。幼なじみにスッゴく似てるからへー、って思ったわ。だけど、この新星君の方がカッコいいけど、スッゴく真面目な幼なじみで。。アハ」タピ丘はごまかしましたが。。。

この新星は。。。間違いなくアイツだー駿栄に間違いないっ。
珍念は、タピ丘におしぼりを渡すと、
「あー、でも。新星は、真面目だと思うよ。ホストの俺が言うのもなんだけどね。でも、ちょっとちょっとタピ丘ちゃん。。新星が気になり出したんじゃないでしょうね。俺というのがいながらにして。」「あらま、珍念さ。だから。。。幼なじみに似てるって話題なのよ。それだけ。」タピ丘は動揺を隠しました。

あっ。
そっか、だから。。。だからあの時。。お昼まに、ビビッドというお店で、舞さんとデートしていたのは。。もしかしたら。今日は、駿栄。。新星が公休日って言ってるから。。。営業日デート。。。
まさか。。。名古屋からプルメリア島へ舞さん。。わざわざ。というか、もしかして。出会い系。。。駿栄は営業、お客様をつくるため、舞さんは、プルメリア島へ来るからアバンチュール。。

で、ネットで出会い系とか。。。で。。パパ活か、ホストの営業か。。よくわかんないけど。。。も。。。も、プライバシーだし。

そう、別に駿栄がホストになろうが、ホストという職種はあるのだし、個人の自由。タピ丘があれやこれや言う筋合いはない。タピ丘は席に戻りました。落ち着かないと。。。

そう、タピ丘には関係ない事なのです。ほっといてあたりまえだわ。。でも。。。あの駿栄がホスト。。なんでしょう。複雑な気持ち。

別に自分もこうして招待されたとは言えホストクラブで飲んではしゃいで。。。ってことは、こっちの方の学校に駿栄は行っているのか、それとも学校へ行かずホストをしに来たのか。。。

はっきり言ってそれもプライバシーなんだけど。。。超エリート家系の駿栄が。。

木蓮寺では。。。ようやく。。。だんだんとベルモが元気を取り戻してきました。これまでの霊感に関した不可解な出来事は、チョコチョコありましたが、

今日の様な前代未聞の妖術のような怪しげなものは初めてで。。。これからあの様な目に遭っても霊魂に身体を乗っ取られないようにベルモは修行しなければなりません。超霊媒体質なので、媒体として、お寺のお坊様だし、問題を抱えてやってきた人々のよりどころでありまして、

さっきみたいに相談者の被害者の霊が乗り移り相談者に復讐する、あるいは、相談者の生霊や先祖霊がベルモにのり移り復讐する。。お坊だから、人助けして当たり前だみたいなさまよえる霊もいる事でしょう。。。ベルモは、霊魂にとって、

絶好の美味しい媒体になります。
どんなによい人間でも、理不尽な目に遭わされたら。。。例えば大事な人を殺された場合など、日頃良い人でも犯人を死刑にしてくれ、犯人なんかさっさとしんでくれ、という様にだいたいの被害者遺族がなるのはしかたありません。犯人が死んで殺害された人は戻ってはきませんが、犯人が死刑になる事で世の中から消えて被害者遺族の気が多少は晴れるかもしれませんし、犯人にかかる税金もかからなくなります。

かと言って、そうそう死刑にしていいのか、冤罪ならどうするんだみたいな問題が出て来て難しいのですが、ベルモも、傷ついた人の身になってケアをするのもまた一つお坊様として大事な役目に違いありませんが。。。さきほどの、バブーンの被害者の霊魂も、はっきり言って可哀想です。

けど。。かと言って。。被害者の霊魂にノリウツラレルがままに。。操られてはいけません。たとえ充分に同情の余地があろうと。「しかし。。。ちょっとぐらい食べないとか、食欲がない時があっても、うちのデブ組はプクプクじゃのう。」濃紫婆さんが笑います。デブ組は、濃紫婆さんが、息子さんの木蓮和尚と嫁さんの紫子さん、とベルモの事を言うのですよ。

木蓮寺、森沢系は、亡くなった先代様の翡翠仁、濃紫婆の旦那さんが痩せていて。

木蓮和尚、森沢万緑の子供、琥珀、紺、紅子は痩せています。痩せデブ痩せデブ痩せデブ痩せデブ痩せデブ痩せデブ。。。。と、なんの因縁があるのか、面白いぐらいに直系は、痩せデブを繰り返します。濃紫婆さんは、外から嫁ぎましたが、旦那さんが痩せて自分も華奢なのに。。万緑の姉たちも、ぽっちゃりです。木蓮和尚は、ベルモの顔を見ると、思いついたように。。。
「寒くなってきたら旨いちゃんこ鍋が美味しいな。また、そん時は呼ぶよ。ココアちゃんも近いといいんだけど。」木蓮和尚が言います。
ベルモは、「わざわざ顔を見られて思いつかないでよー。」「スモウベヤ」ヴィーナスがからかいます。
ココアちゃんは、にっこり笑って、「また来まーす。海外より海外みたい、ってへんな感想だけど。」招かれた食卓を囲んで、ココアがゴキゲンさんです。「ようするに、非日常を味わった、みたいな事ね。」笑〜が言いますと、「さっすが。笑〜ちゃん名通訳っ。」とココアが言います。「日本語の通訳ってー。」茶目コがツッコミますが、しかし、ココアは。。。「私ねー、海外の、外国語とかを通訳する人、外国語をペラペラの人ってスッゴいと思うけど。。でもね、言いたいことを綺麗に言ったり、面白く表現したり。。難しいことを誰でも簡単にわかりやすく通訳できる人ってスッゴい憧れるのよ。」

「ヒョウゲンリョク、カンセイガユタカ。ヒキツケルブンミャク。ウツクシイイイアラワシ。」ヴィーナスも笑っています。地鶏やチーズやサラダを食べながら。。。

木蓮和尚とベルモは、皆にわからないように、アイコンタクトで、あ。。。もしかして

名古屋からお母さんとアマゾネスサンクチュアリィに来たココアちゃんは。。。そう。あの午前中の相談者様。。の。

舞さんのお嬢さんだわ。。
もちろん、守秘義務がありますし。舞さんが午前中、木蓮寺に人生相談に来たって事はナイショです。ココアちゃんのお母さんをイヤな女みたいに思ってしまった。

でも。こんな可愛いお嬢さんがいるのにねー。しかし。アマゾネスサンクチュアリィは確かに女性の聖域だから仕方ないけど。舞さんの再婚相手との子どもは、ココアちゃんだけじゃないって言ってた。。

確か、ココアちゃんの上にお兄ちゃんがいるみたいだけど。。また。。。産まれたのが男だっ、て、前の旦那との子どもは、男でも女でも良かったんだけど。。。

再婚相手との最初の子どもが最初男の子でガッカリしたと平気で言った舞さん。ま。こちらは、本音でぶつかる場である。人生相談だもの。。。でも。。

なんか。。ムゴイ人だなぁ。まだ、男の子も小学生らしいのに。今回、超高級リゾートのアマゾネスサンクチュアリィへ。。。妹だけが、来た、というか。。

ま。女性限定だから仕方ないにしろね。ココアは、無邪気に笑っている。念願のやっとやっとの女の子今の時代は、女の子を望む親が圧倒的に多いようです。そりゃ、そうかも。。つぶしが効くし。男性より甘えられる場が多いし。。

なにより、性別のわからない赤ちゃんを見かけると、木蓮和尚は、周りの人に、あっ、女の子ですかー、と言いなさい、と言います。なぜなら、男の子に女の子ですかと聞いて間違えた場合、あんまり可愛いので女の子だと思いました。と、言えば悪い気はしないから。しかし。女の子を男の子と間違えてしまった場合には。。。親は良い気はしませんからね。。

もちろん、男の子も可愛いですけどね、だけど、間違えられたら気分悪いし。わからん場合は、女の子ですかー間違えても、可愛いすぎて、で。とか。

舞もその口だろう。最初の旦那はべた惚れだから、とにかく好きな人の子どもなら男女どちらでも。。。で。。再婚相手は。。。ココアは大切にされているのがよくわかりましたが、またもや感覚の鋭いベルモが、なぜか。。。会ったこともないココアの兄。。。

心配になります。グレなきゃいいけどな。今のうちなら。。いまのうちに、舞さん。
ベルモに、なんだかそんな予感が。。。

それにしてもの。。、、
傾聴修行で無言で鎮座はツライ。

もし、発言が許せるなら。。。あの舞の人生相談の時にベルモは、あなたは。ココアちゃんが可愛いのはわかるしじゅうぶんです。が、お兄ちゃん、旦那様もだけれどお兄ちゃんとのコミニュケーションはどうなんですか。。。と、一方的に自分の悩みばかり話す舞に言ったでしょうね。
木蓮和尚は、奥様の紫子さんと晩酌をはじめました。檀家さんからいただいた大吟醸です。木蓮和尚は、ゆでダコみたいに真っ赤になると。。。「それで。。。みなさん、嫌なことといいこととか、運について、みたいな説法なんだよ、次回はね。」
木蓮和尚は、酔っ払って気分良くなり、嵐の中をイカダやボロボロの船で進めば沈没するけど、嵐の中でも、巨大で頑丈な船で行けば、あっ、嵐だ。。。と、思っても切り抜けられる。。。

すなわち、成長してイカダから巨大で頑丈な船になれば嵐も無事に乗り切れる確率は高くなる、沈まない船はないけどね、嵐は試練、船は自分として。。。やまない嵐はないし。嵐が過ぎたら、また船は進み、起きた嵐に備えてメンテナンスしながらまた船は、よりいっそう巨大で、技術も進歩して対策も学び。試練を乗り越えて。。。
「タイタニックハシズンダジャン」ヴィーナスが言うと、木蓮和尚は、「だから。。それは。。。あれでしょ。油断したの。沈まない船はないけど、成長したら沈みにくくなるでしょ、対策と技術の向上とかねー。。もー、キリがない。。」「ノミスギ」ガヤガヤと。。。木蓮寺の夜が更けていきました。

さ。
バー。。ブルーブルーローズ。。。

「で。。。駿栄は、平日休み、ってサービス業かなんかなの。。。」舞が言います。。「ウーン、というか、在宅で、、パソコンでね、」

「あらっ、ノマドワーカーってやつ。。」「ま、そう。」確かに駿栄は、ノマドワーカーでもあります。
「あなた賢そうだもんね。」舞は褒めたつもりでしたが。。。駿栄は。、。確かに駿栄は賢いのですが、一族が、最高の東王大学。。。東大以外は馬鹿

という家系です。そう、ノマドワーカーでもあり。。。
実は舞は知らない
ホストの新星でもある。。。








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「イイなぁ。なんか。。。歩いてるだけでデズニーランドみたい。」焼き鳥を頬張りながら、ココアが言います。「ディ、ディズニーランド、ココアちゃん」茶目コが笑います。「ランド、よりディズニーシーでしょ。プルメリア島は、雰囲気を楽しむって感じだし。」笑さんが言います。

「ギャハツって心臓なのっ」シュナマロンちゃんが、ハツの焼き鳥を食べる笑〜や茶目コに言います。。ホルモンとか臓物が好きなくせに、ハツとか、心臓だとギャーギャー変態扱いするシュナマロン。

ま。それはさておきー。で。

プルメリア島は、島全体が巨大なテーマパークの様で、縁取りに自然な香りのあふれる海辺を含めて、街中お店などなど。。。ひとつひとつがまるで興味深いアトラクションの様です。
もともと、福の神が神楽町をつくってから、また近くの島を福の神の休息地としてつくり。神の遊び場。神々の別荘地などと言われ、だいたいの街は雰囲気というか、集合的なテーマみたいなイメージを持っているけど。。

例えば、洗練されたセレブ地域とか逆にスラム街とか、ひとくくりで。。生き物のように、あの街は、柄が悪いだのお金持ちだの、と地域性としてのキャラクターがある。。。神楽町も、どこかテーマパークみたいな街だけれど、その福の神の中心都市の副都心という事で、よりのんびりと遊び場みたいな感じがしてくる。

