「かと言って。。。メンドクサーい。お客様を、いなすのも成長だわ。」と、まずとっかかってみたら。なんて。。ダイヤさんは、熱帯夜のキャスト連中の背中を押して。それでも、品格に問題があるなら。。出入り禁止にしちゃえば大丈夫だけど。。まずは。。。
最初は。あんまり入店時にうるさいお客様ならお店にそぐわないから、と放り出せば、みたいにダイヤさんも、言ってみたところを。。
あー。でも。ピンチはチャンスというか。。ね。。訓練にもお金にもなるわ。えへっ。
ホストクラブ熱帯夜で。、、入店そうそう。。入り口で、バブーンの母娘さん。。バーバラとリアが揉めてるらしい。。。金があるから、No.ワンを出せとか。。。しかし、このお店もご多分に漏れず。よくある、ナンバーワン以下
の方がイケメンが何人もいる。というパターン。。顔だけ、で言うなら、の話。。。三度の飯とともにイケメン好きな、バブーン母娘さん。。
ホストへ行くなら。、。金を払うなら
接するならイケメンに
タピ丘は、目の前の、女殺しと言われる生き物フェネックの饗に、「伸びるチャンスだわ。」「タピ丘さん。可愛い顔して。。イジ悪いな」饗は、恋やタピ丘が気になる様子で、ソワソワしていたのに。。そのタピ丘から変な役割りを振られてしまう。トキオが、「行ってこい。試練はジャンプ台。大きくはばたくチャーンす。」でしゃばりなバブーンは、可愛らしい男の子や、自分が主導権を握れたり、はたまた、あのパピルスのような、ジェントルマンが、好みな傾向が。
「イケメンと、リアクションよ。いいリアクションが、勝つわよー。」なんだかんだ。。。リアクションにひねりや感動があるのって。。人としてそそられるわ聞き上手は、リアクション名人と。。。ダイヤさんも、声援を。。
多分、イケイケや、三枚目、おちゃらけ、顔がよくても自己顕示欲が強いのは、お気に召さないかもしれません。ましてや。、。同族嫌悪で、ブサのでしゃばりはもってのほか。。。黒服と揉めているところに、フェネックの饗と、黒豹のジュビアが、さりげなく。。「いらっしゃいませ。お嬢様方。。」「ようこそ、お姫様」で。。。純ちゃん。。あっ、タピ丘が、さりげなく。。バブーン母娘さんは、まさかあのぶ厚いびんぞこメガネのアマゾネスサンクチュアリィのメイドのタピ丘が。。。ドレスアップして、ヴィーナスのシンデレラメイクの魔術がかかった可愛らしい女の子。。。あのメイドだとは思いません
これぞ、ほんとーに灰かぶりの下働き娘が、舞踏会のシンデレラの如くでございますタピ丘が、さっと、あらわれて。。「あ、あらっ。。。ナンバーワンは、いないのね、まだ。。。今日は。。。たまには。。目の保養、初々しい。。方を。。。」と。、、さりげなく言います。男性の闘かいの場は。。。優雅でありながらも、、裏では、戦々恐々とした場ではありますが。キャスト達もシツコくウザく、いきなり永久指名を強制的にして、お客様にウンザリされるより。、。
品よく
優雅にかろやかに、心地よく。。
男を磨くってポリシーなので、タピ丘は、お店のホストとチラッと相談して、演技しました。「あ。。。あらっ。。。ちょっとー、ナンバーワン、は、イケメンじゃないの。」と、バーバラが、現れたタピ丘に言います。「ええ。。まぁ。落ち着いて雰囲気イケメンだと思うんですが。。。あっ、でも。。。人によりけるよね、好みの問題は。。。いろいろ遊ばれてから、永久指名にした方がいいわよ。」と、ナンバースリーまでの、パネルを、タピ丘は指差しました。「えーちょっと、ちょっと、この子たちの方がずいぶん可愛いじゃない。」「素直そーだし。」バーバラとリアが言います。ちなみに、トキオは、ナンバー4で、
ナンバースリーまでが。大きなパネルでお店入って少し行った壁。。。
ナンバースリー以下のキャストは、トイレへ繋がる壁に表示してあり、一応どちらも誰でも目を通す表示です。。女殺しの生き物新人フェネックの饗と。。。そこそこ勤続、素直なんだけどいまいち女性に押しの弱いシャープな見かけとギャップがある伸び悩みの黒豹のジュビア。。。月の宇宙人トキオが、時々様子を見て伺うと。。。「なんだ。。。ナンバーワンって言うから、スッゴいイケメンか、と思ったんだけどー思ったより、平凡じゃない。あたしらは、イケメンにお酒をついでもらいたいのよね。でも、あなたたちなら合格だわ、お嬢さん、悪いけど、この二人は私たちのテーブルについてもらうから、」バーバラが、タピ丘に強引に言いました。「あらまぁ。。お目が高いわ。。」タピ丘が言いました。
