課長の資格「ビジネスマネジャー検定」その学習ブログ

マネジャーは、部下に業務の指示をしてその結果の報告を受けます。同じように、上司と適切なコニュニケーションをとり、自チームの活動状況などを報告しなければなりません。しかし、マネジャーの立場からの上司は、一般的に社会的地位が高く、組織の中でも経営層であったり、それに準ずる立場であったりします。組織の内外で多忙な業務を行っている人です。

その為、マネジャーは上司の多忙度を気にしすぎて、報告・連絡・相談が遅れてしまいがちです。その結果、アクシデントが発生した際の他部門などへの影響を、回避できなくなる可能性がでてきます。

マネジャーが上司とのコニュニケーションを図るためには、どんな点に注意すればよいのか？留意する点を改めて書き出してみます。




忙しそうにしている上司だからといっても、業務に関する報告が遅れる事は言い訳にはなりません。タイミングをみて積極的に業務の報告を怠らない心がけが必要です。報告を受けた上司は、マネジャーに対して安心感を持ちます。任せた仕事に対してどこまで管理されているかは、自分から報告するようにします。

特に、事故情報など悪い報告は萎縮しがちです。しかし、上司はそのような話こそ早く欲しいと思っています。マネジャー自ら対応する場合であっても報告は怠らず、どのような対応を行なうのか、などを伝えることが大切です。

緊急対応を上司の立場で行なわれれば、組織的な対応も可能になりますし、上司も協力を惜しみません。

反対に、マネジャーがアクシデント情報を報告せずにいた結果、企業の大きな不祥事に発展してしまったというケースは往々にして起きています。報告は早く実施する習慣を身につけましょう。




マネジャーが上司に報告する案件は複数あります。その内容も、人事的なものなどが含まれる頻度が増えます。このような報告の場合は、メールだけで行なうのではなく、短時間であっても面談による報告を心がけましょう。

面談のメリットは、その場面でマネジャーの気がつかなかった組織上の問題点や、対外的な対応策について指摘を受けることが可能となります。問題に対しての対応が時間を取らずに行う事ができます。




マネジャーとはいえ上司への相談事は多くあると思います。力を借りたい事などは、明確に準備して報告しましょう。

上司だからこそ対応できる問題点や対外的な問題点があるはずです。多忙な時間を割いての報告になります、上司に求めるアドバイスや、対応してほしい項目などを要領よく相談できるように準備して下さい。その際、上司が納得できる資料など判断に必要な情報を用意する事も大切です。