クリエイター達が、昔からメデティョンの休息地に訪れているのです。休息、と言っても。。。彼らは島の隅から隅まで、インスピレーションを得て。アイデアが天から降りてくる、と言われます。バカンス休みながらにして最高の仕事場そこに。。。神殿の様な、美しいアマゾネスサンクチュアリーがオープンしました。

これまた、プルメリア島の代表的な名所木蓮寺では、プルメリア唯一の寺院。南国の異国情緒のなかに違和感なく溶けこんでいます。檀家さんが、遠方からやってきたり観光客も多いので。残念ながら、常夏のために紅葉はないけれど、竹の林はあるし。幼稚園も木蓮寺の幼稚園なので評判がよく、本島の園児も増えてきて水上バスも導入されはじめました。水上と言っても、潜水艦にもなり、たまに情緒教育として海に潜ります。そこそこの裕福な産まれの子ども達で、木蓮寺の幼稚園に通うのもステータスです。

ベルモは、幼稚園の保育士の仕事もしていました。お坊さんですが。。本業は僧侶です。おっとりして見えて。。。いきなりお坊さんになると里親の木蓮寺の和尚夫妻が度肝を抜きました。ど。。。どうしよう

昔の人の話ではありますが、農家の人は、自分の娘を農家に嫁にやりたくないが、良い嫁さんがきて欲しいではありませんが。。。芸能人は、自分の子どもを芸能人にしたくない。。なんて言う。。（でも、内心はわかったもんじゃないけどねー。）が、ごとくに。。。

木蓮和尚夫妻は。。まさかー
ベルモが坊さんになるって。。

が。。。木蓮寺和尚もベルモの自由意志や、自分達の僧侶という職や地位を否定できません。木蓮寺和尚夫妻も、長男が別居で僧侶なんですが。。。次男はビジネスマン。嫁いだ娘はたまに木蓮寺幼稚園のパート。

もう、子どもはとっくにスッキリ独立した七十代夫婦。。。可愛い可愛い孫世代より小さなベルモを育てる事になったのはいいけれど。なんら抹香臭い。。。ぬいぐるみを与えても気に入らない。あ、じゃ。もしかしたら。。。男の子なのかなっとミニカーを与えてもだめ、

遊ぶのは、木魚や仏像や鐘。。。赤ちゃん用のビデオやアンパンマンを見せても興味がないし。。ストーリーがわかりすぎて嫌なの暴力はよくありませんとか、これは、イジメです、話し合いで解決なさいよ。正義の味方とか言って拳はないでしょ。と怒り出すし。で、見るのはお経などのビデオ。。抹香臭いベルモ、昔からいつも、ミリオンがからかいます。

「あら。ベルモちゃんって優しそうな感じじゃん。ミリオンちゃんが、お説教してくるみたいに言ってたから。。。」ココアが言います。

「まだ言ってるの。。。ミリオンのヤツ。。」ベルモがヘキエキすると、「ツボヤインカンヤジュズハタカクウレタノ」と、ヴィーナスがベルモをからかいます。「もー、やめてよ。変なこと言うのは。いつ私がそんな事したのよー」
普段から話していてベルモがだんだんと精神論になっていくと、ミリオンはウザいので、ツボや印鑑を売りつけないでちょうだいなんて、からかうのです。もちろんそんなもの売らないし、お守りもミリオンちの桑田さんは毎年お年始に初詣でがてらお札やお守りを自ら木蓮寺のを買っていくのに、

ミリオンは、からかって冗談で、こないだうちの大将が変な宗教のお札を売りつけられた、とベルモをからかうのです。桑田さんは、ミリオンに怒るのですが、赤ちゃんの時から、ミリオンを木蓮寺に連れて行くと、ベルちゃんが変な話をしてくるってパターンになるのです。変な話を、って事で最初、まさか。ベルモちゃんが、悪口とか脅しとかイジメとか、まさか、まさかミリオンをいじめるのか

まさか。。と桑田さんはびっくりしかし。よくよくミリオンの話を聞いたところ、そうではなくて、精神論みたいにそういう事をやったり言ったりすると自分に返ってくるとか。そんなお説教じみた話で大笑いしました。だいたいの親は。。自分の子どもはまさかイジメにあっているのかと、被害者サイドの心配をしても、いじめたりからかったりの、加害者サイドになる事は
よっぽど
夢にも思わないでしょう。桑田さんも、ベルちゃんは悪気があってそう言ってるんじゃないし、ミリオンはからかうんじゃないよ。ミリオンが、心を豊かにしていく方向で、ベルちゃんがお説教みたいな事を言ってくれてるんだから。。。

と、言っても小さい頃からスピリチュアル嫌いなミリオンは、ベルモが白熱してお説教ぽくなると、勧誘、洗脳、と言ってからかうのでした。

ヴィーナスやシュナマロン。笑〜や茶目コ、それからゲストさんのココアちゃん。。
今夜は腕によりをかけ、木蓮和尚の地鶏焼き鳥です。イチジクとチーズのサラダも出されて。。。木蓮寺のプライベートの座敷でワイワイがやがや。。。さきほどまで、実はベルモはシリアスな顔をしてヴィーナスに悩みを打ち明けていました。ヴィーナスとミリオンとベルモは、赤、青、レモンイエローの三つ子のきょうだい。同時に生まれたので、兄や姉、弟、妹もないのですが。。。ヴィーナスは、天才美術家、ミリオンは、塾の先生と海の家クワタのサーバー。ベルモが僧侶兼保育士です。
イリュージョン。。空間の美術マジックで、空間を想いのままに演出したり、花火を打ち上げたり。。。特殊メイク、本人最高の美を際立たせるシンデレラメイク。。。時間制のタトゥーなど。。。ヴィーナスは美のマジックが得意です。花火を今度、海の家クワタの常連さんに打ち上げる、と。

ベルモは、、。それに比べてわたしは。。。バチの魔術というか。。天罰の術というの。。地獄の沙汰を相談者に与えてしまった。。。うかつに。。相談者も極悪非道だったけれど。。

そりゃ。きょうだいがいて1人は美しく皆んなが喜ぶ花火の様な華やかで豊かな魔術と、ベルモみたいにおどろおどろしくて、得体の知れない不気味な妖術みたいなマジック。。化け物みたいなモンスターから。。化け物だと暴言を吐かれて

「ベルモ。メズラシク、アンマリショクガススマナイ」ヴィーナスがベルモの心配をします。「もー。。。修行をしてもっと自分をコントロールができるようにしたらいいだろう。」木蓮和尚が言います。本来なら、来客者の相談者の前の和尚の横で座布団に座り黙って鎮座すべしの傾聴修行のベルモ。ところが、相談者の被害者の霊魂に身体を乗っ取られたベルモ。。。

それで、天罰の術みたいに、地獄のシュミレーションを相談者に体験させたのですが。。黙って鎮座する、を破り相談者はボロボロになったものの。。最終的に
なんかの、お化け屋敷か、アトラクションの一興みたいに思われだって。。敵は疫病神憑のモンスターなのですから。。

未熟者なベルモを、木蓮和尚は叱りませんでしたが。。。なぜ、三つ子なのに私はこんな能力を授けられたのか。比べてはいけないけど、比べてしまう。

木蓮和尚は、「誰かがイヤな役をやらなければ世の中は成り立たないし。本人は、イヤな役を、かもしれないけど。。それで救われる人がいる。良い悪いはないじゃろに。、、ただ、やっぱり頼ってくる霊魂はかわいそうだと同情の余地はあるにしろ、正当に成仏や浄化、浄霊ができるように修行すべし。」

と。。。
ベルモは、お坊さんになった記念に、木蓮和尚のお母さん、濃紫が、なにか記念にあげる、と言ったので、元気で長生きしてください。私の望みはそれだけでございます。私に早々にお経をあげられないようにしてくださいます、と言って、濃紫婆さんを感動させました。きっと。良いお坊さんになるでしょう

濃紫婆さんは、元気ですが、もう多分１００歳は越えています。ベルモとチワワのミーナとココナとともに、木蓮寺の離れで寝起きしています。
好きな時に起きて寝て、食べて。の気ままなお気楽生活。結局は、ベルモは、濃紫婆さんの真珠の数珠を貰いました。欲を出さずにいたら。。なんだか、金の斧と銀の斧の話じゃないけど。。。

さ。こちらもおんなじプルメリア島の。プルメリアリゾートのホストクラブ熱帯夜。。

酔い酔いで、イケメンにお酒をついで貰って上機嫌なバブーン母娘。。「やっぱりナンバーワン、って言ってもブサメンには金は払えないわよー、ん。あ、ブサメンには、ってフツメンぐらいか。。」ギャハハハハハハハハハハハハー

あー、ナンバーワンがまだ出勤前で良かったわ
と、その場にいたホストは皆思いました。たまーに、トキオもチラッとバブーンの席に顔を出してみたりして。「あらま。あんたも色男ねナンバーワンなんて、呼ばなくってもよかったわー。」仕事が入っていないイケメンが、かわるがわると上手いことを言ってドンチャンどんちゃんやりはじめました。愚痴を黙って聞いてもらいたい、自慢話を黙って聞いてもらいたい。しかも、イケメンに。黙ってとか、ユニークさとインパクトに溢れた素敵なリアクションとかね。
ようやく。。。
トキオも、元のテーブルに戻ってきて。子山羊の珍念が、ダイヤさんにワインをついでいます。「でもさ。可愛い顔したホストで、なんで珍念なのー。」恋がいいます。

恋とタピ丘はスムージーを飲みはじめました。「実家が寺だからだよ？星降る町の。。。坊さんになるのがイヤで」と、珍念は言います。で、ギャップも狙って珍念。イケメンでカッコつけた名前で新人だとムカつくけど、その顔で珍念。その人の良さというか、ギャップもすぐに顔と名前を覚えて貰えるそうだ。

「寺って言えば。。。このプルメリア島の唯一の木蓮寺はそりゃもー、壮観壮観。」トキオが言います。あ、木蓮和尚に会ったことある、神楽奥座敷のパーティーで、と恋は言いそうになりましたが、
この場では福の神ラブではなくメイドの恋なので。。それは黙っておきました。「有名どころだわね。私もお休みに行ってみたいわ。」ダイヤさんがワインを美味しそうに飲みながら言います。「お。ご一緒しましょうか。」と、珍念が言うと、「バッカねー、ダイヤさんのデートの邪魔しちゃダメよん。」と恋がからかいます。。。「わっ、旦那さんとデートですか、ラブラブですねーしかも、木蓮寺って高尚ですね、実家のボロ寺とはオー違い」と、珍念が、いうので、ダイヤさんは、

「旦那じゃなくって。。バツよ。わたし。ま。。なんというか、ボーイフレンドなんて言い方古いかしら。」ダイヤさんは、ワインの効き目もあり、ほんのり赤くなりました。

草食系男子量産
黙っていたら男性が寄ってくるという時代ではなくなりつつありますが、５０歳になって。。歳下の男性からアプローチされたダイヤさん。しかも。未婚でお金持ち、姑なし。家持ちどころか、マンションも経営している、

葉月さんの亡くなった旦那さんミシェルの亡きお父さんの双子のお兄さんのアポロンおじさんですが、プルメリアンスキューバーという種族のタコです。

アポロンおじさんも種の保存の思考が強いプルメリアンスキューバーズのなかで、小さい頃病気になって子どもができなくなり、だから長生きはできるものの。。。種族として。。アイデンティティとは、居場所とは。。葛藤するばかり。子どもは大好きだけど、子どもも持てず、結婚しようとした女性には、子どもができないのが原因で去られた。

「ふられちゃったか。おノロケお腹いっぱいごちそーさま、ダイヤさん。タピ丘ちゃん、名前がタピ丘ってぐらいだから、タピオカドリンクにしたら。」珍念が言うと、タピ丘は、「あ、そうね、後で。。。それより、トイレはどちら。、」

「あっ、お店薄暗いから、案内しますね、どうぞ。」珍念は、タピ丘をトイレにエスコートしました。タピ丘がトイレに行くと、珍念は、タピ丘のためにおしぼりを準備しましたが。。。

お手洗いから出てきてハンカチで手を拭きながら、タピ丘は出てきましたが、トイレに続く壁にホストのメンバーのナンバー４以下のパネルが飾ってあります。というか、ナンバーファイブ以下は写真みたいなもんですが、さりげなく。。。

さっ、とパネルを見たタピ丘は。。。

えっ。。。ルーキー、新人キャストのところで。。。

「えー」

知った顔を見て。固まるタピ丘。。。
なんで。。。なんでっ。。新人キャストに。。

駿栄がいる新人キャスト新星。。。

これ、絶対。駿栄よ。ど、どうして






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「かと言って。。。メンドクサーい。お客様を、いなすのも成長だわ。」と、まずとっかかってみたら。なんて。。ダイヤさんは、熱帯夜のキャスト連中の背中を押して。それでも、品格に問題があるなら。。出入り禁止にしちゃえば大丈夫だけど。。まずは。。。

最初は。あんまり入店時にうるさいお客様ならお店にそぐわないから、と放り出せば、みたいにダイヤさんも、言ってみたところを。。

あー。でも。ピンチはチャンスというか。。ね。。訓練にもお金にもなるわ。えへっ。

ホストクラブ熱帯夜で。、、入店そうそう。。入り口で、バブーンの母娘さん。。バーバラとリアが揉めてるらしい。。。金があるから、Ｎｏ．ワンを出せとか。。。しかし、このお店もご多分に漏れず。よくある、ナンバーワン以下

の方がイケメンが何人もいる。というパターン。。顔だけ、で言うなら、の話。。。三度の飯とともにイケメン好きな、バブーン母娘さん。。
ホストへ行くなら。、。金を払うなら
接するならイケメンに

タピ丘は、目の前の、女殺しと言われる生き物フェネックの饗に、「伸びるチャンスだわ。」「タピ丘さん。可愛い顔して。。イジ悪いな」饗は、恋やタピ丘が気になる様子で、ソワソワしていたのに。。そのタピ丘から変な役割りを振られてしまう。トキオが、「行ってこい。試練はジャンプ台。大きくはばたくチャーンす。」でしゃばりなバブーンは、可愛らしい男の子や、自分が主導権を握れたり、はたまた、あのパピルスのような、ジェントルマンが、好みな傾向が。
「イケメンと、リアクションよ。いいリアクションが、勝つわよー。」なんだかんだ。。。リアクションにひねりや感動があるのって。。人としてそそられるわ聞き上手は、リアクション名人と。。。ダイヤさんも、声援を。。
多分、イケイケや、三枚目、おちゃらけ、顔がよくても自己顕示欲が強いのは、お気に召さないかもしれません。ましてや。、。同族嫌悪で、ブサのでしゃばりはもってのほか。。。黒服と揉めているところに、フェネックの饗と、黒豹のジュビアが、さりげなく。。「いらっしゃいませ。お嬢様方。。」「ようこそ、お姫様」で。。。純ちゃん。。あっ、タピ丘が、さりげなく。。バブーン母娘さんは、まさかあのぶ厚いびんぞこメガネのアマゾネスサンクチュアリィのメイドのタピ丘が。。。ドレスアップして、ヴィーナスのシンデレラメイクの魔術がかかった可愛らしい女の子。。。あのメイドだとは思いません

これぞ、ほんとーに灰かぶりの下働き娘が、舞踏会のシンデレラの如くでございますタピ丘が、さっと、あらわれて。。「あ、あらっ。。。ナンバーワンは、いないのね、まだ。。。今日は。。。たまには。。目の保養、初々しい。。方を。。。」と。、、さりげなく言います。男性の闘かいの場は。。。優雅でありながらも、、裏では、戦々恐々とした場ではありますが。キャスト達もシツコくウザく、いきなり永久指名を強制的にして、お客様にウンザリされるより。、。

品よく
優雅にかろやかに、心地よく。。

男を磨くってポリシーなので、タピ丘は、お店のホストとチラッと相談して、演技しました。「あ。。。あらっ。。。ちょっとー、ナンバーワン、は、イケメンじゃないの。」と、バーバラが、現れたタピ丘に言います。「ええ。。まぁ。落ち着いて雰囲気イケメンだと思うんですが。。。あっ、でも。。。人によりけるよね、好みの問題は。。。いろいろ遊ばれてから、永久指名にした方がいいわよ。」と、ナンバースリーまでの、パネルを、タピ丘は指差しました。「えーちょっと、ちょっと、この子たちの方がずいぶん可愛いじゃない。」「素直そーだし。」バーバラとリアが言います。ちなみに、トキオは、ナンバー４で、

ナンバースリーまでが。大きなパネルでお店入って少し行った壁。。。

ナンバースリー以下のキャストは、トイレへ繋がる壁に表示してあり、一応どちらも誰でも目を通す表示です。。女殺しの生き物新人フェネックの饗と。。。そこそこ勤続、素直なんだけどいまいち女性に押しの弱いシャープな見かけとギャップがある伸び悩みの黒豹のジュビア。。。月の宇宙人トキオが、時々様子を見て伺うと。。。「なんだ。。。ナンバーワンって言うから、スッゴいイケメンか、と思ったんだけどー思ったより、平凡じゃない。あたしらは、イケメンにお酒をついでもらいたいのよね。でも、あなたたちなら合格だわ、お嬢さん、悪いけど、この二人は私たちのテーブルについてもらうから、」バーバラが、タピ丘に強引に言いました。「あらまぁ。。お目が高いわ。。」タピ丘が言いました。

「はー。。。なんとか、ひとまずは、かな、ほんと、なんかお客様に気を使っていただき。。恐縮です。」トキオは、席に戻ってきたタピ丘も含めて、三人に御礼を言いました。「こんなステキなところに招待していただいて、それぐらいわ。、」ダイヤさんがにっこりします。「それにしても。。。ダイヤさんは。。ほんと綺麗になりましたね。月のサナトリウムに、オフクロの送りむかえをした時に、庭で何回か、葉月さんに手を引かれて散歩に出てたのを見かけましたが、目が治って、見えるようになったのですか？」トキオが不思議そうに言うと。。。ダイヤさんは、笑って。。「実はあの時はもう。。。目が見えていたんだけどね。。ある事情で、盲目のままのふりをしたのよ。私は本当に、盲目にはなったけど。。。ある日突然、また、目が見えるようになったわ。」「えっ。。。役者だなぁダイヤさんも。もっと大人しい人かと思ってたのに。。。」「もともと、男兄弟に挟まれて育ったし、なにより車の運転が大好きあたしなんか、飛ぶ方が便利だと言われようが、車が好きだしあー、盲目が治ったのに車の運転ができない時は本当にストレスだらけだったわ。」ダイヤさんが言うと、トキオが、「かーちゃんに聞かせてやりたい。俺のオカンなんか、運転できないから、時間空いてたら、送れ、迎えに来てだの。免許とれ、って言うと、怖いんだと。」「女性は、助手席でいーのよ。あたしも怖くて」と、恋が言います。「あたしもペーパードライバーなのよね、」とタピ丘が言います。「話変わるけど。。それにしても。。。ホストも大変そうだけど。、相当な気を使いそうね。ゴタゴタしたり。揉めないの。。うるさいお客さんもいるでしょ」ダイヤさんが聞きます。

「まぁね。。。でも。。お客様も来ていただいて、こうだからこうじゃホストの便利や都合でこうしろ、みたいに言われたら、お金を使う方も面白くないでしょ。なんで、飲みに来て実は飽きたとか合わないとか、つまんないとか、嫌になった男に金を払うのかと。」「それは言えるわ。あたし、オラオラホストとか。。強制強要とか。。。そんな馬鹿男二度とこないもん。一度指名して良ければくるけどね。合わない場合もあるし。義理で行くほど甘くないと思うわ。」恋が言います。

なんか、こっちがいらんのに。。。うざい営業する奴って最近問題の定期縛り購入というか。。合わなくてもある程度使うのを強制的に。。とか。合えばもちろん文句はないけれど。。。

来てねーとか。。
なんにも言われないのも実は味気ないしお店にもしかして。。嫌な客だとか、嫌がられたのかなーと思ってしまうけど。

だけど過剰に来いだの、買えだの無理やり売りつけるだの。。。

それを店側は、都合よく自分らを持ち上げて。。ラブコール、ラブコールとジャンジャン押し付けられたらウザい。

ほしくないのに。。
合わなくても強制的に、って詐欺もいいところかもしれない。お金を払う時に払う方はいらないものをあちらから無理やり押し付けられたくないのだ。もちろん。。熱帯夜のお客様もほとんど無茶な遊びは、大人のルール遊びのルールでしないけれどね。
時代も、自由意志なおかつ、品位や誠意や良質を求める傾向になってきました。、遊びにおいても。。。ね。切磋琢磨の生存競争として、人として男としてキャストは磨かれていく。。足を引っ張り強制強要する様な時代でもないし。。

ホストに限らず質が良いものが残ってく時代かしら。。。もー。日本も仲良しこよしの無理やり付き合いで、玉石混交に、ぬるま湯に浸かって飛び抜けないで無理づく横並び、ってそれが良しとする文化は、はっきり言って終わったもの。。。

嫌なもんとはわざわざつきあわないし。まさに類は友を呼ぶ。。社会。。。




こちらは。。、プルメリア島の南。シアターから程近い、歩きで充分な大人の隠れ家のように。。お食事もできるバー

ブルーブルーローズビーグルの駿栄と、舞が、個室で、夜の海を眺めながらお酒を酌み交わしていました。「やっぱり。。。舞さん、笑ってた方がステキですね。泣いているのも少女らしくて可愛いけど。」という、駿栄の笑顔に。逆にドキッとしてしまう。。。からかわれてるだけ。。。からかわれてるだけなのよ。。。あたりまえじゃない。。。
ピースやグーより、歳下の子供。。「なに言ってるの、大人をからかって。。あら、シャンパンでもいただこうかしら、あなたは。飲めるんでしょ、お酒。」「強くはないんですが。。ほどほどに。。好きではあります。僕も舞さんと一緒のシャンパンで、」「まあっ。ホントはアルコールは、なにをだいたい飲んでるのかしら。」「ビールなんですけどね、だけど。。。ここは、雰囲気で、シャンパンとか、ワインとか。」「まあっ、そうなの、ビールビールが好きならビールにする、背伸びはやめて。私もほとんどビールだから、普段はね。」と、舞が言うと、「乾杯は、ビールは、ビジネスや雑談の飲み会でしょ。ここは、大人げにシャンパンで乾杯しましょうよ、ごちそうしますから、ご安心ください。」

2人の出会いに乾杯っ。。。「まぁっ、未成年のうちから嗜んでたんでしょ。」舞がシャンパングラスを乾杯したあとかかげて。。駿栄は、「さぁ。ナイショどうかなぁ」「でも。。。さっき泣いてたカラスがって感じねーそれにしても。。夜の海を見るのも素敵ねー」窓の外には、静かなる海のハーバライト。。。昼間の透明度の高い海に吸い込まれ呑み込まれそうだった。。また夜は夜で別の顔ね。。

そう、都会の風景だと、昼間の太陽のもと淡々としたビジネスマン然とした颯爽とした街が、夜の帳が下りる頃から、全く別の顔を見せ大人の隠れ家というか、色っぽい雰囲気に化ける様なギャップもおもしろい。。。都会のそんな昼間と夜の景色が全く違うのを感じると。。。あの頃を思い出す。。

俊に去られてから。。
舞は。。。夜は。。スナックで。。昼間は事務で。。いったい。。どっちが。。本当の私なんだろう。たまに、我に帰ると。。自分がまるで2人になった様な気がした。

窓の外の静かなる海の夜景。。「さっきの映画で。。。地味で静かな感じのいつもの海を観たらなんか、海育ちでも海生活でもないくせに。。。妙に懐かしく感じて身に染み入っちゃった。。。」

