シーバスリーガル12年。マスターブレンダーのコリンスコット氏出演のCM好感で人気上昇中！: うまい酒を求めて

2016年11月23日

シーバスリーガル12年。マスターブレンダーのコリンスコット氏出演のCM好感で人気上昇中！

突然ですがみなさん、このCM観ましたか？

私の店のお客様から「CMでやってるシーバスリーガルってどれ？」という話をされたのが４日ほど前、
私自身はつい昨日くらいに観て、「あー、これのことか！」ってなりました。

スコッチウイスキーでCMなんて新鮮な気がするので（いや、あるかもしれないけど。）、今日はそのCM
を受けて人気急上昇中のシーバスリーガル12年を飲んでみました！

（ちなみにCMはミズナラエディションというシリーズが主題なんですが、
　前述の通り人気で買えなかったので、スタンダードボトルの12年について書きます。
　ミズナラエディションについては、後述します。）

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シーバスリーガルとは

シーバスリーガルは、1801年に創業したシーバス・ブラザーズ社が1891年に完成させた、
スコッチ・ブレンデッド・ウイスキーです。

そもそもブレンデッドウイスキーはアンドリューアッシャー氏という人が1853年に完成させた、
複数の蒸溜所のモルト原酒をブレンド（ヴァッティング）し、瓶詰めしたもののこと。
これにより、販売価格の低下、製品の安定さが実現します。

そしてこのシーバスリーガルが、
ブレンデッドウイスキーにも熟成年数を表記させることを始めました。
この熟成年数の意味ですが、たとえばこのシーバスリーガル12年の場合、
最低でも12年熟成した原酒を使ってます。という意味になります。

つまり最高のブレンデッドと名高いバランタイン17年の場合、
最低でも17年熟成した原酒を使ってます。ということですな。

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ちなみにこのシーバスリーガル、吉田茂元首相が愛飲していたことでも有名で、
日本で最も消費されるブレンデッドスコッチでもあります。

キーモルトはストラスアイラ

キーモルトとは、ブレンデッドウイスキーに高い比率でブレンドされる、
つまりキーになるウイスキーのことで、ブレンデッドウイスキーには必ず存在します。

シーバスリーガルの場合は、ストラスアイラというスコットランドのスペイサイドで作られるシングルモルトが使われます。

このキーモルト（ストラスアイラ）と
ブレンデッドウイスキー（シーバスリーガル）を飲み比べてみるのもおもしろいですよ！

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ではいざテイスティング

色・香り

ま、色は琥珀色なので割愛。笑
香りは、、グリーンアップルのニュアンスもあればナツメグのような香りも、、
ナッツとかの甘い風味もあるかなぁ、、

味
口当たりはまろやか、舌の上でとろりと広がる。。
飲み込む瞬間はピート由来の爽快感、
後味は甘くスパイシーな余韻。
うーん。改めて飲むとおいしい。。

アルコールがあまり感じられず、初心者にもおすすめかも！

と、まぁ、こんな感じ。

そういえば、CMにはマスターブレンダーのコリンスコットさんもででますね！
マスターブレンダーとはつまり原酒ブレンド時の最高責任者のこと。
長年の経験と並外れた舌、鼻がないと務まらないそう、、

CM観ながら、この人がブレンドしたのかー。って思いながら飲むのもアリかも！

ちなみにミズナラエディションとは、
日本の固有種ミズナラという木で作った樽に詰めて熟成したもののことで、
より日本人の舌に合うようになってるとか。

また、シーバスリーガルには他にも18年、21年と
より長期間熟成させたシリーズもあるので、飲み比べてみたいですね。

さ、今夜はシーバスリーガルのあるお店に飲みに行こーっと。