「はー。。。なんとか、ひとまずは、かな、ほんと、なんかお客様に気を使っていただき。。恐縮です。」トキオは、席に戻ってきたタピ丘も含めて、三人に御礼を言いました。「こんなステキなところに招待していただいて、それぐらいわ。、」ダイヤさんがにっこりします。「それにしても。。。ダイヤさんは。。ほんと綺麗になりましたね。月のサナトリウムに、オフクロの送りむかえをした時に、庭で何回か、葉月さんに手を引かれて散歩に出てたのを見かけましたが、目が治って、見えるようになったのですか?」トキオが不思議そうに言うと。。。ダイヤさんは、笑って。。「実はあの時はもう。。。目が見えていたんだけどね。。ある事情で、盲目のままのふりをしたのよ。私は本当に、盲目にはなったけど。。。ある日突然、また、目が見えるようになったわ。」「えっ。。。役者だなぁダイヤさんも。もっと大人しい人かと思ってたのに。。。」「もともと、男兄弟に挟まれて育ったし、なにより車の運転が大好きあたしなんか、飛ぶ方が便利だと言われようが、車が好きだしあー、盲目が治ったのに車の運転ができない時は本当にストレスだらけだったわ。」ダイヤさんが言うと、トキオが、「かーちゃんに聞かせてやりたい。俺のオカンなんか、運転できないから、時間空いてたら、送れ、迎えに来てだの。免許とれ、って言うと、怖いんだと。」「女性は、助手席でいーのよ。あたしも怖くて」と、恋が言います。「あたしもペーパードライバーなのよね、」とタピ丘が言います。「話変わるけど。。それにしても。。。ホストも大変そうだけど。、相当な気を使いそうね。ゴタゴタしたり。揉めないの。。うるさいお客さんもいるでしょ」ダイヤさんが聞きます。
「まぁね。。。でも。。お客様も来ていただいて、こうだからこうじゃホストの便利や都合でこうしろ、みたいに言われたら、お金を使う方も面白くないでしょ。なんで、飲みに来て実は飽きたとか合わないとか、つまんないとか、嫌になった男に金を払うのかと。」「それは言えるわ。あたし、オラオラホストとか。。強制強要とか。。。そんな馬鹿男二度とこないもん。一度指名して良ければくるけどね。合わない場合もあるし。義理で行くほど甘くないと思うわ。」恋が言います。
なんか、こっちがいらんのに。。。うざい営業する奴って最近問題の定期縛り購入というか。。合わなくてもある程度使うのを強制的に。。とか。合えばもちろん文句はないけれど。。。
来てねーとか。。
なんにも言われないのも実は味気ないしお店にもしかして。。嫌な客だとか、嫌がられたのかなーと思ってしまうけど。
だけど過剰に来いだの、買えだの無理やり売りつけるだの。。。
それを店側は、都合よく自分らを持ち上げて。。ラブコール、ラブコールとジャンジャン押し付けられたらウザい。
ほしくないのに。。
合わなくても強制的に、って詐欺もいいところかもしれない。お金を払う時に払う方はいらないものをあちらから無理やり押し付けられたくないのだ。もちろん。。熱帯夜のお客様もほとんど無茶な遊びは、大人のルール遊びのルールでしないけれどね。
時代も、自由意志なおかつ、品位や誠意や良質を求める傾向になってきました。、遊びにおいても。。。ね。切磋琢磨の生存競争として、人として男としてキャストは磨かれていく。。足を引っ張り強制強要する様な時代でもないし。。
ホストに限らず質が良いものが残ってく時代かしら。。。もー。日本も仲良しこよしの無理やり付き合いで、玉石混交に、ぬるま湯に浸かって飛び抜けないで無理づく横並び、ってそれが良しとする文化は、はっきり言って終わったもの。。。
嫌なもんとはわざわざつきあわないし。まさに類は友を呼ぶ。。社会。。。
こちらは。。、プルメリア島の南。シアターから程近い、歩きで充分な大人の隠れ家のように。。お食事もできるバー
ブルーブルーローズビーグルの駿栄と、舞が、個室で、夜の海を眺めながらお酒を酌み交わしていました。「やっぱり。。。舞さん、笑ってた方がステキですね。泣いているのも少女らしくて可愛いけど。」という、駿栄の笑顔に。逆にドキッとしてしまう。。。からかわれてるだけ。。。からかわれてるだけなのよ。。。あたりまえじゃない。。。