プルメリア島の透明度の高いポストカードの様な海を一目惚れ。。全身に電流が流れるようにしびれる感動。

だけども。。さっきのシアターの、泣いてしまった映画で。。どこにでもあるような日常的な海。、って表現もおかしいけれど。。映画のなかの地味で平凡な感じの静かな海を観たら。。。妙に安心してしまう。。。「舞さん。。。感性が豊かなんですね。初恋の女性を思い出してしまった。。」「えー、初恋の。。。」「うん。。舞さんとおんなじ。。ハリネズミの女の子で、同級生。近所の子だった。。」「あらっ。。それで、私に声をかけてきたの。。。」「一瞬、彼女を思い出して懐かしい気持ちになったんだ。。だけど。、、あの子は。、舞さんみたいにテキパキしてなかったなー。舞さんの方が魅力的。。」

駿栄は、幼なじみの純ちゃんの事を思い出していたのです。ああ。。。なんと皮肉な事に。。あの頃。

幼きあの頃は。。駿栄も、純ちゃんも、本人同士が気付かないのみ。実は既に両思いなのでした。。。あの頃は、の話し。。あの時実は。。。

「舞さん、ほんとに主婦なのなんか、年齢聞いてびっくりしたし、専業主婦じゃないよね、家に収まりきらないって感じ。。」
舞はちょっとギクっとした。なんか嘘をつく自分。経営者と知られたくない自分。。。
「あ。。。あら。家庭的じゃないってこと。。。」「ん。。。今はもう、家庭的より、きちんと自分の軸を持ってる女性がカッコいいよ。。」やはり。ずーっと働いてきて。あまり家庭を感じさせないのかもしれない。。

じゅうぶんに。。旦那の収入だけで生活できても。。

それにしても。。駿栄の初恋の女性に私が似てる。。か。私の方が素敵、だと。お世辞でも嬉しいけど。。。

どんな子なのかなぁー。駿栄は、俊に似てるような似てないような。。でも。私の初恋の人は俊。。。俊の方が素敵だけど、でも、駿栄も、なかなか。。。






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「あ。。。あれ、うちのお客様よっ。。え、、このお店に通ってるの。」ダイヤさんが、トキオに言います。。「いいや。。ご新規さま。、。ってか。スッゴい頭。。あ、いやいや」しまったー、お客様の悪口を。。。でも、恋が。。「ブルドーザーでしょ。私の客室担当のお客様なんだけどー。外出ばっかりしてくれるから、まだいいんだけどねぇ。。。来た当初から、イチャモン。。で。。。このタピ丘さんが、うまく対処してくれたんですが。。。」「あのお客様は、何を要求なさってるんですか」タピ丘が聞きます。。。「金を持ってるから、この店のナンバーワンを出せ、って。。ナンバーワンは、今日は９時からなのに。それに、予約で埋まってというか。。金を払えば席に誰でもつくってわけじゃないのに。。ナンバーワンにはナンバーワンのプライドがあるし。。」トキオが困った顔で言うとタピ丘は。。。「饗さんと、あと、新人じゃなくほどほど勤続のお客様が空いてるイケメンさんに接客してもらえば。。。」「そうよ。。だいたいのお店ってわけじゃないけど、ナンバーワンは、気遣いと居心地の良さとか、雰囲気づくりとか人間性で、顔はそれほどでも、って結構聞くわ。男女とも。葉月さんも、子どもの頃から実家のお店に遊びに行って。。。ナンバーワンの女性なんか、どっちかっていうと平凡な方よ。ただ、落ち着くし妙な色気というのか。。。美人は、まず顔だけで男が寄ってくるし、って言ってたし。。」ダイヤさんが言いますと。。。恋が、はっ「そうね、あのバブーン母娘は。。。筋金入りの面食いだわー」ダイヤさんが、「それに、ああいうタイプは、初々しい好みとか、自分が、自分が、ってタイプだから。。。割と新人さんでイケメン、新人さんで不安なら。。。そこそこの勤続で顔良し。。男性に、自分をアピールしたい限りだし。。聞き上手を選べばいいと思うわ」すると、饗が。。。「えーちょっとちょっと勘弁してくださいよね」「饗。。。新人がお客様を選ぶのか、伸びるチャンスだぞっ。」トキオが叱ると、ヒョイっと、ロシアンブルーが出てきて。。「顔ならトキさん。おすすめじゃん。」「顔なら、って。。他はどうでもって俺、大事なお客様なの、三人様も来ていただいて。」「トキさんも、チラチラ、様子を見てそちらに行ったり来たりすれば。。」ダイヤさんが言います。。「あの人達。。。あたし耳栓しときたいぐらいベラベラにうざかったわよ。お猿のせいか。。お山の大将かしら。。。ま。外へ出かけるのが好きだから助かったんだけどねー。」恋が言います。「だから。。。ナンバーワンより、顔良し、聞き上手さんを接客に回したらでも。。。それより。お客様、うちのお店にそぐわないのでお帰りくださいませ、って放り出してもいいんじゃないの。。。そんなん。。遊びのルールを守れないなら、お客様じゃないんだもん。品位を保つアピールもできるし。。」と。ダイヤさんも言いました。 「ドレスコードというか品格コードですか。。」トキオが関心感心しました。
さて。。どーする。。

そして。。。おんなじプルメリア島のこちらは木蓮寺。。ウワーンウワーンウワーンウワーン。、、ベルモが大泣きしています。反省して蔵の掃除を自らしようと出ましたが。。。結局は霊魂と揉めて。。。最後は気絶したベルモ。。。

最近では、だいたいは、行方不明になった人が生きているか死んでいるか、の判断がつくようになってきました。まだまだ行方不明になった人がどこにいるのか、とかのリーディングはできないものの、、、

そういう能力は。。。便利に見えて。見たくないものまでみて知りたくないものまで知る。。と諸刃の剣です。。

木蓮寺には、相談者が来ますが、相談者のなかでも、最初っから答えを出しているくせに、わざわざ相談にきて賛同を求めにきたり。。自分で出した答えが和尚の意見と違うと怒り出す人もいます。ベルモも、お寺にくる相談者に。。たまに。。変なものが憑いて見えたり。。探し物や不明金の行方みたいな話をしていると。。

その相談者そっくりな。。おそらくは、親族の顔が見えてきたり。勿論ベルモは、黙っていますが、ある日、ベルモもよく知ってます近所の社長さんがやってきました。
この社長さんの父親は、木蓮和尚の同級生で会長職で名前だけで、仕事から引退しています。、

この社長さんが、木蓮和尚にこの人と取り引き。、を。。。これからしようか。どーしようか。人当たりはいいけど。。と、和尚に名刺を見せ、横からベルモが覗くと。。「うわっ。なにこれ、真っ黒ぎゃっ」と飛び上がったので。。。すかさず、社長さんが、「ベルちゃん。。真っ黒ってどうゆー。。」ベルモは傾聴修行ではなく、ご近所さんの雑談みたいなもんなので。。。遠慮なく。。「あ。。。なんだ名刺か。。変ね。でも。。一瞬真っ黒だったし。。なんか。。いまも黒いへんなモヤみたいなんがかかっているから。。なんだかよくわからないんだけど、やめときなよ。」「どーしようか、な、って感じだけど。
。今回は見送りにしとくかな。。」と。。言った近所の社長さんが。

真っ黒。。。かー、縁起でもないな。。。けっこういい感じな人だとは思ってたんだけど？？な。。。だけどその社長さんは、名刺の男性の笑顔より。。。ベルモを信じたのです。。。

何週間か経って、その近所の社長さんが、慌てて木蓮寺に駆けこんできました。。「和尚。。。例の話だけど、大変、大変。。あの名刺の男が、詐欺で逮捕されたよ。びっくり、もーで、これ、ベルちゃんに、みんなで、」と有名産地の和牛を御礼に持ってきたのでした。で、知人の社長さんは、何人か詐欺に引っかかってしまい。。

俺、今回は、やめとくわ。。。と。

そのベルモの勘を信じた社長さんというのが、噂話好きというわけじゃないけど、いい事や面白い事を喋るクセがあり。本人は、ベルモを褒めているつもりではあるのですが。。。
あっという間に。。近所に、ベルモが、もしかして特殊な能力があるのではないでしょうか。みたいな話が広まってしまいました。しかし。和尚は、たまたま。。たまたまで、ベルモは、修行の身でございます。と、必死で釈明致しましたが。。

実は。。ベルモが、だんだんと霊能力みたいなものが、向上してきている気がするので。世の中には、未解決、解決できない事件もたくさんあるけど。。解決しない方が幸せな事件があるかもしれません。

ベルモが、もしかして霊能力がこのままどんどん開発されていったら。。生きながらにして、霊界や現時代の生きているいま。。いったいどちらがほんとの居場所になっているのでしょうか。

人生相談にくるお客様ですら、答えを自分で決めてきて、求めてる答えを引き出すためにくる、回答者に、望む答えをそう言ってほしい、からくる。って人がいるのに。。

ましてや、生きるか死ぬかの。。存亡確認をしてくださいと頼まれたとて。。。中には、死んでるなら言わないで、生きている存在場所を教えてちょうだいって生きていると決めてかかり、亡くなっているという答えは最初っから認めないみたいな人も恐らくいるのでしょう。

気持ちは十分にわかりますが、ターゲットが、亡くなっている場合、亡くなったと言ったら、言った霊能者に罪はないのにまるで、犯人か、不謹慎だ、と。責められて。。。
と。。。いうより。。お探しの方は、亡くなっているなんて言えないし。言わないなら言わないで、インチキもの、だし。はっきり言って、ほとんど
いい事はない。ベルモは、今日あったいきさつを、ヴィーナスとシュナマロンに話しました。

変な術。。天罰の術みたいなのを被害者の霊魂に身体を乗っ取られて。。相談者に、地獄みたいなイリュージョンを見せてしまった。。。なんか。。怖い。「コントロールガデキナイノヨ。ダケド。ワルイヒトニオキュウヲスエルノハダイジ。」ヴィーナスが、言います。「オバケが見えるの。。。どんな感じなんだろう」シュナマロンが、怖いもの見たさ、みたいな、感じ。チワワのミーナとココナは、ベルモが、霊感や、霊能者、だの霊魂だの話をしはじめると、恐ろしくなったのか、慌てて

客室から逃げていきました。「あら、ご飯ができたわよ。。。手伝ってちょうだい」紫子さんがフスマをあけました。

さ。。。舞は。。駿栄のエスコートで、プルメリア島の南側にあるシアター。。プレジャーで、映画を見ました。ポロポロ。。舞は。。。映画のストーリーに思わず感情移入してしまって。。涙があふれます。。仕事が忙しいのか、普段から、仕事、仕事で。。。映画は好きなのに、ぱったんキュで、TVで映画やドラマを見ていても。。ツイツイ寝てしまうし。だから。。いまどんな映画が流行っているとか、ドラマがとか。。全然。。なんか。。

わからないんだけどー。でも。。。あらためて心のひだをくすぐられるというか感情移入できるほどのストーリー。。。
ラブストーリー。。。
前の旦那が出て行って。。出て行った理由はわからない。なにも。。。言わないで出て行って。。

子どもを置いて出て行った旦那さん。周りは、無責任な早く忘れろなんて、周りからは散々に叩かれても。。
旦那さんをひたすらに信じる主人公。。馬鹿ねミジメじゃない。。あたしですら、再婚流れでしちゃったのに。。と、舞は。。。いまどき。時代錯誤よ。と、思いながらも。。。もともとモテる男女同士で。。。まわりにやっかまれながらに。

絵に描いたような美男美女。もともと生まれも資産家で、お互いに学生時代もスター。。。

しかし。居なくなった旦那は、妻子を捨てて仕事を捨ててだらしない馬鹿男と周りからは非難される。。。

しかし、だんだんとストーリーが。。
これでもか、と足を引っ張られる主人公達。。。親友達ですら。。実は。。。敵だった。。


男性主人公。。。行方不明の原因は。。。男性の主人公の親友が、男性主人公を拉致して。人体実験をし、催眠術をかけて、男性主人公は、全く知らない土地で、生活していた。。。

みたいな話なんだけど。。。
いなくなった旦那の肩を持つ
女性の方も、親から縁を切られて。旦那さんの親友の黒幕の医師が、全てはこの奥様を手に入れたいがために、全てを画策したのだけれど。。。

さまよって。、。思い出の海に現れた女性の主人公。海は変わらないのに。。。ここで初めて旦那さんに会った。。。プロポーズも、ここで。。この海で。。

なんだけど。。。男性の主人公は、新しい家族を持っていた、しかも。。。子どもまで。。。
まさかの。。。旦那さんの親友に騙されて催眠術をかけられて、別人格になった、なんて。。。知らない女性主人公は、裏切り復讐を考えるが。。。

主人公の女性は、
旦那さんの親友のエリート医師を良い人だと信じ込み。。だけど。。かと言って、なぜか。なんだろう直感的に。。あの人どうも、ってところもあり。。。資産家でイケメン潤沢な資金、魅力的なはずのこの医師からの。。。プロポーズも。。断り続ける女性主人公。。。でも。。。旦那さんに、新しい家族が出来ていたなんて。。。遠くから見守ってなんにも言えない。。泣きながらその場を去る主人公は。。。

母子家庭で、実家から縁を切られてしまった主人公。裏切りの腹いせに、黒幕の医師と再婚をしようとするが。。。ハラハラしどおしだった。。順調満帆の。というより、人並み以上に選ばれたようなスポットライトを浴びてる主人公。。。
ある日突然、人生は、天国から地獄へ。。、
でも、周りは実は敵だらけ。周りから羨ましがられている人も、実は真面目であり、見えない苦労をしている、

だけど。。。イメージが先行して、美男美女カップル資産家生まれ、だと＝幸せに決まってる、と、思い込まれてしまうし。。。復讐をしようとした主人公の女性は。。。よくよく旦那さんの今の生活を探偵に調べてもらうと。。。

旦那さんは、、。海辺で偶然出会った時に見かけた小さな女の子。。。娘さんを、最近乳児突然症候群で亡くしていたのです、より、今の奥さんを支える旦那さん。乗り込もうと考えて修羅場を作ろうとした主人公。。実は亡くなった娘さんの名前は。

なぜか、依頼主の元奥さんの名前と同じ。頭も良くて綺麗で優しい、小さな頃そんな女性がいたと思うんだ。記憶喪失ながらにも、旦那は、命名の理由が、そんな素敵な女性になりますように。。。と。。

たまたま。。ポツリポツリとだけ、たまーにアップしていた元旦那さんのブログをネットで発見した主人公。。。


探偵は、話を聞いて。。。
ほんとに。。。どうなんだ。この旦那さんは、愛人を作って依頼主の奥様を捨てたのだろうか、と疑惑がわき、依頼主の奥様のために、無償で旦那さんの身辺調査をし、とうとう。。。

真相を突き止めた頃には、探偵は依頼主に恋している事に気づき驚く。。真相を無償で突き止めたって行動は。。恋愛感情からだった。。。恋心。。。実は旦那さんは、騙されて被害者
真実を知らないふりしようとしていった探偵は。。

でも、そうしたら。あの、旦那を騙した悪徳医師と同じレベルだし。

と。。。言うことで。。。正直に真相を話した探偵。。。放心状態の主人公の支えになる探偵。。。

もう、許せない真相を知って、悪徳医師に乗り込む探偵。。。

女性の主人公は、旦那さんに裏切られた腹いせに旦那を騙した悪徳医師と婚約してしまっていた。。しかし、親しくなった探偵が気になる。。。

。実は偶然にも、奥さんも悪徳医師に復讐しようと。。。探偵が、悪徳医師の家に乗り込む寸前に、拳銃を持ち悪徳医師に乗り込む。。。が。。。拳銃を悪徳医師に取り上げられて。。。拳銃が発砲してしまい。。。

探偵は撃たれてしまう。。。撃たれて。。。はじめてそこで、ずっと無償の愛を捧げてくれた。。。探偵を愛している事に気づいた主人公。。。みたいな、ストーリーだったのだけれど。。。

最後は。。。君は生きていて。と。ポケットに入っている紙切れを、愛する女性に渡す探偵。。

舞は。。あら。。真実の愛に気づいたら、相手が居なくなったなんて。なんてこと。。

悪徳医師は逮捕されたけど。探偵を襲った罪を、のみ。。。主人公は、元旦那を騙した罪を警察にはなぜか言わなかった。探偵が、銃弾に前に女性主人公に手渡した紙切れには、催眠術を解くための、秘伝の方法が書いてあり、熱心に訓練すれば、あなたにも解けるかもしれない、とあった。。。

が。。。最後は、海辺で、主人公が、その探偵からの紙切れを破って。。。end。。。

どうなんだろ。気づいた頃には大事な人はいない。。か。

それとも。。。探偵は、助かったのか。。死んだのかは、わからない。

生きているか死んでいるか、わからないとか。。。旦那さんが、急に出て行って、とか。

舞は、急にリンクした。。
今頃なにをしているのだろうか、俊は。。と、思うと舞は泣いてしまったのです。
もう、俊のことは忘れたはずなのに。
「舞さん。。。大丈夫ですか。。元旦那さん、とか、なんか映画のチョイス。。。良くなかったでしょうか。」駿栄が、必死に気を遣ってくれるのがわかる。。。

元旦那がどーとかこーやとか。。映画の選択を間違えてしまったか。駿栄は気がかり。。だけれど。。。舞は、「ありがとう。」とにっこり。。飲みにいきましょう。

「あ。舞さんが笑ったくさいけど、笑顔に、カンパイ」二人ははしゃぎながらバーへ。。。




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なんだろう。。。ばっかみたい。。私。

テキトーに、独身だのバツイチ子ども無しだの。。テキトーにテキトーに。。言っとけばいーものを。。。アバンチュールは大げさだけどっ。そんなマジメに、前の旦那に子どもふたり、今の旦那にも、とか。。。こんなのに。。マジメに考えた方がおっかしー。

どうせ。ここで、お食事だけしてバイバイ。、なんだし。。ハリネズミの
舞は。。。目の前のはじめてあったビーグルの可愛い男の子。。。駿栄に、舞という
本名も。ある程度。。自分のことも、名古屋から来た事もまともに話してしまう。

あっ。。。こんなナンパ。。テキトーに済ませば良いに決まっているのにスラスラ。。知らない土地だから。。。しかし、舞は

小料理屋の女将とか身元の身元までは。。。それは黙っていました、私は既婚者だからね。この子独身だし。。。ま。。万が一のなんかあったら、この子が旦那から訴えられる立場なんだけど。。。私も女将としてお店を持ってる立場。。スキャンダルは、まずいし。。。こんな名古屋から離れた場で。。ちょっと

考えすぎかもしれないけど。。。
それでも。。
ことのほか。。。駿栄といるのが楽しい。。お互いに、アボガドが大好きとかねー。。共通点が見つかって嬉しい。。

なんだか、とっても。。。
新鮮な気持ち。それが。。。功をなしたのか。。スラスラ。。。喋ってしまう。今日は、一緒に来た子どもが滞在先の子どものプルメリア島の友達んちで夜も過ごすって電話があった。。。なんて。。そんな事まですら。。。

馬鹿正直に漏らしてしまった。。。ビーグルの駿栄は、喜んで、じゃ、今日は仕事も休みなんだし。夜までお付き合いください。舞さん。

ビーグルの駿栄は、もちろん自分がごちそうしますから、と。言うと、ビビットの伝票を取り。。てっきり駿栄が、パパ活。。。というか、ママ活。。みたいな事をしている子かと思い。。当然ながら、

舞は、どうせ。
私に支払いを求めてきて当たり前だと思ったが。。意外と言うか、拍子抜けしながらも。。。男らしいというか、しっかりしてると言うか。ナンパなら当然男性の支払いは当たり前なんだけど。。。２０歳以上歳下の男の子が、ママカツじゃなくって

純粋な、ナンパか。ナンパに純粋もへったくれもないけれど。。「いいのかしら、、、あの。」と、舞が言うと、駿栄は、「当然ですよ、僕から声を掛けたんだ。男に恥をかかさないでください。」

駿栄は、支払いをサッと済ませて、「ごちそうさま」と、お会計の際にお会計したスタッフに頭を下げた。舞も、ごちそうさまと、駿栄とスタッフに頭を下げると、

この子はしっかりしてるわ。。。お客様の立場でも、うちの小料理屋蝶々でも、、、一流の人ほどお会計していただいたのに、ごちそうさま、ありがとう、美味しかったです。と頭を下げてくださる。。。
さすがに、小料理屋蝶々は、ある程度のお値段なので、客層はそれなりに悪くはないのだけれどね。。。駿栄は、なかなか。。

良い家庭で、しっかり躾られた子かもしれないわ。。と感心しました。駿栄は、「車だと便利なんだけどー、後でお酒飲みましょうよ。舞さん、さっきお酒はイケる口って言ってたからね。。海辺の方にタクシーで出て。せっかくこちらに来てるんだから、街中より海を楽しまないとさ。海辺に映画館もありますから。映画見て、そのあと飲みましょう。」すっかり。。。駿栄のペースで、だわ。。。だけども。。。駿栄の笑顔に

舞もまんざらではないし。お酒には強いし大丈夫。。見知らぬ場で羽根を伸ばす。、なんとも新鮮なきもち。。。ワクワクしてくる。さっきのビビットだけ。。。ビビットで、たかがせいぜいお食事だけのはずだったのに。。。それが。。こんな気持ちは。。本当久しぶり。。。

駿栄は、タクシーを止めて、舞と乗り込み。海辺へ向かいました。

そして。。。こちらは、木蓮寺にて。。。


「うわぁ」ココアは、木蓮寺の庭園から、海辺の夕陽を眺めました。木蓮寺の庭園そのものが凄いので、木蓮和尚が、炊事をしている間に、ココアと、笑さんと茶目コは、庭園を散策しました。日の出から日没まで。。。が、木蓮寺の参拝時間なので、観光客も潮が引くように帰っていき。
すると、「まぁ、まぁ。お久しぶりじゃい、笑さんに茶目コさん。その節はお招きありがとう。、。お友達も一緒に良く来てくださいました。」木蓮和尚のお母さん、濃紫婆さんがやってきました。
この夏に
笑〜が、神楽町の十六夜川の河床料理にご招待いたしまして。あれ以来。。。濃紫婆さんは、相変わらずお元気でかくしゃくとしています。「まぁっ、大奥様。お久しぶりでございます、こちらは、アマゾネスサンクチュアリィのお客様のココアちゃんです。名古屋からね。」「ココアです。はじめまして。スッゴいですね。。夕焼け。綺麗。お庭もスッゴくて。びっくり。」「オホホ。今日は、メインが。。。ピンクというか、ラベンダーというか。。毎日毎日、オレンジだの茜色だの紫だの。。。毎日毎日日が暮れる空色が全然違うのもおもしろいぞ。」

一方で、木蓮寺の客室にいるのは、ヴィーナスと、シュナマロンとベルモですが。、、シュナ坊が、女の子みたいになっていたので、木蓮和尚や、紫子さんやチワワのミーナとココナは、大騒ぎしていましたが。
シュナマロンは、シュナ坊に、
明日ぐらいには元どおり。。。
女性専用の
アマゾネスサンクチュアリィに行ってヴィーナスのアシスタントだから、三日間シュナ坊を女の子。シュナマロンちゃんにしたのみ。
そーゆーこと。。かぁ。。
なるほどなるほど、ね。

木蓮寺客室で、ベルモ、ヴィーナス、シュナマロン。。チワワのミーナにココナは、小坊主さんに
木蓮和尚の
マンダリン卿の慰問の御礼にいただきましたジュースを出されて。。。

それにしても。。。ベルモに元気がありません。「ドシタノ」だいたいは、体型通りにおっとりしていて。。。のんきなベルモが。。。ベルモは。。。目に涙を浮かべました。
いったい。。。
どうしたのでしょうか。。。

さて。さて。こちらは、ホストクラブ熱帯夜。。。夜７時キッカリにドレスアップしたダイヤさんと、ラブと純ちゃんは、アマゾネスサンクチュアリィのお祝いの品を東雲トキオ氏から、受け取りにやってきました。

ほぉ。。。美しいシャンデリア。。おとぎ話の様なゆるやかで優雅な螺旋階段。。女神のオブジェもうやうやしい。
夜のとばりが開ける頃。。、お姫様たちのために作られたしつらえ。。
アマゾネスサンクチュアリィほどではないにしろ、なかなかのラグジュアリーな大人気ある雰囲気は、さすがです。スッとした鹿の黒服が、いらっしゃいませ、ご指名は。。

と、ダイヤさんに聞くと、「あの、葉月さんの用事で東雲トキオさんにお伺いを」と、言うと「あ、ああっ。東雲さん、」とお待ちくださいね、とにっこりして言うと。。。

「お姫様方、ようこそ。あ、あれっ、あの、だ、ダイヤさん」トキオは、もともと葉月からのミッションでこの熱帯夜の元ホストのアポロン、ルイ三世を調査していましたが、、、そのままなかなか水に合い、ホストを続けていますが。。。あの時、月のサナトリウムウォーターサプライで、オーナーの葉月さんが、盲目のダイヤさんを大事にしていたけど。。。え。。。ダイヤさん、目が見えるようになったの。。。もしかして、あの葉月さんの特殊細胞でも移植したのかなー。とにかく、ダイヤさんが元気なのを見てびっくり
「もちろん、目は見えてますよ。それどころか、今はもう大好きな運転も任されて。リムジンや、外車にも乗ってるの。それは後ほど。。。あっ、こちらは、アマゾネスサンクチュアリィの臨時スタッフのお嬢さん、恋さんとタピ丘さん。」タピ丘こと、純ちゃんは、ドレスアップで、変装のどの強い眼鏡は、取っていますが、
ヴィーナスの、三日間、整形ではなく本人を最高に美しく輝かせるシンデレラメイクの施術というか、魔術を受けています。「ややや、可愛いトキさん、ヘルプさせてください。。。」新人ホストの声がします。「あっ、では。。こちらへ、足元ヒールなんでお気をつけてくださいね、2時間ごちそうしますよ。どーぞ。ご遠慮なさらずに。。ごちそうしますから、なんでも飲んでください。。お嬢さん方はお酒は飲めるの」席に案内され座ると。。。「残念ながら、二人とも未成年だし。私は車だから。」ダイヤさんが言うと、トキオは、「ならね、僕お金出しますから、代行呼びましょう。代行で、運転してもらって。ダイヤさん飲みなよ。お帰りのタクシー代も持ちます、こちらが頼んで来ていただいてるし、本当に葉月さんは恩人も恩人で。」トキオの話だと。。。も〜、感謝しきり。。

東雲トキオ、本名東雲ケンは、月のサナトリウムで清掃員で働いている母親をたまに車で迎えに来ていました。月のサナトリウムのオーナーの葉月さんは、葉月に、息子のケンが定職につかないのを嘆いてはおりましたが。。。

葉月からすると、まだ息子さんは、ハタチだし。本当にやりたいことを見つける時期かもしれないし、少なくとも引きこもりではなく、色々仕事をし、バックパッカーをし。。払える時は家にもきちんとお金を入れているようだし。世代が違うと、考え方や生き方も違ってくるから、子どもが、視野を広げるチャンス。親が言ってはいけない、とさとしました。

また、ホストクラブで働くようになり、東雲ケンのお母さんが葉月に、息子が、ホストをやめないと泣きついてきましたが。。。

葉月は、もともと。。。飲み屋の家系。ホストクラブは無いけれど。。水商売には、全く偏見はありません。
東雲母さんに、「ケンちゃんも、いつまでもホストはやらないと思うし。。中には事業を起こすための資金と、社会勉強の為にホストをやっている男性もいると思うし。私は家が水商売だけど。。。で、店に遊びがてら子どもの時から出たりしてたんだけどね。そりゃ、勉強になるわよピシッとスーツきたうやうやしいいい歳こいたおっさんが、見栄を張ったり、本音が出たり。もー、きっぷのいい人からせこい人やら、とんでもないボケやら。。ステキな紳士とか。。。人間観察がおもしろいし。
人間観察が、ってより、生命体観察ね、私ら宇宙人だし。

昼間のビジネスの人間関係を裏側から見るというか。闇稼業じゃないけど、裏も表も人も社会も両方ともみといた方が得だからね。」会社で見せない、家で見せない、地位がある人のそんな姿を思わず見たりとか。。

それから。、。思わぬ人脈ができるかもしれないし。少なくともケンちゃんが喜んで働いているのですから。応援してあげてくださいと、、。葉月さんは、わざわざあいだに入って本当に東雲母さんを説得してくれたのです。
東雲ケンは、母親思いのところもありましたし。葉月さんも。。。自分はホステスに向いてはいないとは思うけれど。。実家の商売がらみ。。。赤ちゃんの頃から店で遊んでいて。。いざと言う時は。口はうまいと言うか。。。素人をうまくまるめこむというか。。。

葉月さん本人は、熱帯夜に来なくても、あ、葉月さんは、恋人ができてホストクラブに自分は行かないで部下に楽しませてあげて貞淑で、優しいな、とか。東雲トキオはトキオで、あの、アマゾネスサンクチュアリィや、宇宙銀行の天才投資家の葉月さんの親しい関係者とあれば、評判よく株もあがります。「本当に葉月さんのおかげです。」トキオが言うと、「本当にね、私もどれだけお世話になったかわからないわ。いまこうしてるなんて。。まさかまさかの事なんだし。。。」ダイヤさんは、心中未遂を起こしたことや。。。ダイヤさんをうまく騙して利用したイヴァンさんを殺害しようとも本気で考えていましたが。。、葉月さんが、それを止めたのです。止めて、イヴァンさんのことを考えないように引き離しました。。。

ダイヤさんは。
死んでいたかもしれない。犯罪者になっていたかもしれない。。。それが、葉月さんのおかげで。ここでこうして笑っていられるなんて。。。

なんだかんだ言って葉月さんは優しい。自身がわがままで、自由奔放なせいであまりがまんしてこなかったせいか、他人に八つ当たりをする必要もないし。葉月さんの金星の実家は水商売ですが。。。だからかもう、わざわざ飲み屋へ行きたくない。というか、飲み屋に興味もない、のはありました。。。

飲み屋。。。実家はクラブとスナック持ちですが、葉月は、店に遊びがてらなんとなくホステスみたいな事を子どもの頃から多少はしていましたが。。。自分では、いいかなもう。感情もストレートに顔に出る方だし、色恋を売りカケヒキを、だとかメンドクサだし。。。そもそもの男っぽいガサツな性格でわがままだし、尽くすより尽くされた方が好きな私にホステスは向かない。特に男性には好き嫌いは激しいし。生理的に無理なタイプに媚びろとか、ムリ

テキトーに遊びがてら行き、昔からの常連さんにチヤホヤされるのは楽しいけどなぁ。
まぁ、このトキオの招待も。。、部下に任せます。トキオには、悪いことしたかもしれないけど、なにかと注目される立場。。アマゾネスサンクチュアリィオープニング早々に。。。遊び歩いていると勘違いされるのもね。。。

今のネットは。。コワイし。

さて。。。熱帯夜。ダイヤさんは、大好きなワインをオーダーしました。だいたいのアルコールはなんでも飲めますが、なかでも赤ワインが大好きです。恋とタピ丘お嬢さん二人は、ピーチネーブルのジュースにしました。

すると。。入り口付近で、何やらもめ事みたいな。。。「あら。。聞いたような声だわ。」ダイヤさんが言います。「そうね。」恋もタピ丘も。。？

ナンバーワンを出せみたいに聞こえてきます。「み。。みなさんごめんなさい。」トキオのヘルプのフェネックの饗が、お客様達。。気分害さないかなぁと、心配をしています。。恋や、タピ丘が可愛いので緊張もして必死なのでしょう。。。

「たまに。。。いるんですよ。、お客様の悪口はいけませんが。」トキオが言うと、ダイヤさんは、「遊びのルールを守らないのはそんなお店にそぐわないお客が悪いのよ」

綺麗に遊べっ。。。気分が壊れるだろー、と、その場にいた誰もが思いました。。。

おープン早々。。お下品な

金はいくらでもあるんだから、どーのこーの、ギャンギャンまぁ。。下品な。。？あっ、。。

そうそう。。チラッと覗くと、それはそれは、やはりもう、あのバブーンの母娘。。バーバラとリア参上だった。。。プーなんでこんなとこまで。。。一緒なのよっ。。。




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小学生組たち。。。

ミリオンのいる。プルメリア島の黒蝶貝区、アクアオーシャンの海辺の海の家のクワタ、で。
これから飲むから。。とやって来た
お酒を飲んでいないご主人の幼なじみの近所の常連さんが、海の家クワタのバンで小学生組たちを、木蓮寺に送ってくれる事になりました。ご主人の桑田さんは飲んでるし。。今日のアルバイトの子は免許はないし。

ヴィーナスに捕まって木蓮寺にワープすれば良いけど。。。。
シュナマロン、ココアちゃん、笑〜、茶目コの4人だから。。。ちょっとヴィーナスが後で疲れるんだよね。。ミリオンも、ワープできると思うけど、ヴィーナスと出会うまで、手脚が伸びるのは知っていたけど、飛べるとか、ワープすることを知らなくて。。。まだまだ、思ってた場所からワープが、ズレたりで。。。イマイチ。。。

まぁ、だけどヴィーナスもワガママに見えて社交的そつなくで、ワープできるのに。。。
車で
送ってあげる、の申し出は、よほど緊急時急ぎの用事や、ヤバイ相手でもない限りは、ありがたく感謝して受け入れる、と。芸術家美術家のわりに人付き合いや、いろいろな付き合いが好きな方で。乗り物に乗ることも好きな意図もありました。

海の家クワタで、ごちそうになった小学生達は。。。
ありがとうございました。ごちそうさまでした。新鮮で海をまるごと食べているような感じでした。なんて、ワイワイお礼を言って。「あたしも、これから塾の指導があるからね。。。残念だけど。まぁ、また来てね。ベルモに変なお説教話しでもしてもらってちょうだい。」ミリオンが言いました。
ヴィーナスは、またお礼がてら尋ねたら、感謝の花火を打ち上げるわ。ヴィーナスは、空間マジックで、空間イリュージョン。屋内の雰囲気をガラッと変えることもできますが、
もうちょっとだけ、技術高く空に花火を打ち上げる事もできます。
常連さんたちは。。。相変わらず酔っ払って。。
楽しみにしてる、バイバーい。
海の家クワタも。
たまに。。漁師さん同士だと、酔っ払って気性が激しいもの同士の分殴り合い。。。とかあるらしいけど、でも。。仕事の喧嘩で、本人同士だけ、だし。。いつも明るいお酒、ではあるらしい。。

ミリオンは、ベルモとともに、このアクアオーシャンに、笹舟に乗せられて流されてきて。
たまたまロングバケーション中の海の家クワタと、ご主人千範さんの息子さんの経営する旅館海の灯りの常連さんが、早朝釣りに来て発見したのです。ナンジャこりゃ。なんで、海に２つ笹舟が。。。と、違和感を感じた釣り人が見るとそれぞれ。。。青い粒と、水色の粒が。。。

水色はベルモですが。。。仮死状態のため、もともと黄色が水色に。だんだんと元気になってきて、最終的にレモンイエローになりましたが、本来なら

ベルモは黄色、原色です。しかし、黄色まで戻らずレモンイエロー。そのせいか、半分死の世界に繋がるというか霊感持ちです。

釣り人さんは、普段から海外を行き来する身で、どうも、この青い方は生きてるみたいなんだけどな。とりあえず、桑田さんの大将に見せてみよう、と桑田さんに二匹の奇妙な生き物を持っていきました。海外でも、なかなか見ない。。なんだろこれ。。と釣り人さんは、海の家クワタの大将千範さんに見せますが。。。

「なんか。。。宇宙人の。。。赤ちゃんだろうな。。？プルメリア島にも、ここの観光客にも宇宙人はたまーにくるけど。。よくわかんないけど、多分。。正体不明なUMAって事で。」


「可哀想ですね。親が間引きして、弱ってるから、宇宙に連れて行かず海に捨てたのかもしれませんね、水色の方は。。。どうも、ダメかもしれない。」「青い方は、息をしてる。。多分。。、連れて帰りますか」「わたしは、また東京に戻ったらすぐに、スペインです。独身だし、誰か育ててくれる人心あたりないですか。。。」釣り人は言いました。。、

「ん、それなら、ワシらが。もう、ここの道楽商売だけで、旅館は息子夫婦に譲ったし、こっちの水色は、。。。残念だけど亡くなっているかも。木蓮寺で、せめてもの木蓮和尚様にお葬いをしてもらうか。。木蓮和尚に、それと。。。得体の知れない粒を育てて大丈夫かなー、とか、相談してみよ。。」


育てて大丈夫かなー、とは、言っても。。。
育てる気まんまんな桑田の大将
桑田さんはなんだか、好奇心にかられてもいました。この未知の生物を育ててみるワクワクさと怖さに。。。

と。ベルモは、死んだものと勘違いされお葬式をあげにと相談で大将の千範が菩提寺の木蓮和尚様の元に連れて行って。。。


やっぱり。。。UMA。、宇宙人みたいなもんかなぁ。。。しばらく様子を見てみるがいい。肉食獣って事はなかろうし。肉食獣でも、きちんと小さな頃から可愛がって躾ければ大丈夫じゃろうし。。。と、木蓮和尚は。。桑田さんに言って。。。ベルモは、預かり

木蓮和尚が、
お葬式をあげようとしたら。。。実はベルモがピクッと動き、生きていて、木蓮寺の夫妻が手厚く看病したところ。。。ベルモはレモンイエローになり。
桑田さんに、ベルモが生きている事を話して、お互い相談しながら育てよう。1人よりふたり。。。と言って、
そのまま木蓮寺の子どもになりました。和尚様夫婦は、ベルモを僧侶にする気など全くありませんでした。なんせ今時の子ですし。。。

それどころか、ベルモが僧侶なんて予想すらしていませんでした。。。
ところが。。。物心つくと率先してお寺の雑用を手伝ったり。お経が子守唄、木魚や鐘や、仏像がベストな遊び道具のベルモ。
ベルモから、木蓮和尚へ。。。
ある日。おはなしがございます。
とうとう、わたしは僧侶になります、と。。。僧侶になりたい、ではなく僧侶になります、と断定。

木蓮寺の和尚夫妻は。。。ベルモには、普通の結婚を。。と思っていました。敷地内の木蓮幼稚園の保育士の仕事は、微笑ましく賛成していましたが。。。

「いまどき。。。たくさん職業の選択はあるし、なにもそう早まらんでも。」と木蓮和尚は言うのですが、「木蓮和尚は、檀家様やお客様に、職業選択の自由、子供には無理やり親が押しつけずに子供の自由意志を尊重なさいと御説法なさいます。それは、嘘だったんですか。」と、言ってきかないのです。
その眼を見ると。。。
固い決心でした。

シェフに憧れたお寺の女姉妹ばかりの一人息子の木蓮和尚は。。変な子。とかなり驚きました。。。

ミリオンの桑田家は、木蓮寺の檀家なので、千範は、木蓮和尚にミリオンの育児相談がてらに、赤ちゃんの頃からたびたびミリオンをベルモと遊ばせるために木蓮寺に連れていきましたが、
ミリオンは、木蓮寺からの帰りしな千範に、たびたび「ベルちゃんが、すぐお説教してくる。仏様がどうのこーのと。怖い」と非科学的嫌いな資質のミリオンが言いました。。。

ミリオンの
躾相談と言っても、多分宇宙人。地球外生命体のせいか。。。なんでもスイスイやってしまうし。すぐに言葉を覚えるし。、、なんでも食べるし。。。それに、、、とっても賢い。

ミリオンとベルモは、仲は良いのですが、木蓮幼稚園の子供や、木蓮寺檀家さんの同じぐらいの年齢の子供達と遊ぶと、ミリオンは、子供達と、「そんなことすると、自分に返ってきますよー、だ。」と、ベルモのお説教の口マネをしてベルモをからかいました。
いまも、ミリオンは、ベルモがお説教じみてくると、変な印鑑や壺を売らないでよー悟りの証文とか、おかしなもの売りつけないでしょうね。と、からかいますが。。
もちろん、キツい冗談で、木蓮寺も一般的なお寺で、というより国宝です。さぁ。。。海の家クワタの車はそんな木蓮寺に着きました。「うわぁ」小さな子供で神社仏閣に興味がないお年頃のココアですら、木蓮寺には圧倒されました。。。海の家クワタでは、クジラやイルカが、お酒を買いに来たり。。。びっくりしたけど感動したなぁ。日常非日常時問わずして、心に刻まれる感動や感激は、人生を豊かにしてくれます。
人は
トラウマ、ショックや恐怖や傷ついた経験や体験もあるのですが。。。

実は。。。同じぐらいか改めてみれば、それ以上に素晴らしい体験や感動もあるもので。ささやかな喜びから感度を高く。。。喜びも悲しみも。。。たくさんの経験を重ねて奥深い人間性が形成されていきます。

それで、こちらは。同じくプルメリア島のアマゾネスサンクチュアリィ。社長室

「あたしが行ってもいいんだけどね。」葉月に、東雲ケンから電話がかかってきました。

東雲ケン。。しののめけん、は、トキオという名前で、葉月さんの元旦那さんのペルセウスのホストクラブ熱帯夜に潜入して調査ミッションを受けていましたが、天職なのか、そのまま熱帯夜のホストとして働いています。

ミイラ取りがミイラになる。
もともと葉月さんがオーナーの月のサナトリウムの月の宇宙人の清掃のおばちゃんの東雲さをやが、息子さんが定職につかない、葉月さんとおなじぐらいのハタチぐらいで、と愚痴をこぼしていましたが、東雲さんの話しを聞いていると、

バックパッカーみたいな事をしていてある程度働いたら旅行に行ったり。あれは、チンタラ自分探しとかなんだかんだへりくつこくタイプの子かねと苦々しく嘆いていましたが、

ところが、同世代の葉月さんからしてみたら。。。環境適応能力も高いんでしょうし。若いうちに経験を買い、若い頃はバックパッカーみたいな生活をしても、最終的に事業をはじめたり、ノマドワーカーで、パソコンだけで旅行がてら跳び回り仕事をする人もいるわけだから、、、

引きこもっているより全然まともじゃないの。世代が違えば自分と社会に対しての考えも違って当たり前だし。時代の変化が急激だから、昔のような考えでは、社会で残っていけないわよ、と、東雲さんにアドバイスをし、葉月さんが息子さんのケンに、アポロン調査ミッションを任命して、ホストクラブ熱帯夜で

ホスト東雲トキオとして働き、もともと美形で活発だし、頭の回転も早く気もききますので、ホストの仕事が楽しくなり、実はそのまま

プルメリア島に住みホストクラブ熱帯夜で働いています。もちろん、いつまでもホストはやらないけど、お金を稼いで、旅行と将来的には自分で会社も興したいし。

葉月さんは、いろいろよくしてくれた恩人だから、お祝いに二時間自分がお金払いますから飲み放題で招待して、アマゾネスサンクチュアリィのオープニングのお祝いのシャンパンを渡したいのですが。。。東雲トキオ。。ケンは、男性だから、アマゾネスサンクチュアリィにお祝いを持っていけないし。。。

しかし。葉月さんは、まだなにかと夜もやることはあるし。。。「それにね、ケンちゃん。」「わかってますよ、葉月さん。葉月さんが、うちにきたら、マスコミにリークされて。。。恋人にバレちゃうね。別にお付き合いで、なんだけど。。自分の恋人がホストクラブなんて。。。男はそりゃ、嫌だろうしね、」「じゃあさ。。、従業員に取りに行ってもらうのはどうかな。お酒は飲まなくていいから。あなたの自腹でしょ、お酒を飲まない従業員に取りに行ってもらう。」「いいんですか。。。お酒ぐらいごちそうしてもいいのに、ホント葉月さんは、恩人だし。でも、ソフトドリンクだけでも来てくださる姫様にごちそうさせてくださいよ。」電話の向こうでケンが嬉しそうに言いました。

ダイヤさんの車が見えて、葉月は、なにげなく庭に出ました。
アマゾネスサンクチュアリィに戻ってきたダイヤさんと、メイドのふたり。
「あらま燭台までいただいちゃって。。。で。これも、、、お祝いの品々。。。」葉月さんは、ダイヤさんやメイドの恋やタピ丘が。。。戻ってきて、たくさんの贈り物を抱えてきたので、恐縮しました。
「あらまぁ。。。笑〜ちゃんところだから。。スッゴいわねー御返しをなんか。。。」と葉月さんが言うので、メイドの恋。。。福の神ラブですが。。。

恋は、「だけど、またそうしたら、笑〜の事だから、御礼が何倍返しだとかなるわよ。笑〜は、していただいた事は三倍ぐらいにして御返ししないと気が済まないしそういう精神だしね。コテンパンの恨みの復讐の何倍返しだも、いいかもしれないけど、、、そんな問題より、していただきました事には、感謝として気持ちを込めて形であらわさないと、と言うし。。。だからさ、電話で御礼言っときゃいいのよ。こちらもHILLSの顧客になるんだし、笑〜も今回オープニングのお客様にご招待いただいてるし、それでじゅうぶんだわよー。」「御礼の電話をすぐにするわ。。。ところで、ダイヤさん、今晩７時から2時間ぐらい空いてる」「空いてるというか、まだ業務時間ですよ。」
「実はねー、月のサナトリウムの清掃員に東雲さんっていたでしょ。」「あら、働き者の。」「東雲さんの息子さんの健くんが、ほら、アポロンの調査ミッションで熱帯夜のホストになったじゃない？」「ええ。なんとなく覚えてます。あのかっこいい子ですね？」「あの子、あれから熱帯夜でホストをいましてるのよね、で、お世話になったのと、アマゾネスサンクチュアリィオープニングのお祝い兼御礼に、って2時間ぐらいごちそうするのと、シャンパンの贈り物があるから、取りに行ってもらえない車だから飲まなくても、ソフトドリンク少し飲んで、帰ってきたらシャンパン飲めば良いし。」「葉月さんは行かれないのですか」「ほら。。。わたしは。。ちょっとマスコミが、あれやこれや、と。」
「そうですよね、遊んでるとか、ホスト遊びとか、誤解して面白くない人もいますよね。それに。。。パピルスさんに誤解されたら。。。でも。。。ホストさん達は、若いしなんか、わたしが行くのは場違いな。。」「あっ、それなら、ラブちゃんや純ちゃんも行けばいいのよ。お酒は飲まなくていいから。」「わっ。」おもしろそう。イケメン好きのラブが言います。。逆に純ちゃんは、なんだか苦手だわ。。。と感じました。
ま。。。ダイヤさんやラブちゃんもいるし。

「じゃ。セクシャリティーから、自分の好きなドレスとかバックでも選んで早めに仕事終わったら、ちょっとなんか食べて７時には、熱帯夜にね。飲まないなら、ダイヤさん車で行けばいいし。ケンくん、あ、お店ではトキオか。トキちゃんによろしく言っといてね。」セクシャリティーとは、アマゾネスサンクチュアリィのブティック兼貸衣装。。

ヒグマの洒落柿社長のブランドです。
ヴィーナスからは、葉月さんに、ミリオンちからベルモんちに行くから。夜ご飯みんないらない。とLINEが入ります。






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「じ。。。純ちゃん、純ちゃん。どうしたの純ちゃん。。。」ラブが純ちゃんに言うと、純ちゃんは、とりあえずラブの手を取り
サッとカジュアルレストラン
ビビットを離れて。。、

「あたしの。地元の同級生が、、、舞さんとあのお店で食事してるのよ。」「は純ちゃんの同級生って言ったら、１９かハタチぐらいよね。。。なんかのネットの趣味サークルとか、」ラブが言います。「うん。わたしは三月の早生まれだから、１９歳だけど。。なんで。。同級生って言っても。男の子なのよ。。。それが。。。」「えー、2人きり」「うん。。。見たところ。。。舞さん、今日は、知人に会うみたいな事を私に言ってたわ。なんだろ。。。」「ち、ちょっと、ちょっとまさか、まさか。パパ活ってこと」
「舞さん。経済的に豊かで旦那様も経営者で、ご自分も女将さんだし。。。」「わ。子ども預けてアバンチュール。。ま。。。まぁ。。。わたしの相談者にも、不倫のパターンはたくさんあるけどー」ラブが言います。。
「それにしても、、、同級生は、駿栄って言うんだけど、、駿栄、プルメリア島に出てきたのかしら。。」「仲良いの」「まぁ、近所だけど子どもの頃から知ってるけど、わたしは進学で、神楽町に出てきて、特に連絡取ってるわけじゃないしね。でも、あの子んち、医者とか弁護士とか、政治家とか親戚身内が、東大出て当たり前みたいな家でね。その他5大学がうかろうが、東大以外は馬鹿って家なのよ。。。」
東王大学。。。通称、東大。日本一の大学であります。。。
「な、、、なんじゃ、そら、コント」「本当本当。。。で、駿栄は賢いけど東大に受かるほどではないから、、、肩身が狭いらしくて。兄さん姉さん東大だし。」「そんなん、なんなの、人権侵害もたいがいにしろ、だわね。、東大出て犯罪者になる人もいるのに。、、国を動かす人も、犯罪者も。作るじゃん。」

とにかく、舞さんはアマゾネスサンクチュアリィのお客様だし、あまり、プライバシーに突っ込むのはよくないだから、このあたりからは、離れましょひとまず、ラブと純ちゃんは、ビビットから離れた雰囲気の素敵なカフェに入りました。

もしも。。、舞さんが見られてヤバいなってとこに私たちがいたら、来ていただいたお客様に失礼だしね。とにかく、お客様の気分を害してはいけないし。。、

アマゾネスサンクチュアリィのオーナーの
葉月さんからは、2人とも時々臨時でアルバイトに来てくれたら嬉しいわ。と、ラブと純ちゃんは言われました。たまに来ようねー、とラブと純ちゃん。。。

客室係。メイドのアルバイトは、ラブが
メイドの恋さんと純ちゃんが、メイドのタピ丘さんですが。。。カフェに入ってドリンクをオーダーすると、、、「既婚者の不倫とか、ホスト遊びだのパパ活だの。。。マジで恋愛相談者多くなってきたのよね。だけど、よそ様の話しだし、舞さんの事は黙っておくべきよね。」結婚・恋愛の福の神ラブが言います。

純ちゃんも、「でも、どうしたのかしらね。あの、駿栄が。。。地元から旅行でもしてるのかしら。」「純ちゃん、東大出レベルに近い人と一緒の学校だったの、」「東大出てって言っても、駿栄の家はわざわざ私立校や塾に行かなくても遺伝かなんかで、公立育ちでスイスイ東大出たりするのよ、むしろ、金をかけて東大へ入るなんて変って感覚みたい。。駿栄も普通の学校よ。」「な。。。なんか。。凄い話しよね。うちも、わたしと同じヨツゴの柊は学問の福の神で賢いけど、、、かと言ってみんな賢いわけじゃないし。あたしは一番アホかも。」「福の神の家系って方が凄いでしょ。それぞれが財閥総裁ってほうがよっぽどスッゴいんじゃないの。。。東大出揃いより。。。」「そうかしら。勝手に自然にたまたま生まれただけなんだけどね。笑〜も私も富〜の豊かさとお金の福の神になりたかったわと言ったら、ママに叱られたのよ。別に希望ぐらいあったっていいでしょ。」「そうなの。。。」スケールが違うわと純ちゃんは思いました。

「そーね、笑〜なんか、美と魅力の福の神でしょ、だから、母親の心が嫉妬してさ。。かわいそうな笑〜。。。」「え。嫉妬」「仕方ないでしょ。私も生まれて恋愛、結婚の女神にされていたし。。。わたしは。。。まぁ、悪くはないとは思ってるけどね。でも。だいたいの福の神、女神は、自分が美の女神になりたいのよ。」「あら。生まれてから決まるの」「生まれ持って素材が、、資質が抜きんでてる、とか、で、うちの兄妹はみんな、総裁ではあるけど。」「す。。。凄い」「でも。お金がいいじゃんね。潰しが効くわよねーと、わたしと笑〜が喋ってたらママが笑〜に怒るしね盗み聞きして割って入って文句言うなんてサイテーだわ。」

福の神。心は、生命の女神。。心と書いてココ、と読みます。ラブの兄妹は、全員財閥総裁に選ばれて生まれてきました。ハタチを超えた一番上の長子長女は嫁いで福の神の家にいませんが、宇宙や天体の女神です。
心は、生命の女神として生まれましたがおばあちゃんの美の女神のペルシャが、後任をなかなか任命せず。。。あたしじゃないんだ。と。。。福の神の女性、女神達は、ほとんど自分が美の女神になりたいのです。「あらまー、鏡よ鏡よ、の白雪姫の世界ね。、。神様たちでも。。」「まぁね、女の戦い、よね。だから、笑〜は、母の日に、生命の女神のママに、神楽町のアメージングロータスを作って贈ったのよ。生命の、質の良い眠り、美容付き、の。」「わ。噂に聞く。あれでしょ。ハスの花の中で眠って綺麗になる。。。熟睡と覚醒？」「そ。白が熟睡。ピンクは覚醒。あそこねー、なかなか予約取れないのよ、あたしでも。。偶然のキャンセルで入れるぐらいかな。でも、施術のキャンセル空きが偶然にも取れた人って運命の分岐点というか、必然だからキャンセルが取れるんだって。。。」例えば、切羽詰まった人がたまたま自殺を考えていて。。。たまたまネットで、アメージングロータスを知り、

予約なかなかできない、みたいに書かれていたのだけれど。。。覚醒の素敵な夢を見るピンクのハスのベッドが偶然キャンセルが出て取れたので。死ぬ前に。。極楽に行こう、私は自殺をするので、極楽には行けないから。。

だから。。。死ぬ前にぐらい極楽を見たいと、

利用したら。。。ピンクの蓮の花の中で眠るといろいろ自分が愛されているんだという事におーいに気づいて、もう一度やり直せる勇気が湧いてきて、自然に感謝と喜びにあふれ、人生が変わりました、私が幸せにきづかないだけの愚かものでした。。。
というレビューもありました。
なかなか取れない
キャンセル待ちが予約できるってそれは、天の計らい。。というか、本当は死にたくない自分が引き寄せた必然性なんでしょうね。

「ま、凄い。。。わ。。。私も行きたいけど、

ラブちゃんすら取れないの。」「取りたいなら、キャンセルまちを狙ってうまく取りなさい、だって。身内でガンガン来るとキリないしだらだらになっちゃう。お客様優先は当たり前だしね。」
「それは大事よ。身内だから、まけろ、とか安くしろとか言ってたら、こじれるし営業妨害だからねーでも。なかなか予約が取れないのも、もしかしたら、幸せだから必要ないのかもしれないわね。」「兄妹だから、ちょっとした貸し借りは、あるんだけどねー。さすがに。。、でも、超人気店は、甘やかし無しなのよ。で。。。アメージングロータスは、利用したことがないんだけど、あの辺は、ハスも、縁取りに水蓮が綺麗だわよ、幻想的の神秘的だしねー。」「通った事はあるわ。グーさんと一緒に。」確かに。。。ドライブというか。ハッとするような幻想的な風景が広がっていました。。一瞬、極楽浄土
なんて行ったこともないくせに、極楽浄土がまるでイメージできるような。

「まあっ。デートごちそーさま。羨ましい。」ラブは、自分がイケメンとたくさんデートをしているにもかかわらず棚にあげ。イケメンとデートする人を、まあ、羨ましいって言うくせがありました。

女性というのは、お買い物、お茶、お喋りが大好きなのですね。。。
「舞さんの事はプライバシーだから、喋らないでおくわ。グーさんに言うことじゃないもん。、でも。。。どうしたのかなぁ。。びっくりしちゃう。駿栄が。。。」エリート一家だけど。。。駿栄は、優秀じゅうぶんなのに、一族からしたら馬鹿と、馬鹿にされているみたい。。

理解者が身内に誰もいないみたいだしね。そう。。。ラブちゃんには言ってないけど、駿栄って。。。初恋の人なんだよね。近所だったから。。昔は、クラスもよく一緒だったし。。。結構仲よかって。。

でも、まぁ。。。だんだんと成長して、人間関係が広がって。。。わざわざ交流する事もなく。。。純ちゃんはとりとめなく思考します。。「ま。。いつか、アメージングロータスの施術を受けたいな。やっぱり、受けるなら覚醒、かな。純ちゃんは、」ラブが純ちゃんが1人の世界に入ったのを破ると。。。「あー、どうかな。熟睡もいいけど、覚醒はワクワクするよね。素敵ないい夢しか見ないんでしょ。面白い。」「あー、醒めたら。夢から醒めたら残念か。。。」なんだかんだなんだかんだと、お喋りしているうちに、ボチボチ。。ダイヤさんのお迎えが来るわね。ここも、美味しいし、いい雰囲気だった。。
とりとめなくお喋りし、お会計を済ますと、また待ち合わせの市街地の入り口までやってきました。ほどなくして、ダイヤさんの運転する真っ赤なオープンカーがやってきました。
「お待たせー。」「ダイヤさん、HILLSへ行ってきたの。」ヒルズとは、大きな有名デパートで、神楽町にもあり、福の神の富〜と笑〜とタチバナが中心に所持しています。ラブは経営に携わっていません。
ホテルなども、笑〜やタチバナ、富〜など共同で経営している物もあり、ラブはホテルのチャペルや結婚式場、料亭や旅館は、神社付き結婚式場付きの物件の経営に携わってはいますが、
人任せですし。。。福の神達は、遊んでいくらでも暮らせるものの、現場に出たり、学校へ通ったり、ラブみたいに時としてアルバイトをしたり。

お金の問題ではなく、時間や経験を買うのです。
謝罪や感謝の気持ちもわからなくなるからです。福の神として。莫大な資産と豊かさを持って生まれて
指導する立場ではありますが。。。

神様たちですから、素質抜きんでていて時代の先駆け、時代を作っていく立場なので、家にこもってじっとしている事はほとんどありません。彼らは

人生最高の遊び、は、仕事なのです。じっとしているより、特技を披露するのは、遊びのように楽しいのですから。

ダイヤさんは、「お祝いをたくさん貰っちゃったわ。持ちきれないから発送致します、だって。オーナーの福の神様の友人知人さんって事で、これからお取り引きを、ってアマゾネスサンクチュアリィオープニングのお祝い」

で、、、どさっと、何やら助手席には、たくさんのプレゼントが置いてありました。「ディナーのキャンドルを購入しようとしたら、いただいちゃったのよ。」なんと、燭台まで。。。「貰っちゃえばいいのよ。あー、ひとまず、オープニングスタッフのアルバイトも後明日まで。。。あの、バブーンが出好きで助かったわ。他人の事は言えないけど、猿ってじっとしておれないからね。ほとんどルームにいたらうるさくてかなわないし。」ラブが、客室係の担当バーバラとリアを思い浮かべてʅ（◞‿◟）ʃやれやれ。。。

ラブは、恋さん。レンさんと言うメイドの時の名前で、純ちゃんは、メイドの時の名前はタピ丘です。

純ちゃんは、客室係の担当ハリネズミのグーさんのお母さん舞さんと妹のココアちゃん。


舞さんに会ったらふつうにしてなきゃね。でも。。。どうして、駿栄が。。。




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