ピースやグーより、歳下の子供。。「なに言ってるの、大人をからかって。。あら、シャンパンでもいただこうかしら、あなたは。飲めるんでしょ、お酒。」「強くはないんですが。。ほどほどに。。好きではあります。僕も舞さんと一緒のシャンパンで、」「まあっ。ホントはアルコールは、なにをだいたい飲んでるのかしら。」「ビールなんですけどね、だけど。。。ここは、雰囲気で、シャンパンとか、ワインとか。」「まあっ、そうなの、ビールビールが好きならビールにする、背伸びはやめて。私もほとんどビールだから、普段はね。」と、舞が言うと、「乾杯は、ビールは、ビジネスや雑談の飲み会でしょ。ここは、大人げにシャンパンで乾杯しましょうよ、ごちそうしますから、ご安心ください。」
2人の出会いに乾杯っ。。。「まぁっ、未成年のうちから嗜んでたんでしょ。」舞がシャンパングラスを乾杯したあとかかげて。。駿栄は、「さぁ。ナイショどうかなぁ」「でも。。。さっき泣いてたカラスがって感じねーそれにしても。。夜の海を見るのも素敵ねー」窓の外には、静かなる海のハーバライト。。。昼間の透明度の高い海に吸い込まれ呑み込まれそうだった。。また夜は夜で別の顔ね。。
そう、都会の風景だと、昼間の太陽のもと淡々としたビジネスマン然とした颯爽とした街が、夜の帳が下りる頃から、全く別の顔を見せ大人の隠れ家というか、色っぽい雰囲気に化ける様なギャップもおもしろい。。。都会のそんな昼間と夜の景色が全く違うのを感じると。。。あの頃を思い出す。。
俊に去られてから。。
舞は。。。夜は。。スナックで。。昼間は事務で。。いったい。。どっちが。。本当の私なんだろう。たまに、我に帰ると。。自分がまるで2人になった様な気がした。
窓の外の静かなる海の夜景。。「さっきの映画で。。。地味で静かな感じのいつもの海を観たらなんか、海育ちでも海生活でもないくせに。。。妙に懐かしく感じて身に染み入っちゃった。。。」
プルメリア島の透明度の高いポストカードの様な海を一目惚れ。。全身に電流が流れるようにしびれる感動。
だけども。。さっきのシアターの、泣いてしまった映画で。。どこにでもあるような日常的な海。、って表現もおかしいけれど。。映画のなかの地味で平凡な感じの静かな海を観たら。。。妙に安心してしまう。。。「舞さん。。。感性が豊かなんですね。初恋の女性を思い出してしまった。。」「えー、初恋の。。。」「うん。。舞さんとおんなじ。。ハリネズミの女の子で、同級生。近所の子だった。。」「あらっ。。それで、私に声をかけてきたの。。。」「一瞬、彼女を思い出して懐かしい気持ちになったんだ。。だけど。、、あの子は。、舞さんみたいにテキパキしてなかったなー。舞さんの方が魅力的。。」
駿栄は、幼なじみの純ちゃんの事を思い出していたのです。ああ。。。なんと皮肉な事に。。あの頃。
幼きあの頃は。。駿栄も、純ちゃんも、本人同士が気付かないのみ。実は既に両思いなのでした。。。あの頃は、の話し。。あの時実は。。。
「舞さん、ほんとに主婦なのなんか、年齢聞いてびっくりしたし、専業主婦じゃないよね、家に収まりきらないって感じ。。」
舞はちょっとギクっとした。なんか嘘をつく自分。経営者と知られたくない自分。。。
「あ。。。あら。家庭的じゃないってこと。。。」「ん。。。今はもう、家庭的より、きちんと自分の軸を持ってる女性がカッコいいよ。。」やはり。ずーっと働いてきて。あまり家庭を感じさせないのかもしれない。。
じゅうぶんに。。旦那の収入だけで生活できても。。
それにしても。。駿栄の初恋の女性に私が似てる。。か。私の方が素敵、だと。お世辞でも嬉しいけど。。。
どんな子なのかなぁー。駿栄は、俊に似てるような似てないような。。でも。私の初恋の人は俊。。。俊の方が素敵だけど、でも、駿栄も、なかなか。。。
全般ランキング
https://blog.with2.net/link/?2019256
2019年11月23日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9448001
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック